はじめてのピル|気になる値段や副作用について

はじめてのピル|気になる値段や副作用について

17 views

この記事を書いた人
セクシーな人生を。
panpan編集部
メンズ総合情報サイトpanpan[パンパン]のメイン編集デスクです。2015年にコンパ仲間とともに立ち上げ、読者にとって本当に価値のある情報提供を心がけて執筆を続けてきました。他のサイトではちょっと見られない、PanPanならではの使える恋愛ネタやテクニックを発信していきます。応援よろしくお願いいたします。
生まれて初めてピルを飲もうとする方は、ピルの値段や副作用について漠然とした不安があると思います。それを払拭するためにも、是非今から知識を付けておきましょう。そのため今回は、初めてピルを飲もうとする方へ、ピルの値段や副作用の実状をお伝えします。


ピルは保険適用「外」


ピルは保険適用「外」

まず「値段」のお話からになりますが、服用には医師の処方が必要であることから、健康保険が使用できると一見思われます。ですが、実はピルというのは健康保険適用がなされない薬品で、掛かる費用は全て自分持ちとなってしまいます。

いわゆる「自由診療」となるのですが、こうなるとその値段を一律には算出できなくなります。何故なら、自由診療は「その医療機関の裁量」で値段が決められるため、値段の振り幅が非常に大きいのです。

そして、ピルの値段だけでなくピル服用のための診察や検査も自由診療であり、その医療機関の設定金額を支払わなければなりません。もっとも、問い合わせですぐに値段等の詳細に応じてくれますし、その医療機関のホームページ等で値段が公開されていますので、掛かる費用は容易に把握できるでしょう。自由診療だからと身構えず、自分から進んで情報を得る姿勢がピル服用のための第一歩となります。


ピルの一般的な価格について


ピルの一般的な価格について

前項のような現状だと、ピルが一体いくら掛かるのか不安になりますが安心してください。前項の内容ですと「数万円とかしたらどうしよう・・・」という勘違いを起こしてしまいそうですが、3,000円前後で処方している医療機関が多く、そこまで警戒する必要はありません。このように、思ったより安価で手に入りますので、継続して服用することはそれほど難しくないと思われます。

それともう一点、ピルを1錠ごとで値段を設定している病院もあり、その場合はピルの服用が長ければ長いほど費用がかさんでしまいます。よって、具体的な費用の算出については、前項どおり自分で情報を得るようにしましょう。

なお購入したピルの内容は、28錠(内7錠は偽薬)もしくは21錠(偽薬がないタイプ)が1シート梱包されています。一度の周期でシートを終えるので、使い切る前に新しいピルを購入するようにしましょう。


価格の算出はピルだけではない


なお、価格の算出は何も「ピルの処方」だけではありません。診察と検査にも費用が掛かり、これもピル処方と同様「自由診療」となり全てが自己負担となります。では、この診察と検査がどの程度の費用が掛かるかですが、これもまた振り幅が大きく一概に算出はできません。

しかし、概ね診察は3,000円程度で、検査が10,000円程度となっています。検査にもよりけりですが、細かな検査や大掛かりな検査も場合によって可能性があり、その場合は30,000円以上掛かることもあります。これもまた、事前に医療機関に問い合わせて詳細を聞くと良いでしょう。

にしても「やっぱり高い・・・」と感じたのではないでしょうか?ですが、検査に至っては「医師が必要と判断した場合」のみ検査が必要なのであって、検査が必要のない方は診察や軽い問診だけでピルを処方してもらえます。となると、診察代の3,000円程度で3,000円程度のピルを購入できますので、10,000円支払っても十分なおつりがきます。

加えて、その後は時折定期的な診察があるものの頻度は高くなく、月々平均で5,000円未満で済むでしょう。


安く手に入れる方法はあるものの・・・


「ピルをもっと安くできないのか」と言われる方にちょっとした情報になりますが、ピルは何も医療機関だけで手に入れられるものではありません。個人輸入代行からの購入という手段もあり、その場合は最安値で1,000円を切ります。このように言ってしまうと「個人輸入代行から購入した方が特じゃないの?」と思われるでしょうが、これにはそれ相応のリスクを背負うことになるのです。

それが何かと言うと、まず個人輸入代行からの購入は医師を一切介すことなく自分の手元にピルがやってきます。勘の良い方はここでお気付きになるかもしれませんが、医師を一切介さないということは、ピルを服用するための診察や検査を全て省くことになります。となると、購入した者にそのピルが適合しているのか、そもそもピルを服用しても問題のない体なのかが一切分からないのです。

さらに、ピルを服用後にもしものことがあっても、すべて自己責任です。このように、安価で購入する手段はあるものの、非常にリスクが高くなるのです。


ピルの重篤な副作用


では次に、副作用の疑問を解決します。実はピルという薬品は、非常に副作用の多いものであり、その中には生死にも関わる時に重篤な病状を示す副作用があるのです。代表的なもので「血栓症」が挙げられ、これはピルの服用者が循環器系、血管系疾患の既往歴があったり、喫煙などをすることで血栓症を発症するリスクが跳ね上がります。ピルの副作用の中で最も警戒されているものであり、且つ「ハイリスクである場合に限り」現実的な発症率を示します。

さらに、子宮頸がんや乳がんなどの悪性腫瘍のリスクにもなります。確率的にはそこまで強く懸念するほどのものでもありませんが、統計としてリスクになることが明らかとなっており、医療機関での処方時においても説明がなされることでしょう。このように、重篤な副作用については診察を定期にしておく等、予防線を張っておくべきだと言えます。


ピルのよくある副作用


重篤な副作用とはまた別に、いわゆる「よくある副作用」も存在します。一体どれだけ副作用があるのか不安に思われるでしょうが、実のところこの項目で説明する副作用が圧倒的多数となります。頭痛、浮腫、めまい、嘔吐、嘔気など、一般的な風邪薬や鎮痛薬でも現れるものとなっています。大多数は暫く様子を見たり、ピルの服用を中止することで軽減又は消失します。

ここから重篤な症状に発展することは極めて稀ではありますが、手足のしびれや激しい頭痛、繰り返す嘔吐、息切れを感じた場合は、それは「よくある副作用」ではなく、「重篤な副作用」であるので、直ちに医療機関に駆け込みましょう。特に手足のしびれや激しい頭痛は血栓症である可能性が高いので、違和感を感じたと同時に医療機関に連絡、又は救急車を要請する方が無難です。

ピル初心者の方にとって、「まだ見ぬ」ピルは不安の対象となります。それを払拭するには、一にも二にもピルに対する知識を見に付けるしかないのです。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

関連記事:病院によっても違う。避妊薬ピルの値段について

\ この記事をシェアする /

関連キーワード


TOPに戻る