オナニーすると肌が荒れニキビができるって本当?理由と対処法を紹介

オナニーすると肌が荒れニキビができるって本当?理由と対処法を紹介

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オナホマイスター
小鳥遊
週8でオナニーする28歳男。バリバリの営業マン時代、唯一の楽しみだったオナホのレビュー動画を某動画サイトにアップしたところ再生数が10万回を越え、panpan編集部にライターとしてスカウトされる。王道のTENGAから変わり種の据置オナホなど、これまで50種類以上のオナホを試した経験を活かし、リアルな使用感を伝えていきます。
オナニーは肌荒れを引き起こすと、昔から言われていますよね。モテたい年頃なのに、ニキビや吹き出物のせいで自信を持てない男子も多いはず。いざ解決したくても、親や友達に性の悩みは相談しづらいですよね。

そこで今回は、オナニーで肌荒れする説を徹底解説します。記事の後半では、ニキビの原因や予防・改善方法について紹介。今までの不安な気持ちが晴れて、最高の気分でオナニーを楽しめますよ。



オナニーするとニキビができるって本当?

「オナニーするとニキビができる」噂は、ネットでも広がっています。SNSのなかで、気になる投稿をいくつかピックアップしました。


オナニーで肌荒れしやすくなる噂を聞いて、オナ禁を決意した方もいました。噂が本当だとしたら、肌荒れしてる人は1日に何回もオナニーしてるのでしょうか。オナ禁の日数は、どれぐらいが理想なのかも気になりますよね。


ニキビが出たのは、オナニーが原因だと追求した方も。たしかにオナニーした事実はありますが、深夜3時まで起きている生活習慣も気になります。肌荒れが起こるのは、オナニー以外にも原因があるのではないでしょうか。


人の体験談を聞くと、信用したくなりますよね。ニキビや薄毛を引き起こすといわれているのが原因で、最近はオナ禁をする方も増えています。


医学的にニキビとオナニーの因果関係は認められていない

結論を申し上げると、医学的にオナニーとニキビの因果関係はないと言われています。たしかに、オナニーとニキビに直接的な関係があったら、性欲の強い人ほど顔面ニキビだらけになっていますよね。

医学的根拠が無いとするなら、ニキビができるのは別の要因が関係しているはずです。「オナニーしたからニキビができた」説に同意している方は、食生活や生活習慣などの要因を見落としている可能性があります。


オナニーするとニキビができる理由

オナニー 肌
「オナニーするとニキビができる」と言われている理由は、主に以下の2つです。

・思春期ニキビの原因は皮脂の分泌量の増加
・オナニーすると男性ホルモンの影響で皮脂の分泌量が増える

「オナニーするとニキビができる理由」について、詳しく解説します。


思春期ニキビの原因は皮脂の分泌量の増加

皮脂とは、皮脂腺から分泌される脂分です。乾燥や紫外線から皮膚を守る働きがあり、人間の身体のなかでも非常に大切な役割を担っています。

しかし、思春期を迎える10代前半はホルモンバランスが乱れやすいため、皮膚の分泌量が増える傾向があります。


10代の場合、思春期に特有の皮脂の過剰分泌がニキビの主な原因です。

過剰に分泌された皮脂が毛穴につまると、ニキビの原因菌であるアクネ菌が発生します。通常、アクネ菌は肌を守るために働きますが、繁殖しすぎるのは要注意。毛穴が詰まって炎症を起こすと、初期段階である白ニキビが発生します。

皮脂の分泌量は人によって異なるため、すべての人がニキビになるわけではありません。また、思春期ニキビの多くは大人になるにつれて落ち着く傾向があります。


オナニーすると男性ホルモンの影響で皮脂の分泌量が増える

オナニーすると、男性ホルモンである「テストステロン」の分泌量が増えると研究で明らかになっています。



射精をする前に徐々に男性ホルモンであるテストステロンが上昇し、射精時をピークにして下降するということがわかったのです。
引用:yomiDr.

