HIV・AIDSの原因まとめ「セックス以外の要因も多々」

HIV・AIDSの原因まとめ「セックス以外の要因も多々」

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HIVやAIDSと聞くと、セックスが原因と思う人は多いのではないでしょうか。ここでは、「HIV・AIDSの原因まとめ セックス以外の要因も多々」ということで、感染の原因をご紹介していきますので、どんなことで感染するのか知ってくださいね。


HIV・AIDSの原因①性的感染


HIV・AIDSの原因①性的感染

HIV・AIDSの感染は、セックスによる感染が一番多いです。特に、男性同士のアナルセックスによる感染が原因で感染することが多いです。アナルはセックスをするための器官ではないので、挿入や摩擦で傷ついたり出血しやすく、そこからHIVウイルスが侵入して感染します。なので、女性の膣でのセックスよりも、アナルセックスでの感染リスクは高くなります。また、女性は、セックスで膣粘膜から精液に含まれるHIVのウイルスで感染したり、男性はセックスで亀頭部分(粘膜)の細かい傷から、膣分泌液に含まれるHIVのウイルス侵入で感染します。


HIV・AIDSの原因②母子感染


HIV・AIDSの原因②母子感染

母子感染もHIV・AIDSの原因になります。でも、母子感染は、母親がHIVに感染しているからといって、お腹の中にいる子供に必ずHIVが感染してしまう、というわけではありません。母子感染は、出産するときの産道感染、母乳による感染、胎内感染があげられるのですが、母子感染を防ぐ対策をすることで、母子感染率を0.5%未満に下げることができます。

母子感染を防ぐ対策としては、いろいろとあります。妊娠初期のHIV検査実施による感染診断、妊娠中の抗HIV療法、陣痛発来前の選択的帝王切開術、などと他にもいろいろとあるので、適切な母子感染対策を取って、子供への感染を防ぐことがとても重要になります。


HIV・AIDSの原因③血液感染


血液による感染もHIV・AIDSの原因になります。輸血による血液感染は、約90%の感染率と言われています。また、注射器や注射針の共用で麻薬を打ち回したり、病院などでの針刺し事故などから、HIV感染者の血液が他人の血管に侵入することで感染します。また、注射器や注射針の打ち回しは、HIV感染だけでなく、C型肝炎に感染する確率も高いです。病院などでの針刺しによって、HIV感染者の血液で事故が起こった場合は、2時間以内に抗HIV薬を摂取することで、感染の確率を下げることができます。

献血血液について、不安になる方がいるかもしれませんが、日本赤十字社は献血血液について、 厳しいHIV検査を行っているので、献血血液での感染はほとんどないと言えます。ちなみに、献血でのHIV検査の結果は、献血者には伝えられないので、献血でHIVの検査をしようとするのはやめましょう。


HIV・AIDSの原因④オーラルセックスで感染


オーラルセックスの感染は、セックスやアナルセックスに比べるとHIV感染の確率は低いのですが、それでもHIV感染のリスクはあるので、HIV感染の原因になります。たとえば、HIV感染者の男性が、女性の口の中に射精したら、女性への感染のリスクが高まります。また、オーラルセックスをするときに、どちらかがHIV感染者だった場合、HIV感染者の体液を未感染者の口に入れることになるので、HIVが感染する可能性はあります。

いかがでしたか?HIV・AIDSに感染しないように、自分で自分の身を守るようにしましょう。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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