朝食抜きと筋トレでマッチョになれると話題のリーンゲインズ法とは？

ダイエットでの減量と筋肉の肥大は両立するのが難しいと言われていました、ところがある方法を使うと体重を減らしながら筋肉までつけられるというのです。今回は、ダイエットしつつ筋肉もつけられると話題の「リーンゲインズ法」についてご紹介します。

リーンゲインズ法のやり方と効果１：なぜ減量と筋肥大は両立が難しいのか？

ダイエットを目的としている人の場合、体脂肪を減らしたいのですから食事の量を減らすことをまず考えると思います。食べる量を減らせば当然１日の摂取カロリーも減るため体脂肪は徐々に減っていくでしょう。しかし、食事の量が減れば炭水化物、脂質、タンパク質と言った筋肉を作る上で欠かせない栄養素まで減ることになるため筋肉が減っていくのです。

逆に、筋肉をつけたいと考えている人は、筋トレ後に食事をしっかりと摂らなければ筋肉は増えません。そうなると体重を減らすのは難しいでしょう。このような理由から体重を減らしながら筋肉をつけるのは難しいと言われているのです。

リーンゲインズ法のやり方と効果２：食事の仕方を変える

筋トレをしている人の多くは、恐らく低カロリー高タンパク質の食事を毎日心がけていると思います。体を常にアナボリックな環境に保つために１日に摂取する食事を複数回に分けて食べていたり、筋トレをしている日もしていない日も同じような食事をしているという人もいるかもしれません。

ところがリーンゲイズ法では食事をする回数は基本1日2食です。朝食を抜くことによってインスリンの分泌量が少なくなり、脂肪が燃焼する時間帯を伸ばすことができます。

さらに筋トレをしている日と筋トレをしていない日で食事の内容を変更します。筋トレをした日はカロリーを増やすために炭水化物を多めに摂り、筋トレをしていない日は炭水化物を少なくして脂質を多く摂取します。これを一日おきに行います。

そして、炭水化物はトレーニングが終った後に摂取するようにします。夕食に1日に必要な炭水化物の多くを摂ることで空腹感を抑えることに繋がります。

リーンゲインズ法のやり方と効果３：オーバートレーニングを回避する

食事を制限すると栄養の摂取量が足りなくなるため、筋トレ後に損傷した筋肉を回復させるまで時間がかかってしまいます。それなのにハードな筋トレを続けてしまっては筋肉が回復されずにオーバートレーニングの状態に陥ってしまいます。そこで、高負荷な筋トレをしたあとに、体が回復していないと感じたらトレーニング量を減らし、しっかりと筋肉を休ませて回復させましょう。

リーンゲインズ法のやり方と効果４：ダイエットの休息日を設ける

ダイエット中は栄養をしっかりと補給できていないためにホルモンバランスが崩れ、代謝も著しく低下してしまいます。代謝が低くなった状態ではなかなか脂肪も落ちてくれないため、さらに食事を少なくしなくてはいけません。しかし、心身にストレスをかけることでコルチゾールが多く生成され、テストテロンの分泌が抑えられてしまいます。こうなるとさらに筋肉の量が減ってしまいます。

そこで、週に1度は高炭水化物、低脂肪の食事を口にする日を設けます。こうすることで、ダイエットで減少してしまったグリコーゲンを充填し、筋肉が減るのを抑える効果が期待できます。もしダイエットの期間が長くなりそうであれば、ダイエットの休息日を作りましょう。心身へのストレスを減らしホルモンバランスを通常の状態に戻すことで脂肪が燃焼しやすくなります。

ダイエットの休息日と言っても、ドカ食いして良いということではないので注意してください。あくまで体重を維持する程度に炭水化物を摂るということで、好きなだけ炭水化物を食べてしまってはそれまでの努力が無駄になってしまいます。

リーンゲインズ法を実践している人の感想

ここでは、実際にリーンゲインズ法を実践している人のツイートを見ていきましょう。










トレーニングですのでつらい部分はもちろんあると思いますが、効果が出やすい方法であるということがお分かりになったのではないでしょうか。

リーンゲイズ法は食事の仕方を変えるだけでなく、しっかりと筋トレもしなければ意味がありません。朝食を抜いたから痩せられるというものではないということを理解しておきましょう。