夫婦関係をぶち壊す、決定的な離婚の原因 10選

お互いに想い合い、一生を共にすると誓って結婚をしたものの、いざ一緒に生活を始めると見えなかった相手の嫌な部分が見えてきたり、これは許せないということが積み重なって関係が険悪になり、その結果、離婚を選択する夫婦もいます。あなたは離婚につながるような言動をしていませんか？離婚の原因を確認してみましょう。

決定的な離婚の原因 ①性格の不一致

離婚の原因の中で一番よく耳にしますが、一番万能な理由なのかもしれませんね。お付き合いしている時は、自分の良い面を見て欲しいとの思いや、好きという気持ちだけで、お互いにここはちょっとと感じるところがあっても多目に見ることができたことも、結婚して一緒に過ごすとなると状況は変わってきます。価値観というより考え方や好みの違いに気づき、それが言葉を置き換えると性格の不一致ということでしょうか。育った環境が違うのですから、１００％性格が合う、好みが同じということはありえないのです。喧嘩になっても理解しあうことで離婚を避けることもできると思いますが、それでも夫婦の考え方が全く違っていれば、共に人生を歩むことは難しいかもしれません。

決定的な離婚の原因 ②浮気、不倫

相手を裏切る行為は相手を傷つけます。ましてやＷ不倫などはどちらの家族も不幸にします。ただ、パートナーの不貞を知っても、人によっては子供がいるから離婚はしないと判断するご夫婦もあるでしょう。しかし、そういうご夫婦でも元の夫婦の形に戻るには時間がかかりますし、やはり裏切り行為は即離婚につながります。

決定的な離婚の原因 ③暴力を振るう

家庭内暴力/夫婦間暴力＝DV(ドメスティック・バイオレンス)は、主に男性が女性へ暴力を振るい、ひどい場合は警察沙汰になることもあります。以前は夫婦喧嘩の延長のようにとらえられ、警察が介入することはできませんでしたが、現在は立派な犯罪といえるでしょう。男性から女性への暴力と思われがちですが、女性から男性への暴力もあるようです。

決定的な離婚の原因 ④精神的な暴力

言葉や態度の暴力=モラルハラスメントは自分は少し怒っている、普通に話をしているつもりでも相手がハラスメントと感じたらハラスメントをしているということになります。ハラスメントとは嫌な思いをさせられている。苦しめられている。という意味でモラルハラスメントとは精神的な暴力や相手の心を傷つけたり、束縛しすぎたりなど、時に相手を想っての行動が相手にとっては負担と感じハラスメントを受けていると取られることもあります。

決定的な離婚の原因 ⑤親や親戚とうまくいかない

結婚当初から義理の親との折り合いが悪いという場合もあるとおもいますが、結婚して何年かたってから、親との同居の話が持ち上がったり、介護がきっかけだったり、親戚が亡くなったりと環境が変わることで今まで順調だった関係が悪化することもあります。それは義理の親だけでなく、今まで仲の良かった実の親や兄弟との間にも起こりうることで、夫婦関係をも壊しかねないことがあります。

決定的な離婚の原因 ⑥マザコン

結婚する前はあまり気にならなかった夫と義母の関係を間近で感じるようになり、夫が妻の味方をしてくれず、自分のお母さんの肩ばかり持つ。実は母親にべったりのマザコン夫だったことにうんざりする方もいらっしゃるでしょう。男性というものは特に母親が好きで、母もまた息子がかわいいくて仕方ないという関係を何十年も続けてきているので、突然妻の味方に立場を変えるのも難しいという男性（夫）もいるでしょう。親子の関係を邪魔することはないと思いますが、度が過ぎるマザコンは問題ですね。

決定的な離婚の原因 ⑦お金／ギャンブルや借金など

家にお金を入れず自分の好きなことにお金を使ってしまった、パチンコ、競馬、競艇などのギャンブルにはまり借金を作ってしまった、連帯保証人になって他人の借金を背負うことになった、株などの投資に失敗したなどで、多額の借金を背負い家族にも迷惑をかけてしまうという金銭のトラブルでの離婚も多くなっています。

決定的な離婚の原因 ⑧働かない

体調が悪いわけでもないのに働かず、家でゴロゴロしている夫。仕事が合わないから辞めたといって次から次ぎへと職を変え、収入が一定でないなど、単なるワガママともとれる、働かない、働きたくない夫は妻に愛想をつかされ、離婚になる原因になりますね。外で働かない、働きたくないのであれば妻が働き、夫は家事や育児を引き受ける主夫とし家で活躍する夫も素晴らしいとおもいます。

決定的な離婚の原因 ⑨家のことをやらない

家事は女性だけの仕事ではありません。しかし仕事を持っていない妻が一日家にいるにも関わらずご飯を作らない、洗濯をしないなど、家事を放棄し、日中働いている夫が帰宅してから家事をするという場合は夫の負担が増え、不満もたまります。もっと酷いと子供の世話も放棄し自分はパソコンやゲームに夢中という妻も中にはいるようです。これでは離婚に至っても無理はありませんね。やはり結婚生活が続くよう最低限の家事、育児をする努力は必要です。

決定的な離婚の原因 ⑩不妊

一昔前は子供ができないのは妻のせいと思われていたこともありますが、現在では不妊の原因は妻でなく夫のほうにも原因がある場合があるという事実も認知されつつあります。子供を持つ、持たないという選択も精神的にも肉体的にも負担を伴う不妊治療をするかしないかという選択は夫婦二人で乗り切るものだと思いますが、ご夫婦の考えが合わない場合は別々の人生を歩むという選択、その後別の方と再婚され幸いにも子供を持つことができたという方もいますので、子供ができないから夫婦二人だけの生活を歩んでいくことも、離婚して新たな一歩を歩むことも選択の一つでしょう。

いかがでしたか？二人だけの問題ではないこともあるでしょう。どの家庭にも多かれ少なかれ問題はあると思います。うまく折り合いのつくことばかりではないですが、離婚の原因になりそうなことは、問題が大きくならないうちにその芽を摘み取り、末長く夫婦関係が続いて行けばと願っています。以上、panpan(パンパン)編集部からお届けでした。

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