オナニーすると鬱(うつ)になるって本当?じつはエンドルフィンの分泌により予防や治療に有効だった。

オナニーすると鬱(うつ)になるって本当?じつはエンドルフィンの分泌により予防や治療に有効だった。

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この記事を書いた人
panpan風俗調査隊
あじろ編集チーム
美大卒業後、雑誌とWEBのライターとして7年間活動。現在はpanpanにて風俗実態調査のチームを任されています。もともとセックスに熱心だったことと、M性感が異常に好きなことを認められてリーダーに昇格。とはいえメンバーは私含めて3人しかおらず、ほとんど自分で現地に行って記事を書いています。天職とはまさにこのことw
「うつ病だけどオナニーがしたい」
「でもオナニーはうつをさらに重くすると聞いて不安」

こんな悩みをお持ちの方、実は多いのでは?

生きている以上、うつであっても性欲はわいてくるもの。でも「オナニーすると鬱になる」なんて噂があっては、うかつに自分を慰められませんよね。

今回はそんな方のために、オナニーがうつに与える影響に関して徹底リポートしていきたいと思います!

噂の真偽はもちろん、オナニーがうつにもたらす意外な効果や、正しいオナニー方法まで。オナニーとうつにまつわるあらゆる情報をまとめたので、ぜひ今後のオナニーの参考にしてください。




(1)じつはオナニーしないとうつ病になる?

結論から申し上げると、「オナニーするとうつになる」という噂は、真実ではありません。むしろ最近の研究では、オナニーをすることでうつの治療や症状の緩和が期待できるとされています。


多くのメンタルヘルスサークルでは、オナニーをすることによってうつ病の症状が緩和され、自尊心が高まるとされている
引用:Wikipedia

Wikipediaからの引用ですが、元は海外の論文。海の向こうでは、オナニーがうつ治療の一環として役立っているようです。性教育の遅い日本では、あまり考えられないですね。

また近年ではオナ禁がうつ病に有効とされている向きもありますが、それはむしろ逆効果になる可能性があります。自慰行為がうつ病の症状を起こしたり、あるいは増幅させる証拠は存在しません。

ただし「オナニーするとうつになる」という噂は、実はあながちウソではありません。こㇾに関しては、記事後半で詳しくご説明します。


オナニーでうつ病が治った人たちの声

本当にオナニーでうつ病は治るのでしょうか? 実際に治った、もしくは症状が軽減された方の声を聞いてみましょう。


一口にうつ病といっても、その症状の程度は様々。しかしどれだけの具合でも、オナニーは効果的です。筆者もうつ病になった経験がありますが、オナニーをすると、なんだか心と身体がスッと軽くなったような気がしました。


セルフプレジャーとも呼ばれるように、オナニーは喜びをともなう行為です。実際に快楽物質の分泌は確認されており、それがうつ病に有効とされています。薬物も確かに効果的ですが、依存性の高さが怖いところ。


実際に病院で医師から聞いた内容のようですね。太陽の光と呼吸法は、筆者も試しました。深呼吸すると副交感神経がリラックスして、なかなか効果があったように思います。オナニーだけでうつ病を治そうとせず、これらの方法も複合的に試してみましょう。


(2)オナニーがうつ病治療に良い理由はエンドルフィンとオキシトシン

うつ オナニー
なぜオナニーはうつ病の治療に効果的なのでしょうか? その秘密はマスターベーションをすることで分泌される、ある2つの脳内ホルモンにあります。

・エンドルフィン
・オキシトシン

エンドルフィンは、通称「脳内麻薬」とも呼ばれる脳内ホルモン。強い多幸感をもたらすとされており、長時間走り続けると気分が高揚してくる現象「ランナーズハイ」に関与しているとの説があります。

一方のオキシトシンは、通称「幸せホルモン」とも呼ばれる脳内ホルモン。こちらも多幸感を与えてくれ、ストレス軽減効果のあるセロトニンを分泌する手助けをしてくれます。

どちらもうつ病治療に、非常に有効な物質です。多幸感を高め、自尊心・自己肯定感を高めてくれます

「うつ病なのにオナニーする元気はあるのか」こんな言葉を投げてくる心無い人もいるでしょうが、いま説明したように、オナニーはうつ病治療に打ってつけの行為です。後ろめたさを感じる必要は、まったくありません。


