知らなきゃ絶対に損!運動した後にやってくる、「筋肉痛」の真実

知らなきゃ絶対に損!運動した後にやってくる、「筋肉痛」の真実

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久しぶりにスポーツをして、その日は楽しかったのに翌日「アイタタタ…」と、激しい痛みに襲われるということがありますよね。わかっているようで意外と知らない筋肉痛。今回は運動した後にやってくる、「筋肉痛」の真実をくわしく見ていきます。


筋肉痛の基礎知識①:起こる原因


筋肉痛の基礎知識①:起こる原因

通常やらないトレーニングをしたり、強度を上げすぎたあとに、筋肉痛はよく起こります。どれくらい運動をしたかや使った筋肉によって、どのように筋肉痛になるかも変わってくるのです。激しいトレーニングを行えば筋肉の中には『乳酸』という疲労物質が溜まっていくのです。これがたくさん溜まれば筋肉痛が起こるというのが、そのメカニズム。体が傷ついた筋肉繊維を修復しようと頑張っているのですね。筋肉が緊張しすぎる状態が続けば、乳酸の溜まりは避けられません。もし翌日以降の筋肉痛を避けたいという人は、最初から飛ばさずに、ほどほどのところから始めるとよいでしょう。


筋肉痛の基礎知識②:筋肉痛の種類


筋肉痛の基礎知識②:筋肉痛の種類

筋肉痛には『現発性筋肉痛』と『遅発性筋肉痛』の二種類があります。現発性筋肉痛は、トレーニング中に出る痛みのことです。こちらは運動が終了すれば、痛みは引いていくため尾を引くことはありません。一般的に言われる筋肉痛とは遅発性筋肉痛の方です。数時間後から数日後に起きます。そしてしばらくその痛みが続くのです。痛みは一日や二日で収まるケースがほとんどです。

長年筋トレをしている人たちは、遅発性の筋肉痛が大好きです。痛みがくるということは、そのあと体が大きくなるということを意味しています。筋肉は同じ刺激を与えていると慣れてしまうため、負荷を上げるかやり方を変えるなどして、絶えず鍛え続ける必要があるのです。


筋肉痛の基礎知識③:一日遅れの筋肉痛


「一日遅れの筋肉痛は老化の証」だとよく耳にすると思います。しかしこれは誤りです。筋肉痛が出るまでの期間というのは「どんなトレーニングをしたのか?」や「どこの部位を鍛えたか?」などにも影響されます。確かに加齢とともに筋繊維の損傷、回復の発生が遅くなるという事実はあります。だからと言って必ずしも、翌日に痛みがこないとは限りません。若い人でもトレーニング方法によっては、時間差で筋肉痛が来るというケースがたくさん報告されているのです。


筋肉痛の基礎知識④:筋肉痛を防止するには


筋肉痛の防止には、トレーニングする前のストレッチが重要です。これから使う筋肉を、使う方向とは真逆の向きに伸ばすのです。これをしておくことで、筋肉の動く範囲を広げることができるため、そのあとのトレーニングでかなりスムーズに動かせるのです。

また運動後のウォームアップ・ダウンとストレッチもした方がいいでしょう。体の血流をよくするために、さする程度でもかまいませんのでマッサージをして揉みほぐしたり、軽い入浴をすることがおすすめです。急に運動をやめてそのままにしておくと、血流が滞りやすくなります。筋肉がほぐれない状態のまま放置されると、筋肉痛が起こりやすくなるというわけです。

筋肉痛についてくわしく見てまいりました。そのメカニズムさえわかれば、それほど恐れることはありません。むしろ筋肉を大きくしたい人は、筋肉痛になったらそれは「自分のトレーニングがちゃんと体に負荷を与えた証拠」と捉えることもできるのです。筋トレをする前に筋肉痛のことを知っておくことは、案外重要なのです。

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