テストステロンは、筋肉や骨格の成長を促すはたらきがあります。第二次性徴期と呼ばれる、思春期に多く分泌されるのが特徴です。

人体に大きな影響を与えるテストステロンは、実は皮脂の分泌とも密接に繋がっています。


男性ホルモンの1種「テストステロン」やステロイドホルモンの1種「アンドロゲン」が、皮脂分泌を司っています。
引用:SHIBUYA SKIN CLINIC

つまり、男性ホルモンのテストステロンが皮脂の分泌を促して、肌荒れを起こしている可能性が考えられます。


皮脂による肌トラブルの対処法

オナニー 肌
10代前半から見られる思春期ニキビは、皮脂の影響を受けているとわかりました。ただ、皮脂は肌を守る役割も担っているため、一概に悪いとはいえません。

ニキビなどの肌トラブルは、過剰に分泌された皮脂が関係していると考えられます。つまり、皮脂を適度にケアすれば肌トラブルを抑えられるのです。

・皮膚を清潔に保つ
・皮膚の水分と油分を保つ
・皮膚を刺激しない
・42℃以上のお湯は使わない


皮脂ケアをするための方法や注意点を解説します。自宅で手軽にできる方法もあるので、ぜひ今日から実践してみてください。


皮膚を清潔に保つ

過剰に分泌された皮脂による毛穴詰まりをおさえるためには、洗顔をして皮膚を清潔に保ちましょう。汗をかくと汚れが肌に付着しやすくなり、時間が経つとニキビの原因菌が繁殖します。

洗顔の頻度は、朝と夕の1日2回。洗顔料を使って皮脂汚れを落とすのがおすすめです。皮脂は肌を保護する役割があるため、落としすぎないのもポイント。なるべく低刺激性の洗顔料を選びましょう。

学生なら部活後の汗処理も大切。身近に水道がないなら、ハンカチやタオルなどで優しく汗を拭いてください。


皮膚の水分と油分を保つ

肌の水分量が低下すると、水分が逃げないように皮脂が肌の表面を覆う
特性があります。肌の水分量が低下する主な原因は、空気の乾燥や紫外線の影響です。

空気の乾燥や紫外線から肌を守るためには、日頃のスキンケアが大切。特に秋から冬は乾燥しやすいので、こまめに水分補給して新陳代謝を上げましょう。また、夏場の紫外線は日焼け止めがおすすめです。

洗顔後は肌の乾燥を防ぐために、化粧水や保湿剤で水分と油分を補給しましょう。


皮膚を刺激しない

皮膚を過剰に刺激すると、皮脂の分泌が促されます。皮脂を取り除きたい気持ちはわかりますが、顔をゴシゴシ擦るの洗顔や拭き取りはやめましょう。

皮脂を抑えるアイテムとして、あぶらとり紙が有名です。しかし、あぶらとり紙を頻繁に使うと、肌を刺激するだけでなく、肌環境を整えるために必要な皮脂まで落としてしまいます。

顔のテカリが気になるなら、あぶらとり紙ではなくティッシュがおすすめです。肌を擦らずに、ポンポンと肌にのせて皮脂をおさえましょう。


42℃以上のお湯は使わない

42度以上の高温の湯は肌から必要な脂質を奪い、バリア機能を低下させます。

洗顔をするときに、冷水で肌を引き締めたい!たっぷりのお湯で洗い流したい!と思いますよね。しかし、洗顔時の水温は、冷たすぎても熱すぎても肌に悪影響を及ぼします。

肌のバリア機能が低下すると、乾燥肌や敏感肌を招きます。乾燥肌が悪化すると、ひび割れやあかぎれ、かゆみなどの症状が発生する場合も。肌環境を保つためには、洗顔するときの水温にも気をつけましょう。

