ピルが原因で不妊になる?ピルと妊娠について

ピルが原因で不妊になる?ピルと妊娠について

21 views

この記事を書いた人
セクシーな人生を。
panpan編集部
メンズ総合情報サイトpanpan[パンパン]のメイン編集デスクです。2015年にコンパ仲間とともに立ち上げ、読者にとって本当に価値のある情報提供を心がけて執筆を続けてきました。他のサイトではちょっと見られない、PanPanならではの使える恋愛ネタやテクニックを発信していきます。応援よろしくお願いいたします。
よくピルが原因で不妊になるのでは?という声を耳にしますが、それは本当のことなのでしょうか?ピルが不妊と深い関わりがあるかどうか、今回はその事実関係について追求します。


ピル=不妊という認識となった経緯


ピル=不妊という認識となった経緯

まず、何故ピルがイコール不妊というイメージとなったかですが、これは単純な意識の問題です。要するに、ピルは避妊薬であり飲み続けることで体が妊娠しなくなるという印象が付いてしまったのです。

さらに、日本国内では未だピルは良いイメージではありません。それも相まって、ピル→避妊→避妊は良くない→妊娠できなくなるという構図が蔓延ってしまったのだと考えられます。


ピルは不妊どころか不妊治療に使われる


ピルは不妊どころか不妊治療に使われる

ところが、ピルは不妊になるどころか今のなお不妊女性の手助けとなっています。不妊の女性にピルが処方されることはよくあることで、服用を続けることで生理不順が解消され、正しい月経に戻されます。となると、これまで生理不順で妊娠し辛かった女性は、月経が正されたことで必然的に妊娠しやすい体となれるのです。

さらに、ホルモンバランスも安定することに繋がり、体調も安定するようになります。体調が安定し、妊娠しやすい体となれば、それはもう不妊とは言えないでしょう。


妊娠を促せる理由


では、避妊薬であるはずのピルを飲んで、妊娠が促されるメカニズムについて説明します。不妊に悩む女性というのは、卵巣や子宮、精神状態等、妊娠に至るまでの様々な障害を抱えているケースがあります。生理不順、生理痛、不安定なホルモンバランス、子宮内膜症の罹患など・・・これらは全て妊娠の障害であり、妊娠するためにはこれらを排除しなければなりません。

ひとつひとつ改善するのは非常に困難で、過去治療に時間を要し過ぎて適齢期を過ぎてしまうなどよくあることでした。しかしピルは、これら全ての障害を正しく服用するだけで改善してしまうのです。となれば、妊娠に対して障害となるものは全てなくなります。


不妊であるのはまた違う要素


ピルを服用しながら「ピルで不妊になった!」と声を上げられる方は、おそらくその不妊の原因が全く予想だにしないものである可能性があります。前項で記述した障害は、ピルでおおむね改善します。にも関わらず妊娠しない場合は、ピルでは手が届かない部分・・・要は何かの疾患を発症している可能性があると考えられます。

卵巣がん、子宮頸がん、その他性病等、ピルを服用しても改善が見られない場合は、一度これらを疑ってみては如何でしょうか?勿論、男性側にも問題があることも多いので、パートナーとの話し合いも欠かしてはいけません。


最終的には「ピルをやめる」


これで、ピルが妊娠を促す根拠をご理解していただいたと思いますが、「じゃあピルをずっと飲み続ける!」と言われても困るものがあります。ピルはたしかに妊娠を促す結果に導きますが、避妊薬ということを忘れてはいけません。妊娠しようとしている最中にピルを飲んでしまえば、それは「避妊」となり絶対に妊娠しないからです。

あくまでピルは、妊娠するための体作りが「できるまで」服用するものであり、最終的にはピルの服用はやめなければなりません。


避妊効果で有名なピルは、まさかの妊娠まで支援してしまうという優れた薬であることが判明しました。避妊でも妊娠でも使えるピルは、女性の万能薬に成り上がっているのです。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

関連記事:実は避妊以外のメリットもたくさん!ピルの効果とは?

\ この記事をシェアする /

関連キーワード


TOPに戻る