知っておくべき、アフターピルの副作用を徹底的に解説

知っておくべき、アフターピルの副作用を徹底的に解説

3,713 views

この記事を書いた人
セクシーな人生を。
panpan編集部
メンズ総合情報サイトpanpan[パンパン]のメイン編集デスクです。2015年にコンパ仲間とともに立ち上げ、読者にとって本当に価値のある情報提供を心がけて執筆を続けてきました。他のサイトではちょっと見られない、PanPanならではの使える恋愛ネタやテクニックを発信していきます。応援よろしくお願いいたします。
コンドームが破れていた場合など避妊に失敗してしまった時、行為後に飲んでも避妊効果のある緊急避妊薬「アフターピル」。そんなに便利な避妊薬があるなら安心。そう思ってしまいがちですが、「アフターピル」が女性の身体に及ぼすリスクは大きいもの。男性も知っておくべき、アフターピルの副作用を徹底的に解説します。


アフターピルとは


アフターピルとは

アフターピルは、性交渉後72時間以内に女性が服用する事で、排卵を停止したり子宮内膜を剥離して、受精卵の着床を防ぎます。種類は2種類あり、1つはヤッペ法と呼ばれ、副作用も強い中用量ピルの「プラノバール錠」。こちらは最初に服用してから12時間後にもう1錠を服用するタイプです。

もうひとつは、ヤッぺ法の欠点を改良して作られた「ノルレボ錠」。こちらは1回の服用で良いので飲み忘れの心配もなく、比較的副作用が少ないと言われています。

アフターピルの避妊成功率は、99%と言われていますが、性交渉から72時間以上経過していたり、ヤッぺ法での服用時、2度目のピルを飲み忘れてしまったり、2時間以内の嘔吐や子宮外妊娠の場合などによって、避妊に失敗する可能性もあります。望まない妊娠を回避するための最終手段ではありますが、絶対ではありません。


アフターピルのデメリット: 副作用


アフターピルのデメリット: 副作用

緊急避妊薬は、女性ホルモンを大量に摂取して強制的に生理を起こして妊娠を防ぐものです。99%の確率で避妊できるというメリットの裏側には、副作用というデメリットがあるんです。男性も、彼女が薬を飲んだから一安心。と、胸を撫でおろしているだけではなく、どんな副作用があって、女性がどれだけ辛く不安な思いをするのかを知っておきたいものですよね。

副作用は、その程度や期間などに個人差があります。副作用を感じなかったという方もいれば、長く酷く苦しむという方もいます。女性ホルモンが急激に増加する為に起こる拒否反応として副作用が出て、通常は24時間で治まりますが、アフターピルの服用後、ピルの成分が身体から抜けるまでの2日程度で完全に治まると言われています。しかし、服用から数日後に副作用と似た症状が出て、数日後に治まったという方や1週間から2週間続いたという方もいて、個人差が大きいことを頭に入れておきましょう。


アフターピルの副作用1: 吐き気・嘔吐


主に、多くの方が経験される副作用に「吐き気・嘔吐」があります。1度目のピルを服用してから薬2時間くらいで血中濃度が最大になる為、このぐらいから吐き気などの症状が出てくる可能性があります。

また、2度目のピルの服用時には、1度目に服用したホルモンが体内にたくさん残っている状態での更なる服用となるので、副作用も辛くなる事が多い様です。吐き気だけで何とか治まってくれれば良いのですが、服用してから2時間以内に嘔吐してしまうと効果がなくなってしまう為、嘔吐してしまったら追加の服用が必要になってしまいます。

男性は、実際苦しんでいる女性を見ているだけで、苦しみを取り除いてあげる事は出来ません。ですが、彼女もとても不安な思いをしています。傍についていてあげましょう。その際、吐き止めや車の酔い止め薬を飲むと症状を軽減させられます。そのような薬を飲ませてあげるなどしてあげて下さい。


アフターピルの副作用2: 頭痛


頭痛も、多くの方が経験される副作用のひとつです。頭痛は、大人なら誰しも一度は経験されていると思います。この辛さは男性でも容易に想像出来ますよね。あまりにも彼女が辛そうであったら、頭痛薬を飲ませてあげて下さい。


アフターピルの副作用3: 不正出血


アフターピルの服用後、3日から3週間で膣からの出血が起こります。これは、子宮の内膜が剥がれ落ちる為におこる出血ですが、排卵後すぐの服用なら少量ですみますし、排卵から少し日が経っていれば、通常の生理と近い量の出血が起こります。これを「消退出血」といって、この出血が確認できれば避妊に成功したという事になります。

この場合、大量に出血して、それが何日も続くとめまいやふらつきも起こります。人によっては、外出もできないくらいになってしまう事もあります。その期間、男性がずっとついているのは無理でしょう。ですが、できるだけ気にかけて連絡を取ったり、心使いをしてあげたいものですよね。


アフターピルの副作用4: 胸の張り・むくみ・下腹部痛


ピルを飲むとむくみが起こる事があります。それと同様に胸の張りを感じる事もあります。これは急激に増加した女性ホルモンの影響で、細胞の保水力が増してむくんしまったり、乳腺が発達して胸が張ってしまうんです。下腹部痛は、無理やりに生理に近い状態を作り出す為、生理痛に近い痛みやだるさなども症状として起こります。

そしてこれらの症状は、妊娠時に現れる症状とも似ている為、「避妊に失敗した?」と、多くの女性が不安になります。たとえ99%の成功率であるとは言っても、100%ではないからですよね。このような症状が続いていてもし出血がなかったり、生理の予定日が過ぎているのに生理がこない、という場合は、妊娠検査薬で調べてみた方が良いかも知れません。


アフターピルの副作用5: 胸痛や循環器系の異常


ピルを服用する際に、タバコを吸う人は特に注意が必要です。服用中の喫煙は、心臓や循環器系への副作用を高めてしまう可能性が高くとても危険です。服用中の喫煙は、女性はもちろんですが、そばにいる男性も控えるようにしましょう。


終わりに


アフターピルの避妊成功率は99%と言われています。ですが、100%ではない為不安になる事もあるでしょう。だからいって、多めに飲む事はやめましょう。とても危険です。そして、避妊成功率をあげる為に早めの服用と服用時間を守る事。そして、やっぱり完全な避妊ではないため、3週間を過ぎても生理が来ない場合には早めに検査を行いましょう。

アフターピルは、通常の避妊に失敗してしまった際の最終手段です。何度も服用する事はおすすめ出来ませんので、妊娠を望まないのなら日頃の避妊を徹底したいものですよね。

もし、もっと安心してセックスを楽しみたいという方は、避妊率99.9%の低用量ピルの使用をおすすめします。こちらは生理痛の緩和やニキビの改善、女性特有の病気の予防などメリットもたくさんあるピルなんです。産婦人科を受診して処方してもらいましょう。

男性も知っておくべき、アフターピルの効果と副作用、その対処法をご紹介しましたがいかがでしたか?出来ればアフターピルを飲まずに避妊したいものですが、コンドームでの避妊はつけ方によっては途中で外れてしまったり、後で見てみたら破けていた!なんて事もありえます。そんな時の為に、女性だけではなく男性も知っておいてもらいたい、そんな内容でした。

\ この記事をシェアする /

関連キーワード


TOPに戻る