最高に気持ちいいバックの体位は？セックスに使える全24個の後背位バリエーション

(2)「寝バック」のバリエーション8つ

続いては寝バックのバリエーションプレイを8つご紹介します。

変化をつけづらいように思える寝バックですが、実は多彩なバリエーションプレイが行えます。

寝バックからの派生体位もお伝えしているので、ぜひセックスに取り入れてみてください。

①上体を起こしてピストン

寝バックは斜め上からのピストンが基本ですが、男性が上体を起こすことで、また違った角度からの刺激を与えることができます。

深い挿入感が得られるので、ポルチオへのアプローチに最適です。

また上半身が起きると、自分の身体で隠れていたアナルやお尻がよく見えるようになります。そのままお尻を左右に開いたり、スパンキングなどのプレイも行えるようになるので、バリエーションが広がります。

②覆いかぶさって密着感をアップ

上のプレイとは反対に、上半身を覆いかぶせるようにすると、密着感をアップすることができます。

ピストンしにくいというデメリットはあるものの、お互いの体感を感じられるので、女性からの評判はすこぶる良好。重なり合ったまま小休憩、なんて使い方もできたりします。

この状態で膣を刺激するときは、腰を奥に押し付けるようにするのがおすすめ。激しい刺激ではないものの、奥にピンポイントにアプローチできます。

また全身で拘束しているような形なので、ソフトSMのような気分も味わえます。

③首筋や耳などを愛撫する

女性の身体との距離が近い寝バックは、愛撫プレイとの相性が抜群です。

首筋や耳、背中を優しく愛撫すれば、女性の快感も倍増。さらに上から添えるように手をつなげば、正常位とはまた違った密着感たっぷりなイチャラブセックスが楽しめます。

顔がちょうど耳元にあたるので、耳を舐めながらの言葉責めも効果的。全身で女性の身体をロックしているような体勢なので、逃げようにも逃げられない、強制責めも行えます。

④女性が振り向いてキスをする

よりイチャラブを楽しみたいなら、寝バックしながらキスをしてみましょう。

他2つのバックとは異なり、寝バックなら顔を斜め後ろにそらすのも比較的簡単。むしろプレイが盛り上がると、女性が自然にキスをせがむように上体をひねったりするので、より情熱的なプレイが楽しめます。

またキスのバリエーションとしては、女性が真上に顔をそらすパターンもあります。アゴを上げる形ですね。

これはなかなかキツい体勢ですが、アクロバティックかつSMっぽくて、また違った刺激が得られます。その体勢で上からツバを落とす、なんてアブノーマルプレイを楽しみ猛者もいるようです。

⑤女性がお尻を突き出す

通常状態だと挿入が浅くなりがちな寝バックですが、女性がお尻を上に突き出すと、簡単に深い挿入感が得られるようになります。

そもそも中イキしやすい寝バックが、お尻の突き出しによって、さらに破壊力が倍増。ポルチオをダイレクトかつ安定して刺激できるようになり、セックステクニックが未熟な男性でも簡単にイカせられるようになります。

またピストン中に女性がクイクイとお尻を突き出すと、まるで男性側が責められているような感覚になります。

お尻を上にあげるのが難しい場合は、少し厚めの枕やクッションをお腹の下あたりに挟みましょう。

⑥女性が両足を広げる

寝バックは、両脚を閉じた女性に挿入するのが一般的。しかしこの体勢はペニスが抜けやすく、また早漏には刺激が強すぎるというデメリットがあります。

そんなデメリットをカバーできるのが、この「女性が足を広げた状態での寝バック」です。

体勢としては、ノーマルバックのまま寝そべったような状態。この状態だとお互いの下半身がピッタリとフィットするので、ペニス抜けはまずなくなります。

また挿入は深くなるものの、圧迫感が少なくなり、締め付けもゆるめ。激しい動きに適した体勢でもないので、まったりとした寝バックが楽しめます。

「寝バックはすぐイッちゃうから苦手」
「寝バックはペニスが抜けやすくて怖い」

こんな悩みをお持ちの男性は、ぜひこのバリエーションをお試しあれ。

⑦燕返し(つばめがえし)

「燕返し(つばめがえし)」は、48手の1種です。

寝バックからの派生体位の1つで、仰向けに寝そべった状態の女性の片足を持ち上げて挿入します。

片足を上げることで、寝バックとはまるで違う角度からの刺激をプラス。また膣深くまで挿入することもできるので、快感性能もアップします。

しかし燕返しは、女性への負担が大きい体位でもあります。ある程度の柔軟性も必要となるので、女性が辛そうにしていたら、すぐに普通の寝バックに戻りましょう。

⑧横バック

寝バックからの派生体位を、もう1つご紹介します。お互いの身体を横向きに寝そべらせた状態で行うバック、通称「横バック」です。

やり方は簡単で、まず寝バックで挿入。そこから左右どちらでも良いので、身体を倒すだけです。横バックから寝バックに派生するパターンも、おすすめです。

横バックの魅力は、男女ともにリラックスして行える点。どちらもベッドに身体を横たえているので、肉体的な疲労をほとんど感じることなく、まったりプレイが楽しめます。

そのぶんペニスが抜けやすく、腰が動かしづらいというデメリットもありますが、そもそも横バックは快感を第一の目的としているわけではありません。

「いっしょにベッドに寝転がりながらセックスもできる」

こんな天国を味わえるのは、横バックだけです。顔の向きがいっしょなので、挿入しながら映画鑑賞、なんてのもおすすめですよ。