真性包茎男子がコンドームをつけるべき4つの理由｜性交症の前に知っておこう

彼女ができてセックスを意識すると、自分のちんこが気になるのはいくつになっても同じ！特に亀頭が露出しない真性包茎であれば、普通にセックスできるか不安ですよね。

確かに皮が被ったままでも、日常生活にはとくだん問題はありません。ただセックスをするとなれば、コンドームを付けても様々な支障が出てきてしまいます。

しかし真性包茎の男性がセックスするなら、コンドームは必須！

何故必須なのか、今回は真性包茎の男性がコンドームをつけるべき4つの理由を解説していきましょう。

真性包茎の男性の性交渉にはコンドームが必要？

panpan編集部には、実に様々な読者のお悩みが送られてきます。

女性向けの記事もありますが、基本的にメンズ総合情報サイトなため、やはりちんこについてのお悩みは多い！

そんな編集部デスクの一員である筆者が、今回は真性包茎の性交渉について色々な角度から詳しく解説していきましょう。

真性包茎の男性の性交渉にはコンドームが必要か否かの理由の前に、まずはセックスのリスクや包茎の種類について解説します。

自分がどのタイプに当てはまるか、しっかりチェックしてみて下さいね。

そもそも真性包茎の男性は性交渉さえもリスクが高い！

勃起して射精できるなら、一応真性包茎でもセックスは可能です。しかし本気で亀頭が見えないほどの真性包茎の男性は、そもそも性交渉のリスクが高い！

まず包皮が剥けないと尿や汗などの恥垢が包皮内に溜まりやすく、悪臭や雑菌の元になってしまいます。

そのため衛生面で彼女に嫌がられたり、性感染症を移してしまうリスクが大きいです。

またセックス中の摩擦で包皮がツッパリ、快感どころか痛みしか感じない真性包茎の男性は多い！摩擦で痛いのであれば、手コキやフェラだって痛みを感じてしまいます。

更に包皮が邪魔して射精も上手くできず、子作りもままならなくなる男性もいるのです。

その上亀頭が露出していない分、亀頭の成長や刺激が阻まれてしまい、ドリルチンコや早漏などちんこ自体にもコンプレックスを抱いてしまうでしょう。

真性包茎と仮性包茎の違い・見分け方

幼少時はどんな男の子も真性包茎！ただ体やちんこの成長と共に、どの男性もだいたい思春期を迎える11～18歳くらいの間で包皮が剥けます。

そもそも日本人の約7割が仮性包茎のため、勃起していなければ皮かむりな男性は成人でも多いです。

しかし他人とちんこを見比べる機会もそうそう無いので、自分がどのレベルの包茎か不安になってしまいますよね。

簡単に言えば勃起した時に亀頭が全部露出しているか否かで、自分が仮性か真性かを見極められます。

図で言えばType3や4は真性包茎！また亀頭が少しだけ露出し、包皮がカリ首を締めているような、Type1と2はカントン包茎と呼ばれています。

真性包茎やカントン包茎はセックス時に痛みを感じやすく、不衛生で亀頭の成長も阻むので、場合によってはセックス以前に治療や手術が必要です。

真性包茎の男性がコンドームをつけるべき理由4つ

例え真性包茎でも若い内は、本能で湧き上がる性欲を誰にも止められません。

そのため彼女ができれば当然セックスしたくなりますし、風俗でフェラをしてもらったりしたくなるでしょう。

しかしリスクの多い真性包茎の男性こそ、性交渉の際にコンドームは必須！

ここからは改めて、真性包茎の男性がコンドームをつけるべき理由を解説していきます。

彼女と愛あるセックスをしたいなら、コンドームの必要性をしっかり覚えておいて下さいね。

①不衛生なので感染症の恐れがある

先にも少し触れましたが、真性包茎の男性は恥垢が溜まりやすい！恥垢とは尿や汗、カウパーや精液のカスなどが垢になってしまったものです。