洗顔時の水温は、顔の表面温度と同じ32℃〜34℃程度がおすすめ。もちろん人によって体温は異なるので、手で触ってぬるま湯と感じる温度が目安です。


ニキビの予防と改善に大切なこと

オナニー 肌
ニキビが悪化すると、炎症が起こって治りづらくなったり痕が残ったりします。そこで重要なのが、日々のスキンケアや生活習慣の見直しです。

思春期ニキビで悩む方のために、予防と改善に大切なポイントを7つ紹介します。

・正しい方法でスキンケアをする
・十分な睡眠をとる
・栄養バランスの整った食生活を心がける
・おでこに前髪がかからないヘアスタイルにする
・日焼け止めを使用する
・冷房と暖房の長時間使用を避ける
・物理療法で皮脂の分泌をおさえる

中学生や高校生でも手軽にできる方法ばかりなので、ぜひ試してみてください。


正しい方法でスキンケアをする

洗顔をする前に確認しておくのが、ご自身の肌タイプです。主に脂性肌・敏感肌・乾燥肌の3タイプに分かれています。


肌荒れしやすい敏感肌や乾燥肌の人は朝だけぬるま湯のみにする、皮脂が過剰に分泌しやすい脂性肌の人は朝晩ともに洗顔料でしっかり洗うなど、自分の肌の状態に合わせて洗顔方法をアレンジしてみましょう。
引用:ASHITA BIHABA

洗顔するときは水温だけではなく、正しい手順でおこなうのも大切です。

【正しい洗顔の方法】
(1)手を洗う
(2)ぬるま湯で軽く顔を洗う
(3)洗顔をしっかり泡立てる
(4)泡を顔に塗るイメージでやさしく洗顔する
(5)ぬるま湯でしっかり泡を落とす
(6)清潔なタオルで顔を拭く
(7)化粧水などで保湿をする

最初に手を洗う理由は、手に付着している雑菌を顔につけたくないからです。洗顔料は、手のひらをひっくり返して、泡が落ちないコシのある状態まで泡立てましょう。洗顔用のネットがあると、簡単に泡立ちますよ。

皮脂汚れを落としたいからといって、ゴシゴシ洗顔するのは逆効果です。肌に刺激を与えないように、泡の力を使ってやさしく洗い流しましょう。


夜更かしを避けて十分な睡眠をとる

ダメージを受けた肌は、就寝中に再生します。しかし、夜更かしを続けて睡眠不足状態になると、肌の再生能力は大きく低下。睡眠不足が自律神経の乱れを招き、皮脂の分泌を促す男性ホルモンが増加します。


皮膚の回復を助ける成長ホルモンは、夜寝ているあいだに分泌されます。朝起きたら太陽を浴びて体内時計をリセットし、夜の自然な眠りにつなげましょう。
引用:ROHTO

肌の新陳代謝が活発になるのは、22時から午前2時です。夜更かしを続けていると、肌のターンオーバー周期が乱れて、肌トラブルが発生します。22時までに就寝できるように、逆算して行動しましょう。

ただ、睡眠時間が長ければいいわけではありません。大切なのは、質の高い睡眠です。就寝前にスマートフォンやPCの光を浴びると、睡眠の質は下がります。就寝時間の1時間前から部屋の電気を暗くして、身体を休めておきましょう。


栄養バランスの整った食生活を心がける

日々の食生活によって、肌環境は変わります。特に脂質の多い食事は、皮脂の分泌を促すので要注意。揚げ物やチョコレート、ケーキ、ナッツ類の過剰摂取は避けましょう。

どうしても甘い物が食べたいなら、皮膚の代謝を促す緑黄色野菜や海藻、きのこ類を日頃から積極的に摂取しておきましょう。


望ましいと言えるのが、高糖質・高脂質食を避けた食事。油だけでなく、糖質も皮脂の原料になるからです。 油たっぷりの揚げ物や、炭水化物や甘いものをたくさん食べないように心がけて 。
引用:美的.com

