オナニーでセロトニンが分泌!「幸せホルモン」はストレス発散に効果的

オナニーでセロトニンが分泌!「幸せホルモン」はストレス発散に効果的

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この記事を書いた人
panpan風俗調査隊
あじろ編集チーム
美大卒業後、雑誌とWEBのライターとして7年間活動。現在はpanpanにて風俗実態調査のチームを任されています。もともとセックスに熱心だったことと、M性感が異常に好きなことを認められてリーダーに昇格。とはいえメンバーは私含めて3人しかおらず、ほとんど自分で現地に行って記事を書いています。天職とはまさにこのことw
セックスは当然気持ちいいですが、1人で気兼ねなくできるオナニーの快感はまた格別です。「何でこんなに気持ちいいの?」と思っていたら、これにはちゃんと科学的な根拠がありました。脳内で分泌されるある神経伝達物質が、心身ともに極上のリラックスをもたらすようで…。

というわけで今回は、オナニーで分泌されるセロトニンの効能を徹底解説。ストレス発散はもちろん、頭すっきり&気分爽快。満ち足りた幸せな気分に包まれます!




(1)オナニーすると分泌されるセロトニンとは

オナニー セロトニン
セロトニンは脳内の神経伝達物質の1つで、感情やストレスのコントロールに関わっています。不足するとうつや睡眠障害の原因になりますが、十分に分泌されれば頭スッキリ、やる気充実、心も落ち着いて良い事づくめ。別名「幸せホルモン」と呼ばれるゆえんです。

その効果をひと言で表すなら、リラックス。ストレスの多い現代社会では、脳内から自然に分泌されるセロトニンの存在価値は、たいへん大きいと言えるでしょう。


オナニー以外でセロトニンを作り出すには

オナニーでセロトニンが分泌されるメカニズムはあとで紹介しますが、オナニー以外にもセロトニン量を増やす方法はもちろんあります。身近なところでは、日光浴がそうです。

降り注ぐ日差しを浴びると目から脳に信号が伝わり、それをきっかけにセロトニンの合成が盛んになります。夏場など太陽の光が強いときは、室内で窓際に立って日光浴するだけで十分です。紫外線も気になりますから、1日20分程度が推奨されています。

またリズム運動もセロトニン量アップに効果的。ウォーキングやスクワットなど、同じ動きをリズミカルにくり返す運動ですね。、開始5分くらいからセロトニンが増え始め、30分頃にピークが来ます。「幸せホルモン」ゆえ、ハードな運動では逆に減少するので要注意。


セロトニンのもとになるのはトリプトファン

セロトニンを増やす“行動”を紹介しましたが、元になる成分がなければさすがのセロトニンも合成されません。体内のセロトニン量を増やすには、材料となるトリプトファンが必要になります。必須アミノ酸の1種で、食事から摂るしかない成分です。

牛乳、ごま、アボカドなど、トリプトファンを単体で含む食材ならけっこうあります。ただ問題は、セロトニンの合成には加えて炭水化物とビタミンB6も必要な事です。

・トリプトファン+炭水化物+ビタミンB6

これらを全て含む、セロトニン合成にとってパーフェクトな食品があります。それがバナナです。一年中スーパーで手に入りますし、果物の中では安い部類の代表格。体内の「幸せホルモン」を手っ取り早く増やしたいなら、まずはバナナを食べてみる事をおすすめします。


(2)オナニーでセロトニンが分泌されるメカニズム

オナニー セロトニン
セロトニンを増やす方法として日光浴やリズム運動を紹介しましたが、ここではお待ちかね、オナニーでセロトニンが分泌されるメカニズムを解説しましょう。

寝しなにシコると、ぐっすり眠れますよね?じつはあれも、オナニーでセロトニンの量が増えたからなんです。日光浴などとは違い、オナニーではいきなりセロトニンは分泌されません。最初はオキシトシンと言うホルモンが、まず脳内で出ます。

このオキシトシンも、別名「幸せを呼ぶホルモン」。オナニーで性的快感(オーガズム)に導かれた際に、鎮静作用のあるエンドルフィンとともに分泌されます。オキシトシンもセロトニンとよく似ており、体の緊張をやわらげたりストレスを解消したりします。

そしてこのオキシトシンの分泌が刺激となって、セロトニンの分泌が促されるわけです。セロトニンは睡眠ホルモンであるメラトニンの元でもあるので、寝しなのオナニーで自然に眠りにいざなわれるのもうなずけます。

・オキシトシン→セロトニン

の順番にはなりますが、オナニーによりセロトニンが分泌され、心と体のリラックスがもたらされる事に変わりはありません。


(3)リラックス以外にも知っておきたいオナニーのメリット

オナニー セロトニン
オナニーで分泌されるセロトニンのリラックス効果を紹介しました。でもオナニーには、他にもまだ沢山のプラス効果があります。

昔は「頭が悪くなる」など根拠のない俗説もありましたが、今ではそのほとんどが科学的に否定されています。後ろめたいところなど何もないオナニー。そのメリットをあらためて確認しましょう。