また恥垢中の雑菌の他に、真菌の一種であるカンジダも常在菌として存在しています。

しかし皮を剥いて洗わずにいると増殖し、痒みや炎症を起こしてしまうのです。

そのため真性包茎のちんこは悪臭を放ちやすく、相手の女性にも性感染症を移してしまうリスクがあります。

セックスならカンジダ膣炎に尖圭（せんけい）コンジローマ、フェラならヘルペスや扁桃腺炎など、女性側もリスクが高いのです。

彼女の健康を守るためにもコンドームは必ず使いましょう。

②包皮が引っ張られて痛みを感じる

オナニーでは自分で力加減を変えられますが、彼女とのセックスでは中々上手く強さを調整できません。

そのため真性包茎の男性は、摩擦力で包皮が引っ張られ痛みを感じてしまいます。

しかしコンドームで包皮の動きを押さえれば、フェラや挿入時の痛みを軽減しやすい！

また真性包茎ちんこは敏感なので、コンドームをつけた方が刺激も減らせます。早漏気味で悩んでいるなら、射精を少しでも遅らせられるでしょう。

③勢いで包皮が剥けると出血やカントン包茎になる恐れ

コンドームをつけずにセックスすれば、勢いで包皮が剥け出血やカントン包茎になる恐れがあります。

膣圧は手の力に比べれば弱いですが、経験値の少ない女性や処女の膣内は硬く、摩擦力はそれなりに高いのです。

そのためうっかり包皮が剥けてしまえば、痛みでセックスどころではなくなります。

また半端な剥け方をすると、亀頭を締め付けるカントン包茎になるので注意！

しばらく様子を見て痛みも治まれば脱真性包茎を達成ですが、痛みや出血が治まらず、半端な剥け方をした場合は泌尿器科に相談しましょう。

④射精できるなら当然妊娠のリスクがある

真性包茎の男性は亀頭が出ていなくとも、尿道口はかろうじて見えています。尿道口がある以上、飛びが悪かろうが量が少なかろうが精子だって分泌されます。

そのため射精できるなら当然妊娠のリスク有り！

特に年齢が若いほど精子はカウパー（我慢汁）の中にも混入するので、コンドームを途中からしたのに妊娠などのトラブルが多いのです。

少なくとも自分の手で彼女や子供の人生を担えるようになるまでは、ちんこが真性包茎でもズル剥けになっても、セックス時にコンドームは必須ですよ。

真性包茎の男性がコンドームをつける際の注意点

真性包茎の男性こそコンドームを使うべきですが、元々包皮が剥ける人用に作られたコンドームは、真性包茎の男性は付けにくいのです。

しかし正しくコンドームを装着しなければ、挿入時の痛みだけでなく、性感染症や妊娠のリスクは高まるばかり…。

ここからは、真性包茎の男性がコンドームをつける際の注意点もしっかり覚え、できるだけセーフティなセックスを楽しみましょう。

彼女との「いざセックス！」に備え、オナニーの際に自分に合うコンドームを試しておくのもオススメですよ。

ちんこにフィットするコンドームを選ぶ

真性包茎の男性は少しキツめで、ちんこにフィットするコンドームを選びましょう。

真性包茎の男性は亀頭が成長しておらず、先端の引っ掛かりがありません。そのためコンドームは装着できても、抜けやすくなってしまいます。

コンドームが緩いとピストンする度に包皮も動いて痛みを感じやすいで注意！

何よりしっかりフィットしていなければ、性感染症や妊娠のリスクが高くなるので、サイズ選びから気を付けましょう。

早漏か遅漏によってコンドームの厚さを選ぶ

基本的に真性包茎の男性は亀頭の刺激に弱く早漏気味ですが、包皮のせいで逆に遅漏気味の人もいます。

そのため、早漏か遅漏によってコンドームの厚さを選びましょう。

早漏気味なら多少の厚みがあり、フィット感もあるイソプレンラバーのコンドーム！遅漏気味なら、薄いポリウレタンのコンドームがオススメです。

他にもコンドームの種類や素材など、自分に合いそうなコンドームを知りたいなら関連記事も要チェック！

