クンニの危険性とは?する側・される側のリスクを徹底解説

クンニの危険性とは?する側・される側のリスクを徹底解説

9,469 views

この記事を書いた人
愛の筆先
MIYABI 編集チーム
陰キャだった学生時代を経て、新卒でなぜか証券会社に就職。営業ノルマが厳しい中で、少しでもコミュ力を鍛えなきゃと思って始めたのがナンパ。それがドハマリして以来、出会いやセックスを追求するようになりました。国内の主要なナンパスポットや、アプリ、オンゲでの出会いを網羅。今は本職のディレクターとして、みなさんにガチで使える情報を提供をしていきます。
エッチのときや風俗遊びでついしたくなるのがクンニ。前戯はさほどバリエーションがないですから、クンニぐらいしないと間が持ちません。たいていじかに舐めちゃってますが、性病の方は大丈夫なんでしょうか?

というわけで今回は、する側・される側に分けてクンニの危険性を徹底解説します。コンドームでは感染対策しづらいクンニは、性病をうつし・うつされる立派な経路です。どんな病気にかかるのか、対策もあわせて紹介します!




クンニは意外に危険が多い!リスクを知って安全なセックスライフを

クンニ 危険
「性感染症にかかるのは、セックスが原因の場合が多い」。これは誰でも知っています。ただ「セックス=挿入」と限定して考えているとしたら、かなり危険です。「コンドームをつけさえすれば安全」との考えは、ハッキリ言って甘すぎます。

口と舌で相手の性器を刺激するオーラルセックスも、性病の立派な感染経路の1つだからです。代表的なプレイは、フェラチオとクンニ。厚生労働省によれば、この2つのプレイで性病にかかるのを防ぐには以下の対策が必要になります。


男性用コンドームを陰茎に装着することや、女性の性器にラップ等を使用することで感染のリスクを低くすることができます。

ゴムフェラは現実的な選択肢だと思いますが、ラップクンニはどうでしょうか?少なくとも筆者は、サランラップやクレラップを使ってまでクンニしようとは思いません。それはつまり、フェラよりクンニの方がみな感染対策をサボりがちで、性病を媒介する危険性が高いのを意味します。

「危険な情事」の名優マイケル・ダグラスは、かつて「クンニのしすぎで咽頭ガンになった」と告白しました。子宮頸部ガンの原因となるウイルスが、クンニによって喉に感染したわけです。気をつけないと、「あのときのクンニが命取り」なんて事態にも陥りかねません。


クンニする側の危険性:考えられるリスク5つ

クンニ 危険
クンニする側、つまり男性の身に起こる危険性のうちで目ぼしいものを挙げました。

・HIV
・B型肝炎
・梅毒
・咽頭淋菌
・口唇ヘルペス

警戒度順に並べています。万が一うつってしまったときの早期発見のためにも、感染時の症状を知るのは大事です。体調に該当する異変があり、「あのときの…」と思い当たるフシがあったなら、“なるはや”で医師の診断をあおぎましょう。


①HIV

感染時の症状 ・発熱
・のどの痛み
・発疹
クンニ時の警戒度 ★★★★★

HIVとは「ヒト免疫不全ウイルス」の略。感染するとリンパ球が破壊されて風邪やインフルエンザのような症状を呈しますが、2~4週間で自然に消えてしまいます。しかしその一方で、HIVは体内に潜んだまま。エイズ発症までの期間は、およそ数年から数十年です。

抗HIV薬の進歩で、現在ではエイズの発症をかなり抑えられるようになりました。とは言えオーラルセックスもHIVの感染経路ですから、クンニにおける警戒度はMAX。女性器を舐める際には、厚生労働省推奨のラップ使用が考えられる予防策の1つとなります。


②B型肝炎

感染時の症状 ・発熱、倦怠感
・黄疸
・肝機能障害
クンニ時の警戒度 ★★★★★

B型肝炎ウイルスへの感染が原因。急性の肝障害を引き起こします。入院せざるを得なくなるケースや、命に危険が及ぶケースもあるほど。輸血やセックスを介してかかりますが、感染する確率が30~40%と非常に高いのが特徴です。

自然治癒する場合が多い一方で、入院も決して珍しくありません。予防はクンニ時のラップ、またはB型肝炎ワクチンの接種になります。


③梅毒

感染時の症状 ・陰部のしこりや赤み
・陰部の傷や潰瘍
・足のつけ根のリンパ節がはれる
クンニ時の警戒度 ★★★★★

梅毒は梅毒トレポネーマなる病原菌が原因の性病です。おもな感染経路は性行為。2010年以降、日本で再び増えてきている性病です。感染後は上に挙げたような症状が現れますが、その後いったん自然に治ります。しかしこれは、あくまで見かけ上の回復に過ぎません。

長期にわたって体内に潜み、治療しないままだと感染後数年から数十年もたって新たな症状が現れます。そのときはすでに、生命をおびやかす危険のある晩期梅毒の状態です。初期段階での治療方法は、2~4週間の抗生物質の内服になります。