①勃起力が高まる

チンポに限らず、体のどんな部位も使わなければ劣化します。寝たきりの状態で過ごすと、筋肉が落ちてしまい回復後はリハビリしないと歩く事さえ困難です。オナ禁が良くないと言われるのも、チンポをしごかない日々が続いて勃起力が弱まってしまうから。

毎日セックスできれば最高ですが、現実的にそれはなかなか。オナニーなら1人で密かにさくっとできますし、定期的にチンポを勃起させるだけでも海綿体の萎縮防止になります。まとめてドカッとシコるより、週に何回は必ずと決めてオナる方が効果的です。

オナニーを欠かさない事が、それだけで勃起力の維持、さらには増進にも結びつくんですね。


②精子がいつも元気に

オナニーすれば射精しますから、そのたびに精液が放出されます。当たり前なようですがじつはこれが非常に大事で、適切な頻度でザーメンを出せばこそ、精子はつねに健康に保たれるんです。

と言うのも、いつまでも排出されない古い精子は、やがて活性酸素を作り出します。これがくせ者で、新しく作られた元気な精子を傷つけてしまうんですね。それどころか精子を作り出す細胞にまでダメージをもたらし、結果精子そのものが作られにくくなってしまいます。

古くなるまで溜め込まず、オナニーをして精子を順次出してやる事。生殖能力を健全に保つ上で、これは非常に重要な作業なんです。


③前立腺がんの予防

アメリカのある研究機関は、月に21回以上射精するグループと4~7回程度しか射精しないグループを比較した場合、前者の方が前立腺がんを発症する確率が明らかに低いとの知見を発表しました。

セックスかオナニーかを問わず、射精であればOK。たんに快楽を求めて行なうセンズリが、まさかがんの予防につながるとは驚きです。射精頻度と前立腺がん発症の因果関係の解明はまだのようですが、オナニーが予防医療の一端を担うと聞けば、毎日のシコシコにもがぜん力が入りますよね。


④ストレス発散

要するに「スッキリする」んですね。オナニーの一番の魅力であり、日常生活における最大のメリットはやっぱりコレ。セロトニンのリラックス効果とも重なりますが、こちらの方がもっと即物的です。

オナ禁するつもりもないのに、センズリできない状況に置かれたらどうでしょうか?仕事をするにも勉強するにも、集中できずイライラ&悶々。時間ばかりが空しく過ぎて、効率が悪い事この上ない結果となるはずです。

思い立ったが吉日で、さくっとヌケるのがオナニーの良さ。短時間で身も心もスッキリし、次の事に取りかかれます。むしゃくしゃした気分をリセットしたり、憂うつな思いをかき消したり。生活全般に関わるストレスを、素早く発散するのに最適です。


⑤早漏対策になる

エッチのとき三こすり半で出ちゃったら、めちゃくちゃ気まずい雰囲気になります。あっけなくイッてしまう早漏の原因は、刺激に敏感すぎる亀頭に他なりません。たとえ女性とエッチする機会になかなかありつけないとしても、亀頭の性感なら簡単に鍛えられます。

最大の味方はオナニーです。早漏の人は自分でしごいても早いでしょうから、通常何分(または何秒)で果てているか調べ、それよりも+30秒、+1分とじょじょに発射までの時間を伸ばしていけば良いトレーニングになります。

荒療治としては、あえて高刺激のオナホを使ってイカないように我慢するやり方も。オナニーでチンポの刺激耐性を上げ、早漏改善を図る事は十分に可能です。


(4)ただしオナニーのやり過ぎにも注意!意外なデメリットも

オナニー セロトニン
ここまでの話だと、オナニーはいいことづくめ。ムラッとしたらヤリたい放題で構わないように見えます。でもいくらメリットが多いからと言って、ヤリ過ぎはやっぱり問題。あまり頻度が激しいと、思いがけない落とし穴が待っています。

ここではオナニーをする際、これだけは注意しておきたい大事なポイントをまとめました。


①勃起障害(通称:オナニーED)になる

オナニーに欠かせないのが、オカズ。いつもAVなどの過激な刺激でシコっていると、生身の女性とのエッチで感じにくくなり、イザと言うとき勃たなくなるケースがあります。いわゆる勃起障害の症状ですが、これを称して「オナニーED」と呼ぶほどです。

手で握ってシコりますが、男性の握力は相当なもの。オナニーでの強い締めつけに慣れっこになると、挿入しても膣の締まりがゆるく感じられ、エッチのときいつまでもイケなかったり中折れしたりする事になりかねません。

膣内射精障害と呼ばれる症状ですが、じつはこれも立派なEDの症状です。過剰なオナニーの弊害として、これらは最も深刻な部類に入るでしょう。


②男性ホルモンが減少しモテ度が下がる

男らしさを作るのは、男性ホルモンの1種テストステロン。これが体内にタップリある事が、いわゆるモテ男の条件です。ところがオナニーをし過ぎると、モテ要素の要(かなめ)であるテストステロンが、まったく逆の非モテ形ホルモンに変質してしまうんです!

