うつ病とセックスの関係|EDやセックスレスに繋がる可能性と対処法

うつ病とセックスの関係|EDやセックスレスに繋がる可能性と対処法

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MIYABI 編集チーム
陰キャだった学生時代を経て、新卒でなぜか証券会社に就職。営業ノルマが厳しい中で、少しでもコミュ力を鍛えなきゃと思って始めたのがナンパ。それがドハマリして以来、出会いやセックスを追求するようになりました。国内の主要なナンパスポットや、アプリ、オンゲでの出会いを網羅。今は本職のディレクターとして、みなさんにガチで使える情報を提供をしていきます。
うつ病とセックスには、密接な関係があります。うつ病になり、性欲が湧かずに悩んでいる患者さんはたくさんいます。うつ病によるEDやセックスレスは、どのようにして起こるのでしょうか。うつ病によるEDやセックスレスの原因と対処法をご紹介します。


うつ病とセックスの関係・性欲が減退してしまう


うつ病とセックスの関係・性欲が減退してしまう

うつ病というのは、物事に対してのやる気が減退してしまい、何事にも無気力になってしまう病気です。物事に興味が湧かなくなってしまい、一日中ボーっとしたり自分を責めたり、とても辛い症状が続きます。そんな状態では、性欲も減退してしまいます。性欲が減退すると、パートナーを目の前にしても、全くそういう気分になれず反応しないということが起こります。

そのような状態になると、本人はもちろん、パートナーも落ち込んでしまいます。EDになってしまっているからこそ、パートナーをがっかりさせたくない気持ちから、余計にセックスをするのが億劫になってしまうという悪循環にもなりかねません。


うつ病とセックスの関係・疲れやすくなる


うつ病とセックスの関係・疲れやすくなる

うつ病になってからはもちろんのこと、うつ病になる前も、ストレスが多くいつも疲労感のある生活を送っていたはずです。そのような状態が続けば、人間は誰しも性欲が湧かなくなってしまうものです。

うつ病は、気力の減退だけでなく、体力も落ちてしまいます。食欲がなくなってほとんど何も食べられなくなり痩せてしまったり、思うように睡眠がとれなくなり、不眠症になって一日中だるくなってしまうことも。そのような体調だと、少し動くだけでも疲れきってしまいます。セックスは体力を使う行為ですから、うつ病で疲れやすくなっている状態で行なうのは難しい場合も多いのです。


うつ病とセックスの関係・相手に関心がなくなる


うつ病というのは、無気力状態が続きます。そして、自分の周りのことを考えられなくなります。自分自身が生きている価値を見出せなくなり、自責の念に駆られて、ずっと自分を追い詰め続ける人もいます。毎日自分の体調や心の調子にばかり注目して、しかもやる気が出ないとなれば、パートナーに対して関心を持てなくなっても仕方がありません。

こういう場合、パートナーは自分に魅力がなくなってしまったと落ち込んだり、何もしてあげられないことに対して自分を責めたりしてしまいがちです。うつ病の人に一生懸命寄り添ってあげようと頑張りすぎて、パートナーもうつ病になってしまうということもあり得ます。


うつ病とセックスの関係・薬の副作用


うつ病と病院で診断されると、薬が処方されます。抗うつ薬や抗不安薬、睡眠薬など症状によってさまざまですが、これらの薬は性欲を減退させる副作用があるものが多いのです。うつ病の薬を飲むようになってからEDになったり、セックスレスになってしまう可能性があります。うつの症状自体はさほど重くなく、性欲もなんとかあったという人でも、薬を飲み始めてから全く性欲がなくなってしまうこともあり得るのです。

薬を飲む必要があるということは、治療に専念しなければならないということですので、その間のEDやセックスレスは仕方ないと割り切った方が楽になります。薬を服用しなくなれば、自然と回復してくる場合が多いようです。


うつ病によるEDやセックスレスの対処法1.パートナーの理解が大切


うつ病によるEDやセックスレスの対処法1.パートナーの理解が大切

うつ病は、本人だけでなく周りの人たちにとっても大変な問題です。特にパートナーは精神的にも相手に寄り添い支えていかなければならないので、負担も大きくなります。ここでパートナーが何もかも背負い込んで自分を追い詰めてしまうと、共倒れにもなりかねません。うつ病の間のEDやセックスレスは、どうしても避けられないものだと理解して接するようにするのが一番です。

無理にセックスを求めたりすると、うつ病の人は余計に負担になってしまいます。適度な距離感を保つようにして、セックスをするのが難しい状態でも、相手を責めないようにしましょう。「そういうこともあるよ」という大らかな気持ちで接してあげられると、うつ病の人もプレッシャーを感じずに済みます。


うつ病によるEDやセックスレスの対処法2.挿入にこだわらない


うつ病であっても、セックス自体はしたいという気持ちがある人も多くいます。でも、体が言うことを聞いてくれず、歯がゆい思いをすることもあるでしょう。そういう場合は、挿入にこだわらずにスキンシップを楽しんでみてはいかがでしょうか。特にEDになっていると、挿入はとてもハードルの高い行為です。プレッシャーになってパートナーと接することすら難しくなることもあります。

ですから、ただお互いに触れるだけのスキンシップをするのがおすすめです。頭を撫でたり、手を繋ぐだけでも十分なスキンシップになります。パートナーの体温を感じるだけでリラックスすることもできるので、まずは少しずつ触れ合うことを目標にしてみましょう。


うつ病によるEDやセックスレスの対処法3.病院で相談する


EDやセックスレスに悩んでいる場合は、うつ病を治療している病院できちんと相談してみましょう。薬の副作用で性欲が減退している場合、薬の種類を変えることで改善されることもあります。自己判断で薬をやめてしまうのはとても危険ですので、必ずかかりつけの医師に相談しましょう。日頃の生活習慣について指導してもらうこともできます。本人だけでなく、パートナーと一緒に診察を受けるのもおすすめです。

うつ病の治療を行なっている医師は、同じような悩みを抱える患者さんを多く診てきています。ですから、個人に合った適切な対処法を教えてくれるはずです。恥ずかしがらずに相談してみるのが一番です。


うつ病によるEDやセックスレスの対処法4.とにかく焦らないこと


うつ病になって、EDや性欲の減退に悩むようになると、ついつい焦りが出てきてしまいます。パートナーをガッカリさせたくない、不満を抱かせたくない、自分に自信がないという気持ちになってしまうのは仕方ないことですが、うつ病に焦りは禁物です。焦れば焦るほど、症状の回復が遅くなってしまいます。うつ病は自分を追い込みすぎたことによって発症することも多いので、心の回復を最優先にする必要があります。EDやセックスレスは深刻な問題ですが、うつ病が原因の場合は、一生続くものではありません。いつか症状が軽くなれば、またできるようになるとゆったり構えておくのが回復への一番の近道です。

いかがでしょうか。うつ病になると、精神的にも肉体的にも、セックスをするのが難しくなる場合が多いのです。パートナーの理解と、適切な治療こそが、うつ病の回復およびセックスレスの改善に繋がります。二人で対処していくことが大切です。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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