性病の可能性は極めて低い?ペニスに発生したぶつぶつの正体とは

性病の可能性は極めて低い?ペニスに発生したぶつぶつの正体とは

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男性は亀頭やペニスにぶつぶつができるとビックリですよね。もしかして性病??と悩んでしまう人も多いはずです。でも、性病以外のぶつぶつも存在するんですよ。そこで性病の可能性は極めて低い?ペニスに発生したぶつぶつの正体とはをご紹介します。


ペニスのぶつぶつの正体①性病と性病以外のぶつぶつ


ペニスのぶつぶつの正体①性病と性病以外のぶつぶつ

亀頭やペニスにできるぶつぶつは全て性病ってワケではありません。これを聞いて男性はホっと胸をなでおろしてるかもしれませんね。でも、だからといって放置していて良いわけではないんですよ。ペニスのぶつぶつは主に性病である尖圭コンジローマと、性病ではないけどぶつぶつできるフォアダイズ(真珠様陰茎小丘疹、フォアダイズ、包皮腺をまとめて)の2種類あることを覚えておきましょう。

この2種類のぶつぶつ性質は違いますがどちらも痛みや痒みなどがなく気が付けばできているということ、一度発症すると除去手術をしない限り何度も再発をくりかえしてしまうのが特徴です。

1つでもぶつぶつを見つけたら早めに病院で除去してもらうほうが良いということですね。また、尖圭コンジローマやフォアダイズ以外にもペニスにぶつぶつができる病気が存在するので頭に入れておいてください。

1尖圭コンジローマ
2真珠様陰茎小丘疹
3フォアダイズ
4包皮腺
5多発性粉瘤症
6光沢苔癬
7陰嚢士被角血管腫
8陰部伝染性軟属腫
9陰嚢硬化性リンパ管炎
10尋常性疣贅
11粉瘤
12カンジタ性亀頭包皮炎
13性器ヘルペス

などペニスにぶつぶつができる病気はこんなにも多く存在するんですね。でも、尖圭コンジローマが最も発生頻度が高く重要視しないとダメなんです。5~10の病気については発生頻度はそこまで高くないようです。


ペニスのぶつぶつの正体②性病・尖圭コンジローマ


ペニスのぶつぶつの正体②性病・尖圭コンジローマ

さて男性が最もかかる頻度の高い性病尖圭コンジローマとは一体どんな病気なんでしょう??尖圭コンジローマなんて聞き慣れない病気ですが、コレが発症率が高いとなればしっかり覚えておかないとね……。

尖圭コンジローマは亀頭やペニス、肛門周辺にできるぶつぶつです。原因はセックスによる性感染症でヒトパピロ―マウィルスの感染によって引き起こされます。症状ははじめは小さなイボができ放置するとイボが大きくなり数が一気に増えていきます。更に放置するとイボが腫瘍化しニワトリのトサカやカリフラワーのようになります。ここまでくるとさすがにヤバいと思い受診する人も多いようです。

重症化すれば性行為はもちろん排尿障害に陥ることもあるため簡単に自己判断すると危険なことになってしまいます。感染から発症までは人によって異なりますが3週間~8か月という長い期間があるのと、はじめのうちは痛みや痒みなどの症状がないため放置する人も多いようです。

最も症状が多く出るのは亀頭の冠状溝周辺つまりカリ首のあたりや亀頭先端や包皮内板、陰嚢、肛門などです。肛門にできる主な原因は男性同士のアナルセックスが多く、ここにできると恥ずかしいためか受診が遅れ重症化することも。感染力が高く当然パートナーにもうつしてしまうことになるためセックスはNGです。


尖圭コンジローマの治療方法は?


治療方法はぶつぶつの個数が少ない場合、電気焼灼または、炭酸ガスレーザーによる除去手術ですが、ぶつぶつの周辺に麻酔をかけておこなわれるため痛みはなく5~10分足らずで完了します。ぶつぶつの個数がかなり多い場合は包皮切除手術といって多発しているところの包皮を除去する手術となります。

これをしたくないからといって電気焼灼や炭酸レーザー手術に留めておくと再発をくりかえし結局は大事になってしまうため、病院の判断に任せた方がいいですね。尖圭コンジローマは3ヶ月以内の再発率が30%と高いため手術後も経過観察が必要です。


ペニスのぶつぶつの正体③性病以外のぶつぶつ・フォアダイズ


性病ではないけれど気になるぶつぶつで多いのはフォアダイズ。フォアダイズはペニスにできるぶつぶつをいいますができる箇所によって呼びかたが違ってきます。フォアダイズはペニスの皮(茎や玉袋)のあたりにできることが多いぶつぶつです原因は汗腺に皮脂が溜まってできるいわばニキビのようなものです。

痛みや痒みがないのは尖圭コンジローマとおなじですが感染力がないためセックスしてもうつる心配がないのが特徴です。イボができ放置すると増えてはいきますが尖圭コンジローマのような急速な増え方はしません。ただ見た目がイボなので女性に性病と間違われたり、ぶつぶつあると自分自身も気になってしまいますから治療をする人が多いんです。


ペニスのぶつぶつの正体③性病以外のぶつぶつ・真珠様陰茎小丘疹


フォアダイズ同様性病ではないぶつぶつ、真珠様陰茎小丘疹。できる場所は主に亀頭周辺、カリ首の周りにグルリとかたまってできます。ぶつぶつは白または薄いピンクで大きさが同じなのが特徴です。まさに真珠の様なぶつぶつなんですね……。

原因はフォアダイズと同じく皮脂のようなものであるため痛みや痒み感染力は全くありません。でも見た目が性病と間違われるため精神的にネガティブになってしまうことも多く「それなら、除去しよう。」といった感じで受診する人が多いんですよね。
 

ペニスのぶつぶつの正体③性病以外のぶつぶつ・包皮腺


包皮腺(タイソン線)は包皮小体といって裏筋を境に左右にできるぶつぶつです。尿道の少し下の一本筋に沿ってぶつぶつできますが必ずしも左右にできるわけではなく、片方だけぶつぶつできる場合もあります。

解剖学的にいうと皮脂腺で恥垢という包皮の垢を分泌します。垢というと汚い気がしますが包茎は包皮と亀頭に恥垢が溜まりやすく匂いがきつくなったりしやすいんです。こちらの包皮腺もフォアダイズ、真珠様陰茎小丘疹と同じく無症状で感染力は全くありません。でも、包皮腺が多くできるということは匂いを発生しているわけですから多くなるようなら除去した方がいいのかもしれませんね。


ペニスのぶつぶつの正体③性病以外のぶつぶつ・治療方法


フォアダイズ、真珠様陰茎小丘疹、包皮腺の治療方法はいずれも除去手術が一般的です。痛みもないのに手術なんてと抵抗があるかもしれませんが、取り除くにはこの除去手術が最も有効なんです。

尖圭コンジローマ同様、5~10分程度の電気焼灼手術や炭酸ガスレーザー手術で終わります。手術後は1~2週間ていどでかさぶたが取れきれいになっていきます。尖圭コンジローマとちがってセックスの制限はありませんが傷口が治るまでは控えたほうがいいでしょう。


いかがでしたか?性病以外にもペニスにできるぶつぶつがあること、それが結構悩みになってる男性も多いこと知っていただけました?

以上、panpan(パンパン)編集部よりお届けしました。

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