その名をジヒドロテストステロンと言い、オナニーによって爆発的に増えた5αリダクターゼなる酵素の働きで誕生。

・毛深くなる
・脂ギッシュになる
・ハゲる

とまあ、よくもここまでと言うくらい非モテ要素をぶち込んできます(笑)。モテ度を下げたくないなら、オナニーのヤリ過ぎには細心の注意が必要です。


③運動前にするとリラックスしすぎて集中できない

長所は短所とはよく言ったもので、オナニーによるリラックス効果も時と場合によってはデメリットに。セロトニンのおかげで気持ちが休まるときは、自律神経のうち副交感神経が優位になっています。人の活動力を抑え、休眠モードにする働きです。

しかしたとえば、運動前ならどうでしょうか?勝負がかかった試合の前は、むしろ交感神経優位の臨戦モードでないと困ります。「そんなに気張らず、仲良くやろうよ」なんて落ち着いた気分になっては、厳しいアスリートの世界では敗者にならざるを得ません。

ここ一番の大勝負では、いつも以上の実力を発揮しないとダメ。極度の緊張や心理的ストレスも、相手を打ち負かすパワーに変えてしかるべきです。運動前のオナニーは、勝負への執念も試合運びへの集中力もともに失わせます。


④雑菌がチンポに入ると尿道炎になる

オナニーの頻度が激しくなれば、1回1回のオナニーははっきり言って雑になります。本来であれば、直接チンポに触れる手はオナニーの前にある程度清潔にしておくべき。ところが回数が増えてくると、そこらへんの配慮は勢いテキトーになりがちです。

その結果手に付いていた雑菌が尿道に入り、感染症の1種である尿道炎になる事があります。おしっこのたびに痛みに襲われ、膿が分泌したりする厄介な病気です。抗生物質で治るとは言え、下半身の診察で病院に行くだけでもひどく憂うつになります。


⑤亜鉛不足でEDや免疫力低下に

精液には亜鉛が含まれているため、オナニーをし過ぎると亜鉛不足になる恐れがあります。200種類を超える酵素から成る亜鉛は、人間にとって貴重なミネラル。成人男性の体に2gほどしか存在せず、オナニーでばんばん亜鉛を放出しまくるのは問題です。

亜鉛不足で起こり得る症状を列挙すれば、

・味覚障害
・免疫力低下
・ED

などになり、ジヒドロテストステロンによる非モテ化どころの騒ぎではありません。人間としての活力すら奪われかねず、頻度激しいオナニーの大きな弊害の1つと言えます。


(5)楽しいオナニーのやり方はpanpanでチェックしよう!

オナニー セロトニン
オナニーがテーマの他の記事も紹介しておきましょう。そもそも自分のオナニーのやり方が正しいのか、少し不安がある人もいるかもしれません。密室での事ですから、とんでもない勘違いがあるかもしれず…。そんな人におすすめの、キホンのキがわかる記事。

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知らなきゃ損。男性の正しいオナニーの仕方【永久保存版】

やり方は知っているけれど、「週4回は多い?少ない?」と頻度を知りたい人もいるはず。多すぎると“ヤリ過ぎ”と言われ、少ないと“精子が劣化”と言われても、「じゃあ何回ならいいの!」とド直球に聞きたくなりますよね。その答えが書かれた記事です。

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適正なオナニーの頻度|シコらなさ過ぎも勃起力低下に?(平均~最適な回数まで)

中学以来ずっと自分流でシコってきたけれど、なんかこの頃遅漏気味…。「俺のやり方あってる?」と不安に思い始めた人は、そろそろEDの心配もしておきましょう。膣内射精障害になりやすいシコり方がよくわかり、改善方法まで示した記事になります。

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EDの原因になるオナニーのやり方|ダメなシコり方をやめて勃起力回復


オナニーすればリラックスしてストレスも解消!

「幸せホルモン」の名で知られるセロトニンが、オナニーするたび脳内で分泌されていたとは驚きました。どうりで寝しなのオナニーが気持ち良くて、安眠できてたわけです。

やり過ぎにさえ気をつければ、オナニーでQOL向上がはかれます。イライラをしずめ、くつろいだ気分で日々を過ごせば、人間関係だって良好になるでしょう。他にも、

・勃起力向上
・精子の活性化
・早漏予防

と下半身方面にも役立つ事ばかり。前立腺がんになりにくいオマケまでついて、何だかオナニーさまさまです。

適度なオナニーでセロトニンを分泌し、ストレスレスな毎日を送りましょう。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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