早期発見で発症を防げる!HIV感染からAIDS発症までの流れ

早期発見で発症を防げる!HIV感染からAIDS発症までの流れ

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HIVに感染してしまった際、多くの方は絶望の淵に経たされます。しかし、HIVによって発症する「AIDS」は、現実には早期発見で概ね防げる病気であり、そこまで恐れる必要はないのです。今回は、HIV感染からAIDS発症までの流れを説明しますので、適切な治療を行うようにしましょう。


どのようにHIVに感染するのか


どのようにHIVに感染するのか

今や世界中を恐怖に陥れているHIV、AIDSですが、まずはこれがどのように感染するのかを知らなければ、いつまで経ってもそのリスクに曝されることになります。最も多い感染経路で挙げられるのは「性的行為」となり、その中でも主に性器同士の密着が感染力が高いようです。

その他の性行為として、オーラルセックスでも僅かながら感染の危険性がありますし、性行為中にHIVキャリアの血液(月経血等)に傷口のある手で触れても感染の危険性があります。その他、母親がHIVキャリアであった場合の子供への感染(母子感染)や、注射の回し打ちなどで感染する(血液感染)場合もあり、要はHIVキャリアの体液への接触があった時、初めてHIV感染の可能性が現れるのです。


HIVの感染力の弱さ


HIVの感染力の弱さ

ただし、感染する確率としてはどの感染経路も非常に低いものです。HIV自体は極めて弱いウイルスであり、空気に触れてしまうとまもなく死滅するほどなのです。よくある勘違いで、HIVというウイルスが1つでも体内に入ったらAIDSになるという考えがありますが、実際は多少体内にHIVが入り込んだところで、直ちに体内の免疫細胞に攻撃され死滅してしまいます。

HIVに感染するためには、多量のHIVが体内に入り込まなければ成されず、これが感染力が弱いと言われる所以なのです。では何故、この世の中にこれだけHIV感染者やAIDS患者が増えたかと言うと、それは回数の問題となります。いくら1%しか感染の確率がない行為でも、100回行えば理論上100%となり、これがHIV感染者等が爆発的に増えた要因となっているのです。


HIV感染後の体内への影響


では、HIVに感染したキャリアの体内では何が起こっているのでしょうか?体内に入ったHIVは、様々な経緯で少しずつその数を増やしていきます。そして、増殖するために体内の免疫細胞を犠牲にするので、当然キャリアの体は少しずつ免疫が落ちてきます。その期間は数年や数十年とも言われ、分からない程度の速度で本当に少しずつ少しずつ免疫が落ちていくのです。


個人差のある急性期


HIVの感染が成立してから2~3週間くらいで、急性期と呼ばれる「HIVの初期症状」と呼ばれる症状が現れます。これは、HIVに感染したキャリアの全てに現れるものではなく、過半数だったり9割程度あるなど、発表する機関によって確率はまちまちであまり参考になりません。よって、必ずしも急性期は表れないと考える方が無難でしょう。

仕組みとしては、体内に入り込んだHIVが感染初期に一時的に大きく増殖し、その過程で一時的に免疫力が落ちたために起こっています。症状としては発熱や嘔吐、下痢などの風邪やインフルエンザによく似た症状を呈します。ただ、体はすぐさまHIVを押さえ込もうと免疫力を高め、今その場にあるHIVを駆逐し、1週間程度で症状は改善されていきます。ただし、HIVが完全に駆逐された訳ではありません。


無症候性キャリア期


HIV感染後、急性期を終えたキャリアは、無症候性期に入ります。この期間がどういうものかと言うと、特に何もありません。症状も何もなく、普段通りに日常を送ることができます。HIVに感染している状態ではありますが、見た目は健常人そのものであり、普通に仕事もスポーツもこなすことができます。

ですが、水面下でHIVは増殖や死滅を繰り返し、少しずつその数を増やしています。勿論、免疫細胞に作用して免疫機能を少しずつ低下させた上でのことです。数年、十数年掛けてゆっくりと増殖し、やがてキャリアの体の免疫は崩壊を迎えるのです。その際、ついに「AIDS」となって体に壊滅的な打撃を与えることになります。


AIDS発症


AIDS発症

免疫が最低レベルにまで落ちたキャリアの体は、通常感染しないウイルスや細菌にも感染するようになります(日和見感染)。実はヒトという生き物は、そもそも何かしらの細菌を常に持っており(常在菌)、本来その細菌は病原体でもあり病気として発症する機能を持っている危険なものなのです。しかし、健常人のように免疫機能が十分に働いている場合は、その細菌等が病原体とならないよう免疫細胞が押さえ込んでおり、ヒトの体と共存している状態となっているのです。勿論、外部からやってくる細菌等にもその免疫は有効です。

しかし、免疫機能が下がればそのバランスは崩れ、共存している常在菌はたちまちヒトの体に牙を向きます。これがAIDS関連症候群と言い、いわゆる「AIDS」となるのです。こうなると治療も見込めず、やがて死に至ることになります。「投薬で治せばいい」と思われるかもしれませんが、結局はもともとヒトの体に居るものが原因であったり、投薬で治療したところで免疫機能は死んでいるために、再度感染するのが目に見えています。これがAIDSが完治できない所以となっています。


AIDSの治療について


ここまで読まれて、やはりHIVに感染したら死を待つのみと思われたことでしょう。しかしご安心下さい。現在の医療は、既にHIVやエイズを完治とまでは行かずとも、コントロールすることが可能となっています。これがどういうことかと言うと、「服薬を続ければ死ぬことはない」ということです。カクテル療法と呼ばれる、各阻害剤を服用することでHIVの増殖を抑え、免疫機能を低下させずに一生を終えることができるのです。

さらに朗報となりますが、現在HIVの遺伝子に直接作用する治療が試みられており、臨床の段階でHIVの死滅に成功したとの情報もあります。このように、HIVやAIDSに関する治療は日々進歩しており、ごく近い将来完治に至ることが高い確率で予想されます。よってもしHIVに感染しても、「一生の間に治る病気になればいいか」という軽い気持ちで、事を構える図太さを持つくらいで良いのです。


エイズという病気は、もはや不治の病ではありません。適切な処置や投薬をすることで、普通に寿命まで生きることができるのです。万が一感染していても、絶望するまでもないのが「今のエイズ」だということを理解しておきましょう。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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