HIVの初期症状と発生率まとめ（発熱／喉の腫れなど）

HIVの初期症状は気づきにくいのはご存知ですか？主に風邪を引いたときとあまり変わらない体調不良から、HIVとは思わない人が殆どのようです。風俗に行ってコンドームをつけずにサービスを受けた覚えのある人は、少し警戒したほうがいいかもしれません。HIVの感染に見られる初期症状をまとめてみました。

HIV感染から発症までの期間

HIV感染から初期症状が現れるまで、およそ3〜4週間の期間がかかります。感染経路である傷口や粘膜接触から菌が体内に入り、まず目指す箇所はリンパです。HIVは血液もしくはリンパの中でのみ大量増殖をしますので、行き着かない事には増えません。そこまでの期間がおよそ2週間と考えられています。

菌がリンパに行き着き増殖をを始めたとしても、実際に初期症状が現れるまでにはさらに1〜2週間かかる事があります。

HIV感染時の初期症状①発熱

HIVの発熱症状はインフルエンザのときと似ています。39~40度の高いの熱がしばらく続きますが、この時点では病院に行ったとしても風邪の症状と誤認されやすいんです。そのうえ、インフルエンザと同じく1~2週間で発熱は完治してしまうので、安心してしまいHIV感染とは考えない人も多いようです。もし3~4週間前に衛生面で不安のある性体験をされた場合は気をつけましょう。

HIV感染時の初期症状②喉の痛み

HIV感染の初期症状として70パーセントの発生率です。風邪の症状と同じく慢性的な喉の痛みを感じる場合があります。普段はのど飴やうがい薬などで完治する場合もありますが、症状がしつこく続くようでしたら、カンジタ症や口腔内潰瘍などの症状を起こしている場合があります。一度、病院で検査してもらったほうがいいでしょう。

HIV感染時の初期症状③リンパの腫れ

先にご説明したように、HIVはリンパ内で大量に増殖していきます。そのため、74パーセントの人がリンパの腫れを初期症状として訴えます。特に顕著なのは首、脇の下、曾けい部です。通常ではありえないくらいに大きく腫れ上がるために、発熱や喉の痛みによりも格段にわかり安い症状です。他の初期症状と合わせて発症した場合は、医師に相談してみましょう。

HIV感染時の初期症状④体の痛み

インフレエンザでは体の節々に痛みを感じる症状があります。それと同じようにHIVの感染初期症状にも体の痛みを感じる場合があります。先に紹介したようにリンパの腫れからくる痛みや、リウマチの炎症や関節炎といった症状、筋肉に痛みがでてくることが54パーセントの割合で現れます。性行為に覚えがあり、風邪薬やインフルエンザの薬を飲んでも効き目がない場合はHIV感染を疑いましょう。

HIV感染時の初期症状⑤特になし

これまでにご紹介した症状から、HIV感染に早期にきづくことができれば多くの治療をするkとができます。ですが、なんの症状も出ずに感染が進行している場合も少なからずあります。そのケースでは気づくことは難しく、わかったときには手遅れということも珍しくありません。今では家庭内でも気軽に検査のできるキットなども販売されており、コンドームなしの性行為や、キャリアの疑いがある人が近くにいる場合はこまめにチェックしましょう。

その他にも現れる症例

これまでに上げさせてもらった初期症状は、もっともよく見られるケースです。それらを含めたHIV感染がわかる症状は12種類あると言われています。それぞれの症状と発生率を下の表に記載しています。一読の上、思い当たる場合は病院での検査を受けましょう。早めに治療を始めることができれば、普通に生活していくことも可能です。

症状　発生率

発熱　９６％
リンパ節の腫れ　７４％
咽頭炎　７０％
発疹　７０％
筋肉痛と関節痛　５４％
下痢　３２％
頭痛　３２％
吐き気、嘔吐　２７％
肝臓と脾臓の腫れ　１４％
体重減少　１３％
口腔カンジダ　１２％
神経症状　１２％

引用：アポロくん、性病検査を語る

以上でHIVの初期書状と発生率のまとめとします。エイズやHIVといえば、衛生面や避妊が行き届いていない途上国のイメージが強いですが、日本でも年々増加しています。正しい知識を身につけることで、要望と早期発見につなげることができます。

以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。

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