④咽頭淋菌

感染時の症状 ・のどの痛み
・のどの違和感
・無症状
クンニ時の警戒度 ★★★★☆

淋病の原因となる淋菌が、のどに感染して起こる性病。それが咽頭淋菌です。潜伏期間は2~7日間。おもな症状はのどの痛みや違和感ですが、ほとんど場合は無症状です。治療は、基本的には抗生物質の点滴を1回行なって終了となります。

ただし治療後2~4週間後に再検査をして、菌がいないのを確かめる必要あり。対処法はラップクンニになります。


⑤口唇ヘルペス

感染時の症状 ・口の周りの水ぶくれ
・口の周りが痛む
・発熱
クンニ時の警戒度 ★★★☆☆

単純ヘルペスウイルス1型と2型による感染症。1型は幼少期に、2型は性交渉を行なうようになってから感染するケースが多いです。やっかいなのは、一度感染すると生涯にわたって体内に潜み続けるところ。

初感染時の潜伏期間は、2~10日間です。治療は10日間程度の内服になります。1年に何度も再発するような場合は、抗ウイルス薬を長期に服用する治療も。予防策はラップクンニです。


クンニする際の注意点・予防策

女性が何らかの性病にかかっていた場合、クンニすると膣分泌液を介して男性に感染します。何も対策をせずにクンニすると、感染するか否か、また発症するか否かは運次第です。それでは危険ですから、クンニする際には細心の注意が必要になります。

厚生労働省が推奨するラップクンニは、ゴムフェラと同じ発想の予防策です。「バカバカしい」と思うなら、そもそもクンニは避けた方が良いでしょう。不特定多数の相手や風俗嬢との性交渉ではとくにそうです。女性自身に性病の自覚が全くないケースもよくあります。


クンニされる側の危険性:考えられるリスク3つ

クンニ 危険
クンニされる側、つまり女性の身に起こる危険性のうちで目ぼしいものを挙げました。

・淋病
・クラミジア
・マイコプラズマ

なおHIVおよびB型肝炎は、クンニされる女性側にも当然感染リスクがあります。男女とも症状・治療法などに違いがないため、こちらでは割愛しました。


①淋病

感染時の症状 ・おりものの増加
・排尿時の痛みやかゆみ
・発熱
クンニ時の警戒度 ★★★★☆

淋病は淋菌が原因となって引き起こされる性病です。男性に比べると、女性は痛みが少なく無症状である場合が多いのが特徴。上に挙げたもののほか、男女共通で見られる症状として、

・のどの違和感
・目の痛み

などがあります。感染後の潜伏期間は、女性だと約2週間です。感染部位は大きく分けると、目、喉、性器および肛門。男性が咽頭淋菌にかかっていた場合、女性はクンニでうつされる可能性が高まります。

治療の方法は、抗生物質の点滴や筋肉注射。抗生物質がうまく働けば、およそ1週間かけて少しずつ症状が改善します。


②クラミジア

感染時の症状 ・おりものの増加
・排尿時の痛みやかゆみ
・セックス時の膣の痛み
クンニ時の警戒度 ★★★★☆

クラミジア・トラコマチス病原体に感染して起こる性病です。淋病に比べると、基本的には症状は軽く済みます。また50~80%もの人が、感染しても無症状です。

ただ無症状だからと言って安心はできません。感染に気づかず放置したままだと、感染が進行して卵管癒着による不妊症を引き起こす可能性があるからです。女性の場合、潜伏期間は1~3週間。抗生物質を服用して治療を行ないます。


③マイコプラズマ

感染時の症状 ・おりものの増加
・セックス時の膣の痛み
・発熱
クンニ時の警戒度 ★★★☆☆

細菌であるマイコプラズマに感染して起こる性病です。感染しても大半が無症状か軽症。コロナと同様、だからどんどん感染が拡大します。

潜伏期間は7~35日間。細菌の方に抗生物質に対する耐性ができていると治療が困難になります。


クンニされる際の注意点・予防策

ゴムフェラとは異なり、クンニ時のラップ使用は現実にはなかなか難しいものがあります。とくに女性の方から切り出すのは、かなり勇気がいるはずです。

だとすれば、不特定多数の相手とは交渉しない覚悟が必要。また一夜限りのお相手の場合は、あらかじめクンニをしないでほしいと伝えておきましょう。いざエッチが始まってからだと、クンニを拒むのは難しいからです。


クンニする前は事前にチェック!舐めてはいけないマンコの特徴

クンニ 危険
こんなマンコはクンニNG!舐めてはいけないのはどんなマンコか、知っていると知っていないのとでは感染リスクに大きな差が出てきます。

・クサい
・かゆみあり
・痛がる
・マンカスあり
・グロい

それぞれどんなマンコで、なぜクンニNGなのか。1つ1つ解説していきましょう。


クサい

ニオイは重要なシグナル。異臭がする食べ物が腐っているように、クサいマンコには問題があると考えて間違いありません。実際多くの性病が、マンコの悪臭の原因になります。クラミジアに梅毒、淋病、カンジダ、マイコプラズマ…。挙げていけばキリがないほどです。