快楽物質のドーパミンでアクティブに

またオナニーは、「快楽物質」とも呼ばれるドーパミンも分泌してくれます。

ドーパミンの効果は、多幸感アップの他に、集中力アップ・意欲の向上など様々。うつ病患者を前向きにする作用が見られ、その効能は病院でも実証されています。


第1~2週にかけては、抑うつ感や意欲の低下は著明に改善し、集中力や判断力の回復が解消され始めます。第3週目以降には仕事に加えて私生活においても何事に対しても興味や喜びが回復傾向に向かい、新たな生きがいを見つけられるようになってきたと述べられる患者さまも多くなってきています。
引用:川崎メンタル口ニック

ドーパミンはオナニーで分泌される他に、音楽を聴く・瞑想するなどの行為でも、発生しやすくなります。


オナニーが運動代わりになって睡眠をうながす

オナニーは、不眠にも役立ちます。オナニーが運動の代わりとなって、心地良い疲労感が、睡眠の質を改善してくれるのです。

この効能には、上述したセロトニンが一役買っています。セロトニンの効果は、ストレスを軽減し、リラックス効果を高めるというもの。そのおかげでオナニー後は、より眠りに入りやすくなるのです。


セロトニンと言われるような

幸せホルモン

これがオナニーをするとでます。

さらにオキシトシンこれも

幸せホルモンとして

出ることで

ストレスが発散され

心が安定して

睡眠の質が上がるんです。
引用:くぼたクリニック

セロトニンは、朝日を浴びても分泌されます。質の良い睡眠が得られたら、カーテンを開けて、朝日を浴びましょう。それにより好循環が生まれ、さらにうつ病が改善されます。


(3)うつ病になるとオナニーできなくなる?

うつ病に効果的なオナニーですが、そのうつ病のせいで、オナニーできなくなることもあるようです。


重度のうつ病になると、あらゆる欲求が失われます。それは性欲も同じ。オナニーしたい気持ちにならないどころか、チンコもまったく反応してくれません。精神的・物理的にもオナニー不可の状態になってしまうのです。


この方も同様で、人間に必要な欲を全て失くしてしまっています。1週間ならまだ短いですが、うつ病が続くとその期間はどんどん長くなり、症状がさらに悪化。まさに悪循環に陥ってしまうのです。


一方こちらの方は、非常に珍しいパターン。オナニーをしなくなったから、うつ病に気づけたとのこと。このように自慰行為は、体調のバロメーターの役割もしています。自分の体調は、自分ではなかなか気付けないもの。うつ病だからこそ、自分自身にしっかりと目を配ってあげましょう。


うつ病でオナニーできない原因は抗うつ剤の影響があるかも

うつ病は、性欲をふくめ様々な欲を減少させます。しかしもしかするとオナニーできないのは、あなたが服用している抗うつ剤のせいかもしれません。


抗うつ剤、とくにSSRIのパキシルやジェイゾロフトでは、性欲低下・勃起(興奮)障害・オーガズム障害などの性機能障害の副作用が7~8割の方にみられます。
引用:元住吉こころみクリニック

抗うつ剤の中には、性機能障害の副作用を持つ薬も存在します。うつ病を改善する物質は絶頂とともに分泌されるので、これでは思うような効果は得られません。

これに対する主な対策方法は以下の5つです。

①様子を見る
②薬を減らす
③飲むタイミングを変える
④性機能障害を改善する薬を追加する
⑤他の抗うつ剤に変更する

どの方法を取るにしても、主治医への相談は不可欠です。特に勝手に薬を減らしたり、薬を追加するのは、絶対にしてはいけません。

相談しづらいかもしれませんが、これは必要なことです。相手はあなたの主治医。きっと親身になってくれるはずなので、勇気をもって、ご相談ください。


(4)オナニーばかりしてるとうつ病になる?

