中々妊娠しない…その原因、不妊症ではなくセックス不足かも

中々妊娠しない…その原因、不妊症ではなくセックス不足かも

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赤ちゃんを心待ちにしている夫婦にとって、なかなか妊娠しないと「もしかして自分かパートナーが不妊の原因を持っているのかも」とつい不安になってしまいますよね。その可能性ももちろんありますが、もしかすると原因はもっと単純なことかもしれません。なかなか妊娠しない原因は、実はセックス不足かもしれませんよ。


日本の夫婦のセックス事情


日本の夫婦のセックス事情

日本では、他の欧米諸国などに比べて夫婦間のセックスの回数が非常に少ないことで知られています。20代から40代の夫婦からの統計で、フランスやギリシャの夫婦が2、3日に1回セックスするのに対して日本の夫婦は1週間に1回との結果も出ています。また日本の夫婦の約30%以上が1年以上セックスをしていないセックスレス状態だとも言われています。

原因は様々な説がありますが、日本人は結婚すると男女が家族となり、相手に対してセクシャルな気持ちよりも家族愛を感じるようになることが有力な説です。日本人はどこか生真面目なので、普段の生活では仕事や家事などを優先してしまうところがあるのも原因かもしれませんね。


セックス不足の原因と解決法


セックス不足の原因と解決法

日本の夫婦が欧米よりもセックスの回数が少ないのには、いくつもの理由が考えられます。まずは前項で挙げた、結婚すると男女関係から家族へと関係が意識的に変わってしまうこと。そして日本人独特の真面目な正確から、セックスよりも仕事を優先して毎日の生活を送ってしまうこと。そして日本の男性には妻を褒める習慣が無いことが挙げられます。

これらの原因に挙げたことが当たり前となってしまっている夫婦が、一気に変わることは難しいことですが、少しずつでも意識を変えていくべきです。まずは男性が妻を女性として見ること。そのために昔の写真を一緒に見たり、たまには家事や子育てを休憩して、二人でデートする機会を持つことが大切です。また、いつも家事や子育てをしてくれている妻に対して、男性が感謝の念を持ち、それを言葉にして伝えること。そうすることで、女性も仕事を頑張ってくれている男性に感謝を伝えることができます。

そして最後に、二人のセックスに対する意識を変えること。子作りのためのツールではなく、相手に愛情を伝えるためのコミュニケーションツールとして、積極的に男性から女性を誘うようにしましょう。そうすることで妻も自分が女性であることを意識し続けられ、美しくあり続けられるのです。


妊娠に繋がるセックスの仕方


妊娠するにはもちろん夫婦でセックスすることが必要ですが、子作りの為だからといって排卵日にセックスするだけではもちろん妊娠の確率は高まりません。というのも、男性の精子、そして女性の卵子にはそれぞれ寿命があり、それを知っておかないと妊娠に効果的なセックスとは言えないのです。

個人差はありますが、基本的に精子の寿命は射精されてから約1週間程度、そのうち妊娠能力が高いのは2〜3日と言われています。それに対して卵子の寿命は12~36時間ほどで、しかも妊娠しやすい受精可能間は6〜8時間と言われています。そんな時間の制約があるなか卵子がいつ排卵されるかは、女性本人すらわかりません。つまり、いつ排卵されるかわからない卵子を受精させようと思ったら、排卵日近くにできるだけ多くセックスをし、新鮮な精子が排卵する前に子宮でスタンバイされている状況を作ることが妊娠への近道なのです。


セックスは子作りのためだけのものではない


ここで声を大にして言っておきたいのは、セックスは子作りのためだけのものではない、ということです。結婚し、普段の生活のなかに男女が夫婦として暮らすと、一緒に暮らすうちにお互いが異性としてセクシャルな存在ではなくなり、セックスするタイミングが取りづらくなるものわかります。しかし、セックスは夫婦の大切なコミュニケーションです。お互いが裸になって愛を伝え合うことによって、夫婦の絆は太くなっていくのです。

また子作りの面から見ても、子作りのためだけにセックスをするより、普段からしている方が妊娠率は高くなります。これには諸説ありますが、確かに言えることは、妊娠のためにセックスをするとなると男性も精神的にストレスがかかりますし、女性も意気込み過ぎてしまいます。そのため、優良な精子と卵子が生まれにくいということです。


タイミング療法の利用


とは言え、排卵日近くは特に毎日セックスするのは体力的に大変ですよね。男性には仕事もありますし、気分の乗らない日もあると思います。そんな時は、一度不妊治療を扱っている病院へ行き、女性の卵巣の状態をお医者様が目視で確認することで排卵日の目処をつけるタイミング療法の実践をオススメします。

不妊治療を扱う病院というと、敷居が高いように感じる方も多いでしょうが、タイミング療法はそんなに大したものではありません。自然妊娠に極めて近い方法です。タイミング療法は、お医者様が超音波により卵巣の状態を見ることで排卵日を予測し、セックスする日を指定してくれます。お医者様の指定してくれる日は、大体排卵日の前日なので、排卵が遅れた場合も視野に入れて2日ほど連続してセックスすれば問題ありません。また、料金もタイミング療法は保険が適用されるので、びっくりするほど高額な金額ではありません。

女性の排卵日は、女性自身にもわかりづらく、しかも体調やストレスなどで毎月変わることも多いので、お医者様に目視で確認してもらうことで、かなり妊娠の確率が高まりますよ。


通院するメリット


不妊治療で病院に通うというのは、なかなか敷居が高く感じる人も多いと思います。しかし、通院をオススメするのにはもう一つ理由があります。それは、万が一、自分に深刻な不妊の原因があった場合に、セックスの回数を増やすことばかり頑張って年数が経ち、加齢によって更に妊娠が難しくなるケースを防げるということです。

病院ではタイミング療法で通っている患者さんにも血液検査や子宮鏡検査など、大きな不妊の原因が無いか調べる検査をしてくれます。不妊の原因は、たとえポリープなどが女性の子宮内にあっても痛みを伴うことが少ないので、気付く人は殆どいません。こういった検査を受けることで、初めて原因が明らかになるのです。

いかがでしたでしょうか。日本の夫婦は海外に比べるとセックスの回数が少なく、それがなかなか妊娠しない原因になっていることが事実です。一度夫婦で話し合い、セックスの頻度を上げてみてはいかがでしょうか。そうすれば、妊娠以外にも夫婦の連帯感が強まるなど、素敵な利点が付いてくるかもしれませんよ。

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