日頃からアソコのニオイに敏感になり、性病を疑う姿勢が大事。検査で陰性とわかれば、安心してエッチできます。もちろん匂わないように、ふだんから清潔にしておくのはエチケットとしても重要です。


かゆみあり

マンコがかゆいかどうかは女性に聞かなければわかりませんが、掻き傷があってうっすら血がにじんでいるようなら、それはかゆみがある証拠。先ほど紹介した淋病やクラミジアにとどまらず、カンジダ、ヘルペス、トリコモナスなど、性器のかゆみを伴う性病は沢山あります。


女性も「おかしいな」と感じているはずですから、懸念をハッキリ伝えて検査をすすめましょう。もちろんクンニは厳禁。陰性だと証明されるまでは、残念ながらエッチもおあずけです。


痛がる

セックス時に膣に痛みを感じる性病に、淋病やクラミジアなどがあります。コンドーム着用で挿入して、処女でもないのに痛がったなら性病が疑われる反応と言わざるを得ません。


「頻繁にセックスしすぎて痛い」など、わかりやすい説明ができる場合を除き、性交時の痛みは性病の可能性を考えてしかるべき症状です。

ふつうクンニは前戯に分類されますが、コンドームをして挿入後の方がタイミング的には良さそう。少なくとも膣に痛みがあるかどうかだけは、先に確認できるからです。


マンカスあり

マンカスが溜まっていたから即性病ではないにせよ、陰部を清潔に保っていないのは明らか。そもそもクンニする気が失せますが、その生理的反応もまた人間のカラダに備わった防御本能の1つかもしれません。


しかし興奮すると、通常の判断能力が失われます(笑)。「汚なければ汚ないほどイイ」などと、衛生観念が吹っ飛びがちです。ただ不潔な状態のマンコは、雑菌の温床。善玉菌が駆逐されて免疫力が低下すれば、それは性病への感染リスクが高まった状態と言えます。

たかがマンカス、されどマンカス。恥垢そのものは性病の副産物でないにしても、感染に対して無防備なマンコとみなし、クンニはしない方が身のためです。


グロい

年を重ねればマンコはいずれグロくなるもの。ヒダが黒ずみ伸びきって、クリの包皮も垂れ下がります。しかし中にはまだ若いのに、やたらグロすぎるマンコを見かけるときが。

むろん性病にかかっただけで、マンコがグロくなるわけではありません。しかし年不相応にグロいマンコの女性は、おそらくは相当なヤリマン。ヤリマンだから悪いと言いたいわけではなく、ただそれだけヤッていれば必然的に性病にかかる可能性も高くなるわけです。


キャピキャピした女の子を脱がせたらグロマンだった。「ギャップ萌えサイコー」となりそうですが、そこでぐっとこらえて下さい。

なぜここまでグロいのか
→相当ヤッてる
→性病にかかる可能性大

一応これくらいは考えて、コンドーム付きで挿入はしても、クンニだけは思いとどまるべきでしょう。


性病の疑いがあれば早急に泌尿器科へ

クンニ 危険
性病は専門の医師に診てもらわないと治療できません。症状が似通った性病も多く、素人判断は禁物です。自然に回復したように見えるものの中には、体内にしつこくウイルスが残り続けたり、十数年もたってからぶり返したりするやっかいなものまであります。

感染後の早い段階で処置すれば、それだけ治療の効果も出やすく、再びエッチできる日も近づきます。悩んでいても何も解決しません。クリニックや病院の泌尿器科へ出向き、疑わしい性交渉の履歴などを正確に伝えて正しい診断を下してもらいましょう。

初期段階の治療は抗生物質の投与などで、それほど大げさなものではありません。後回しにすればするほど、治療そのものも複雑になり長引きます。「性病かな?」と思い当ったら、“なるはや”での受診を心がけましょう。


そのクンニ、ちょっと待った!常に性病の危険性あり

厚生労働省推奨のラップクンニ。実践した人はいるのでしょうか?理屈で言えばゴムフェラと同じですが、どうもこう…しっくりきません(笑)。ベッドにサランラップを持ち込むのもアレですから、TENGAあたりがクンニ用の専門グッズを出してくれるのを待ちましょう。

しかし感染対策は今すぐ必要です。ラップを使う気になれないのなら、エッチでのクンニはなるだけ避けましょう。決まったパートナーとはともかく、風俗や出会い系経由のワンナイトラブでは危険です。

クンニはする側もされる側もリスクがあるのでご用心!以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

◯関連記事
ソープランドで性病になるリスク6つ|プレイごとに感染しやすい病気を解説
ピンサロでクンニしても大丈夫?考えられるリスクや注意点を徹底解説


\ この記事をシェアする /

関連キーワード


TOPに戻る