何事もやりすぎは厳禁。それはオナニーも同じで、オナニー三昧の日々を送っていると、うつ病になる恐れがあります。


この場合、週7オナニーしてるから、うつ病なんですね。自慰すればするほど、多幸感が増すわけではありません。幸せというものは、それを感じる頻度が少ないほど、より深く感じられるものなのです。


オナニーを重ねれば重ねるほど心と身体が重くなっていく。「あ、これはヤバい」と気付ければ良いのですが、それでも突き進んでしまう方は少なからず存在します。そんな状態でも、オナニーは気持ち良いですからね。そして翌日には体調がさらに悪化。まさに悪循環です。


こちらはオナニーのしすぎをやめた方ですね。オナ禁はNGですが、頻度を抑えるのは非常に効果的。あとはネットやゲームから距離を置くのも、有効です。ネットもゲームも、オナニーみたいなもの。同じくやりすぎは、厳禁です。


ヤリ過ぎが原因かも!適度な回数ならオナニーはうつ病に効く

「オナニーするとうつになる」という噂は、あながちウソではないと、上でお話しました。それはオナニーのし過ぎが、うつ病を引き起こす恐れがあるからです。

オナニーのし過ぎは、テストステロンと呼ばれる男性ホルモンの減少を招き、それはやがてうつ病へとつながる可能性があります。


精神症状としては、不眠、無気力、イライラ、性欲減退、集中力や記憶力の低下などとともにうつ症状が出る場合もあります。
引用:元気プラザ

ただしこれは男性更年期障害の症状で、テストステロンは直接うつ病とは関係ないとされています。うつ病と男性更年期障害は、厳密には異なる病気です。

とはいえこの病気が、うつ病を誘発させる、さらなる精神悪化を引き起こす可能性は否定できません。

またオナニーのやり過ぎは、本来有効だった脳内ホルモンへも、悪影響を与えます。


自慰行為の頻度が高くなりすぎると、ドーパミンやセロトニンに対する脳の反応閾値(いきち)が高くなり、ちょっとやそっとのことでは幸福感や満足感を覚えられなくなってしまいます。
引用:Gigazine

このように高頻度のオナニーは、むしろうつ病を発症させる恐れがあります。

しかし適度な回数であれば、オナニーはうつ病に非常に効果的です。節度を守って、うつ病の予防や治療につとめましょう。


(5)正しいオナニーのやり方はpanpanで覚えよう!

うつ オナニー
皆さんは正しいオナニーを行っていますか?間違ったオナニー法は、うつ病を始め、勃起障害などの様々な症状を引き起こします。

最後にpanpanのオナニーに関連する記事を3つご紹介するので、ぜひ今後のオナニーの参考にしてください。

「適正なオナニーの頻度|シコらなさ過ぎも勃起力低下に?(平均~最適な回数まで)」では、オナニーの回数や頻度について掘り下げています。うつ病においてはヤリ過ぎもヤラな過ぎもNGなので、ぜひこの記事で正しいオナニーの頻度を学びましょう。

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「1週間のオナ禁は効果あり?毎日オナニーする男女5人で検証してみた」では、オナ禁に関する情報を実験形式でリポート。果たして本当に、オナ禁は効果があるのか。真実の記録をご覧ください。

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「EDの原因になるオナニーのやり方|ダメなシコり方をやめて勃起力回復」は、間違ったオナニー法を紹介している記事。勃起力を高めるトレーニングや、精力回復に有効な栄養素もお伝えしているので、最近勃ちがイマイチといった方におすすめです。

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うつ病の予防や治療には適度なオナニーが効果的!

適度なオナニーは、うつ病に非常に効果的です。様々な脳内ホルモンが多幸感を高めたり、睡眠の質を良くしてくれます。

ただしオナニーのやり過ぎはNG。テストステロンの減少を招き、それがうつ病を誘発する恐れがあります。またせっかくのホルモンもその効果が弱まり、本来の効果を発揮できなくなります。

また抗うつ剤のせいでオナニーできない場合もあるので、その際は主治医に相談を。薬を減らす、抗うつ剤の種類を変えるなどの対策を取ってくれます。

うつ病は、決して治らない病気ではありません。筆者もオナニーをはじめ、様々な治療をほどこして、今こうして社会に復帰しています。

うつ病の治療は最初の1歩を踏み出すことが大切です。その一環として、まずはオナニーから始めてみませんか?

以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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