発疹が出たらHIV感染の可能性あり?油断できない5つの皮膚疾患

発疹が出たらHIV感染の可能性あり?油断できない5つの皮膚疾患

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HIV感染の症状は、皮膚に出ることがよくあります。ここでは、「発疹が出たらHIV感染の可能性あり?油断できない5つの皮膚疾患」ということで、ご紹介していきますので、特にHIVの疑いがあるかもしれない方は参考にしてみてくださいね。


HIV感染の可能性がある皮膚疾患①急性期皮疹


HIV感染の可能性がある皮膚疾患①急性期皮疹

急性期皮疹という皮膚疾患は、カラダ全身に、直径5ミリくらいの盛り上がった丘疹状が急に発症する皮膚疾患です。急性期皮疹は、かゆみが出るのも特徴です。そのままの状態にしておいても、数日から2週間くらいで、自然と治ります。この症状が出たからといってすぐにHIVという判断はできないのですが、急性期皮疹は、HIV感染の可能性のある代表的な皮膚疾患の一つになります。


HIV感染の可能性がある皮膚疾患②帯状疱疹


HIV感染の可能性がある皮膚疾患②帯状疱疹

帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスが原因で発症する皮膚疾患になります。一般的に、カラダの左右片側に発症します。帯状疱疹は、皮膚にヒリヒリした痛みやチクチクする痛みが出て、痛くて痒いことから発症します。時間が経つと、痛みとともに赤い発疹ができてきて、小さな水ぶくれになって帯状に広がっていきます。帯状疱疹は、胸から背中、腹部など神経にそった部位に発症することがほとんどです。まれに、手、足、額に帯状疱疹が出ることもあります。

この帯状疱疹は、自然には治りません。原因になる水痘・帯状疱疹ウイルスに効果のある抗ウイルス薬を使わないと、再発する可能性が高いので、必ず病院に行くことをオススメします。帯状疱疹もHIV感染の可能性がある代表的な皮膚疾患です。


HIV感染の可能性がある皮膚疾患③単純ヘルペス


単純ヘルペスは、発疹や水ぶくれが特徴の、HIV感染の可能性がある皮膚疾患です。単純ヘルペスには、1型と2型があり、1型は口の周りや顔面など上半身に発症し、2型は性器や下肢など下半身に発症することが多いです。単純ヘルペスは、一度発症すると、体調が悪くなるとまた発症する可能性がとても高いです。なので、抗ウイルス薬を使って対処する必要があるので、単純ヘルペスができたら、病院に行きましょう。単純ヘルペスができると、できたヘルペスの近くのリンパ節が腫れたり、頭痛や発熱を伴うこともあります。


HIV感染の可能性がある皮膚疾患④脂漏性皮膚炎


脂漏性皮膚炎は、皮脂の分泌が多い部分に発症する、HIV感染の可能性がある油断できない皮膚疾患の一つです。脂漏性皮膚炎の症状は、炎症を起こして皮膚が赤くなり、かゆみをともなう症状になります。また、頭皮に脂漏性皮膚炎が発症すると、フケが出るのも特徴です。

脂漏性皮膚炎は、カビが原因なので、病院で抗生剤を飲まないと治らないのですが、脂漏性皮膚炎はアレルギー性皮膚炎や刺激性皮膚炎に似ているので、脂漏性皮膚炎と気づかないまま放置されていることも多いです。


HIV感染の可能性がある皮膚疾患⑤口腔内カンジダ症


HIVに感染すると、舌が白くなる、と言われていますが、それは口腔内カンジダ症から来ている可能性があります。口腔内カンジダ症は、口腔内に存在しているカンジダ菌が異常繁殖して起こる症状です。舌に白い苔状のものがたくさんできる場合と、白苔がなく粘膜が赤くなる場合があります。赤くなっている場合は、食べたり飲んだりするときに、ヒリヒリと舌が痛むのが特徴です。

いかがでしたか?AIDS=エイズになると、90%の人が皮膚疾患を伴う、と言われているので皮膚の疾患を見逃さないようにしましょう。以上、panpan(パンパン)編集部のお届けでした。

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