男性・女性・赤ん坊がクラミジアに感染した時の症状

クラミジアは、日本で一番感染者の多い性病です。ここでは、「男性・女性・赤ん坊がクラミジアに感染した時の症状」についてご紹介していきますので、早めにクラミジアの感染に気づいて治療するための参考にしてみてくださいね。

男性がクラミジアに感染した時の症状①尿道炎

男性は、女性よりクラミジアの症状が出やすいのですが、それでも症状が出にくい性病になります。男性の場合、クラミジアに感染したときの症状は、軽い尿道炎になることです。尿道が熱っぽい感じでペニスに軽いかゆみを感じたり、おしっこをする時に軽い痛みを感じたりします。

膿も出るのですが、水っぽかったり、白色の薄い膿で量が少なかったりするので、なかなか気づかない男性が多いです。また、尿道の入口が赤くなるので、ペニスの先が赤みを帯びて見えることもあります。これらの症状は、数週間で収まることがありますが、クラミジアが治ったとは限りません。

男性がクラミジアに感染した時の症状②精巣上体炎

クラミジアの初期症状（尿道炎）で、治療をしなかったり治療が十分でなかった場合は、クラミジアが進行して、精巣上体炎の症状が出ることがあります。精巣上体とはどこかというと、睾丸の上の部分になります。そして、その部分に炎症が起こるのが精巣上体炎です。睾丸が腫れて、軽い痛みが出るのですが、全く痛みを感じない男性もいます。そして、微熱が出ることもあります。精巣上体炎は、症状が軽いのですが、精巣上体炎になった男性で、男性不妊になることもあるので、注意が必要です。

女性がクラミジアに感染した時の症状③おりものがいつもと違う

女性がクラミジアに感染したときは、男性ほどの症状がでないので、クラミジアに感染したことになかなか気づかない女性が多いです。ただ、おりものをチェックすると一番わかりやすいでしょう。おりものの量がいつもより増えたり、おりものが緑色を帯びていたら、クラミジアに感染している可能性が高いです。女性器のにおいもキツくなります。

また、下腹部に痛みを感じたり、不正出血の症状が出ることがありますが、生理不順と勘違いする女性が多いようです。セックスの時に痛みを感じる症状を伴う女性もいますが、すでにクラミジアに感染している場合は、男性に感染させる可能性があるので、男性にも検査をしてもらうようにしましょう。

赤ん坊がクラミジアに感染した時の症状④高熱が出ない肺炎

赤ん坊もクラミジアに感染します。赤ん坊がクラミジアに感染した時の症状として、高熱が出ない肺炎の症状があります。クラミジア肺炎という肺炎なのですが、このクラミジア肺炎は、生後1ヶ月から2ヶ月の新生児に発症する、赤ん坊特有の肺炎になります。赤ん坊のクラミジア肺炎では、発熱がないので、酸素投与や人口呼吸をする必要はありません。肺炎なので、咳が強力というのも症状になります。抗生物質によって、治療をすることができます。

いかがでしたか？クラミジアに感染している疑いがあるときは、早めに治療に行くことをオススメします。以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。

関連記事：必読！本当は危険なのに、軽く見られている性感染症５選

＼　この記事をシェアする　／

• # PR