ピルの休薬期間における効果や注意点まとめ

ピルの休薬期間における効果や注意点まとめ

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愛のあるヤリチン
時雨
小中高時代は義理チョコしかもらったことない非モテ男でしたが、大学デビューして遊び人の友達とストナンしまくるように。19歳で童貞卒業と遅咲きながら、28歳の今では遂に3桁突破!非モテだったからこそ女性に尽くしたいと努力した結果、女性を喜ばせるセックステクニックやデート交渉術には自信があります。皆さんに勇気を与えられるようなノウハウ伝授を心がけます。
「どうして休薬期間が必要なの?」ピルを服用される全ての皆様が、一度は疑問に感じた部分でしょう。既にその疑問が解決された方は良いのですが、これから飲まれる方はまだその疑問に行き着いていません。よって今回はピル服用中の休薬期間について、詳しく説明します。


休薬期間の意味


休薬期間の意味

休薬期間とは、ピルの服用期間中に「7日間」設けなければならない「ピルを飲まない期間」です。何故この期間を設けなければならないかと言うと、「排卵が抑制されていることを確認できる」「ピル服用の周期を28日として管理や把握を容易にする」「休薬期間に起こる出血で妊娠が否定できる」など、ピル使用者が欲しい情報がこの休薬期間で手に入れることができるためです。


ピルの効果は持続しているのか


ピルの効果は持続しているのか

ここで気になる点が現れると思います。それは、「休薬期間のピルの効果はどうなっているの?」ということです。結論から述べればピルの効果は持続しており、その7日間で受精するようなことはありません。たしかにピルを服用しないことで、卵胞・黄体ホルモンはまた動き出すことになるのですが、受精し着床するまでには至らないのです。


具体的に何が起きているのか


では、この休薬期間で人体には何が起きているのでしょうか?それは、ピル服用中に抑制されていた卵胞・黄体ホルモンは、休薬することでその抑制から逃れることになります。それにより、子宮内膜が剥がれる等の通常の生理のような症状が現れ、また体が妊娠できるよう活動を再開します。

ですが、前項のとおりピルの効果は持続しており、その生理のような症状もそれほど重度になりません(これが、ピルが生理を軽減させる根拠となります)。要は、体が「元の妊娠できる体に戻ろうと調整しているものの、調整を完全にするまでには至らない」のが、その7日間という休薬期間中に人体に起こっている出来事なのです。


休薬期間中の注意点について


なお、この休薬期間における注意事項についてですが、これはただ一つ「休薬期間を延長することはできない」です。理由は、休薬後8日目からは直ちに妊娠する可能性が現れるからです。よって、8日目から必ずピルの服用を再開しなければなりません。これは処方せん等でも必ず指示される事項ですので、絶対に守るようにしましょう。

できれば、服用したピルのシートに偽薬が付いているので、ピルと同じように7日間も服用しておくと、休薬期間が明けたその日にも忘れずにピルを再開することができます。


休薬期間を設けないと・・・


では、休薬期間を設けなければ体はどのような結果になるのでしょうか?本来設けるべき7日間という期間を、そのままピルを服用し続けることでどのようなことが起こるかと言うと、実のところピルの効果もそのまま続き、見た目も何も変わりません。

ただし、女性の体は生理という現象で老廃物を対外に排出します(個人差はありますが)。それを無理にピルで止めているということは、老廃物がそのまま溜まり続けるには変わりありませんので、溜まりに溜まった老廃物はいずれ破綻出血として、不正な出血を引き起こすのです。もっとも不正出血が気にならないのであれば、ピルを連続で服用することは一応は可能となっています。


運動した後に休憩が必要なように、ピルの服用も「休薬期間」としての休憩が必要になるのです。効果を焦り無理をすることなく、休むべきときはしっかりと休んでおきましょう。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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