◯関連記事
・コンドームの種類を徹底解説｜知っておくべき5つのチェックポイントとは

包皮が動かないように亀頭を押さえてゴムを被せる

コンドームを上手くフィットさせるには、包皮が動かないよう亀頭を押さえてゴムを被せましょう。

真性包茎の男性は、下に包皮がズレると痛みを感じるので注意！逆に包皮を上に上げて固定し、もう片方の手でゆっくりとコンドームを下ろしていきます。

とにかく包皮が動かないよう、根元までしっかりと被せて下さいね。コンドームを被せ終わって包皮がズレていなければOKです。

精液溜まりの空気を抜いてゆっくり被せる

真性包茎の男性でも、コンドームは精液溜まりの空気を抜くのが必須！

被せる前に指で押さえ空気を抜かなければ、挿入時に破ける恐れがあるので気を付けましょう。

またコンドームには裏表があるので注意！ちなみに女性の膣内で触れる方が表で、ちんこに触れる側が裏です。

裏表を間違えると根元まで下ろせず、間違えたら付け直しになるのでコスパも悪い！ゴムの裏表をもっと詳しく知りたいなら、関連記事もチェックして下さいね。

◯関連記事
・コンドームの裏表を一瞬で見分ける5つ方法！暗闇でもスムーズに装着可能

真性包茎は保険が適用される立派な疾患！早めに治療するべき

日常生活で今は問題が無くても、真性包茎やカントン包茎は排尿障害や射精障害など、将来的にちんこリスクは高くなります。

そのため真性包茎やカントン包茎は、保険適用で手術が可能です。

基本的に日帰り手術で回復には1ヶ月くらい掛かりますが、その後のセックスライフは快適になるでしょう。

未成年は親の同意がいるものの、思春期を過ぎても包皮が剥けないなら1度思い切って相談に行くべきです。

言うのは一瞬の恥、言わぬのは一生の後悔！

いつまでも真性包茎やカントン包茎でいれば、雑菌や悪臭など衛生面での問題だけでなく、雑菌が溜まり過ぎると癒着して痛みも強くなってしまいます。

更に真性包茎は膣内射精障害や、心因的原因でEDになりやすく将来の妊活にも影響を与えるのです。

またカントン包茎でカリ首が締められすぎると、亀頭の成長を阻むだけでなく、最悪の場合壊死する危険性も有り！

包茎手術はメンズクリニックだけでなく、泌尿器科でもできます。思い切って1度相談すれば、人生がきっと明るくなりますよ。

術後の流れを知りたい人は、関連記事も要チェック！

◯関連記事
・包茎手術後のオナニーについての注意点｜勃起やセックスが可能になるのはいつ

真性包茎の男性こそコンドームは必須！痛みが強いなら泌尿器科で相談しよう

今回は、真性包茎の男性がコンドームをつけるべき理由を徹底解説しました。なぜ必要なのか、改めてポイントをおさらいしておきましょう。

【この記事のポイント】

真性包茎のセックスリスク
・恥垢などの雑菌が溜まり悪臭や包皮癒着の恐れ
・不衛生になりやすく性感染症のリスク大

コンドームをつけるべき理由
・包皮のズレによる痛みを軽減
・妊娠や性感染症を防ぐ

保険適用できる包茎の種類
・亀頭露出が全くできない真性包茎
・半端に包皮が剥けたカントン包茎

日常生活で問題がなければ、真性包茎でも手術は躊躇してしまうかもしれません。しかしちんこの自信は男の自信にも繋がります。

将来彼女と気持ちいいセックスを楽しんだり、子作りもスムーズにしたいなら1度泌尿器科で相談してみましょう。

何より自分の健康のためにも、早めにズル剥けちんこになるのをオススメします。

以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。


◯関連記事
・包茎でもオナホは使える？仮性・真性に分けて安心な使い方を徹底指南
・ソープ嬢は包茎を気にするの？種類によって違う意外な反応をレポート