おすすめは、魚中心の和食です。特に鮭は抗酸化力に優れているので、美肌を作るためには効果的。また、納豆や味噌などの発酵食品は、身体の調子を整えるはたらきがあります。


おでこに前髪がかからないヘアスタイルにする

おでこにニキビができると、どうしても前髪で隠したくなりますよね。しかし、おでこから鼻筋にかけてのTゾーンは皮脂の分泌が多くなるので、隠すのは逆効果。髪の毛がニキビを刺激して、症状が悪化しやすくなります。

おでこに前髪がかからないように、ヘアスタイルを工夫しましょう。短髪にしなくても、前髪をセンターに分けるだけでも清潔感を出せます。また、タオルや枕カバーなど肌に直接触れるものは、清潔な状態にしておきましょう。


日焼け止めを使用する

紫外線をたくさん浴びて余分な角質が肥厚すると、毛穴が詰まりやすくなり、皮脂がうまく排出されずにニキビができやすくなります。
引用:ANESSA

アクネ菌が分泌する「コプロポルフィリン」に紫外線が当たると、活性酸素が発生します。活性酸素はニキビを発生させたり、ニキビを長引かせたりする原因に。ニキビを悪化させないために、紫外線から肌を守る対策をしましょう。

もっとも手軽にできる対策が、日焼け止めです。炎天下のレジャーではSPF50+・PA++++のタイプがおすすめ。通勤・通学などの日常的なシーンでは、SPF30のタイプを目安にしてください。

敏感肌の方は、香料や着色料、アルコールが排除された低刺激性の日焼け止めがおすすめです。


冷房・暖房の長時間使用を避ける

冷房の効いた室内の湿度は、1時間で約40%まで下がるといわれています。

湿度が下がると乾燥状態になり、肌の表皮から水分が奪われてしまいます。新たな細胞を作って補おうとするのですが、生まれてくるのはバリア機能や保湿機能が十分ではない細胞ばかり。余計に肌の乾燥を招いて、皮脂の分泌を促してしまいます。

暖房を長時間使用すると肌の水分量が蒸発して、乾燥しやすくなるので要注意。特に秋から冬は空気中が乾燥しやすいので、加湿機能を使うなど対策をしましょう。

エアコンを使うなら、空気の入れ替えをするために定期的な換気を心がけましょう。また、換気ができない状況なら、空気清浄機能や加湿器の使用もおすすめです。


物理療法で皮脂の分泌をおさえる

物理療法で皮脂の分泌をおさえるのも、選択肢の一つ。代表的な治療法はフォトダイナミックセラピーです。


δーアミノレブリン酸を内服し、皮脂腺や毛包に集積する物質(ポルフィリンという光感受性物質)を大量に発生させ、可視光線をあてることで活性酵素が発生し、皮脂腺と毛包を壊す治療です。

フォトダイナミックセラピーは、短時間の光照射で皮脂の分泌がおさえられるのが魅力。殺菌効果にも期待できるので、炎症性のニキビ対策にも効果があるといわれています。

日光過敏症や妊娠中の方は、フォトダイナミックセラピーの治療ができない場合もあります。治療を受けたい方は、必ず専門医に相談してください。


皮脂の分泌量によってニキビが発生しやすくなる

オナニーするとニキビができる説は、医学的根拠がないとわかりました。ニキビが発生する主な原因は、皮脂の分泌量の増加だと筆者は考えます。

特に思春期は皮脂の分泌量が増える時期なので、スキンケアや生活習慣の改善、食生活の見直しが必要です。また、皮脂汚れを落としたいからといって、ゴシゴシ洗顔するのは逆効果。本記事の内容を参考に、正しい洗顔方法を実践してみてください。

オナニーがニキビの原因ではないとわかって、ホッとした方も多いのではないでしょうか。不安な気持ちが晴れて、今日から楽しいオナニーライフが始まりますよ。

以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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