HIV・エイズ感染について0割の人が誤解していること5選

HIV・エイズ感染について0割の人が誤解していること5選

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HIVに感染していると聞いたら、殆どの人が距離をとってしまいますよね?HIV=エイズという認識が一般的で、エイズは現代社会の不治の病として有名です。ですが、HIV感染に関して多分に誤解があるのをご存知ですか?今回はHIV感染におけるよくある誤解と実態をご紹介します。


HIV感染でよくある誤解と差別


HIV感染でよくある誤解と差別

HIVの感染は広がりやすく、誰にでもすぐ移ってしまうイメージを持たれています。例えば、近所でHIV感染という噂が流れてしまったら、「子供にも移るかもしれないから、公園に来てほしくない」「料理のおすそ分けなんてされても絶対に食べたくない」「そもそも近所に住んでいる事自体が怖い」そう考える人たちもいます。その結果、住みづらくなり引越しの必要に迫られる事もあります。

HIV感染は日常生活においてそう簡単移るものではありません。HIV感染者に対する誤解や偏見から、無駄な対処や迫害も発生しています。確実に予防するためにも、これから詳しくご説明させていただきます。


HIV感染の実態①菌自体はかなり弱い


HIV感染の実態①菌自体はかなり弱い

HIVは感染力としてはかなり弱い部類に入ります。空気や熱、消毒には想像以上に弱く、一度でも体外に出てしまえば感染力はかなり落ちてしまいます。感染者には極力近づかないという対応はあまり意味がありません。感染には大量のHIVが必要であり、日常生活を共にしていても、性接触や血液の交換がない限り感染の恐れはありません。


HIV感染の実態②接触感染しない


接触感染とはどういうものかというと、肌と肌が触れ合うことで菌が移り感染してしまう、感染者が触れたものを次に触れた場合にも移ってしまうといったイメージです。HIV感染に関しては、これは誤解です。主要な感染経路としては、血液や精液などの分泌液と母乳があります。肌と肌を触れ合わせたくらいでは感染はしません。お互いが傷を触れ合わせた場合は別ですが、そういったケースは意識してしない限りはないでしょう。


HIV感染の実態③飛沫感染しない


日常生活の中、感染者と距離を置こうとする人の達の考えには、くしゃみや咳をされ、それを吸い込んだら感染してしまうのでは?という認識もあるようです。しかし、HIV感染において、一番多量の菌を保有している媒体は血液と精液です。同じ空気や、咳、くしゃみ程度では感染はしません。また、ジュースのまわし飲みや人工呼吸でも感染の恐れはありません。


HIV感染の実態④性行為でも感染しない


一番可能性が高く、恐れられているシチュエーションが性行為ですが、これもある程度の条件を踏まなければ感染することはないんです。射精を共わないフェラチオやディープキスをする場合、クンニやアナルへの性行為でも同様ですが、口腔内に傷がない限りは感染しません

また、コンドームを装着している状態であれば、挿入しても感染してしまう事はないんです。精液、もしくは母乳などの血液を取り込まない限りは感染することはありません。


HIV感染の実態⑤HIV感染はエイズではない


そもそもHIV感染をそのままエイズと捉える傾向がありますが、それは間違いです。HIVは免疫不全ウィルスの名称であり、免疫不全が原因で合併症を発症した場合にエイズという症状として認定されます。つまり、HIVに感染していても、合併症を発症していなければエイズではありません。ちなみに合併症の種類としては、細菌感染症やウィルス感染症が挙げられます。


以上がHIV感染についてよく誤解されている事です。感染者といっても普通に日常生活を送る上では、ほぼ感染の心配はありません。無闇に騒ぎ立てることは、社会に間違った偏見と対応を求めることになります。正しい知識で、感染への予防と対応をとっていただければ幸いに思います。

以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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