出産してすぐに離婚?夫婦を悩ます「産後クライシス」とは?

出産してすぐに離婚?夫婦を悩ます「産後クライシス」とは?

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幸せの絶頂なのではと思える出産後にまさかの離婚なんて有り得ないと思うかもしれません。新しい命が生まれて喜びに溢れているはずなのにこの夫婦を悩ます「産後クライシス」とは一体どういうものなのでしょうか?今回は「産後クライシス」についてお伝えしていきます。


出産直後に離婚?!そもそも「産後クライシス」て何?


出産直後に離婚?!そもそも「産後クライシス」て何?

この「産後クライシス」という言葉、中には聞いたことがあるという人もいるのではないでしょうか。この「産後クライシス」は造語で情報番組が作った言葉です。幸せなはずの出産後に起こる夫婦の危機、産後クライシスの定義は産後2〜3年以内に夫婦の愛情が急速に冷え込んでしまうこと、となっています。

実際にこの急速に夫婦の愛情が冷え込む時期に離婚してしまう夫婦が多いのが現実です。離婚とならないためには一体どうしていけばいいのでしょうか。


出産直後に離婚?!産後クライシスについて:原因①夫の育児や家事への不参加に不満


出産直後に離婚?!産後クライシスについて:原因①夫の育児や家事への不参加に不満

誰もが出産後にこんな不仲になるようなことが待っているなんて思ってもみなかったかもしれません。赤ちゃんが生まれた後の生活はやはり大変です。もちろん嬉しいことも沢山あります。核家族化が進む現代ではなかなか周りに頼れないなど女性への負担が多くかかっていることがあります。

里帰りせずに夫婦だけで赤ちゃんを育てていくという選択を夫婦でしたはずなのに、いざ産後になってみれば夫の育児や家事の参加がほぼない…といった現実に直面し女性はそれに不満を持つことになります。夫婦で頑張ろうと決めた矢先の夫の育児や家事への不参加は産後クライシスの大きな原因になります。


出産直後に離婚?!産後クライシスについて:原因②ホルモンバランスの影響


妊娠中も女性はイライラしていたりしたかもしれません。妊娠すると胎児を育てるための黄体ホルモンが増加し大きく変化します。出産後には妊娠中に増加したホルモンが一気に減り、また大きなホルモンの変化があり自律神経が乱れ涙もろい、イライラする、情緒不安定というような状態に陥ります。

女性自身がこれをどうにかコントロールしようとするのは難しいといえます。どんなに夫の協力があっても、このホルモンバランスの急激な変化により産後クライシスになるということもあります。


出産直後に離婚?!産後クライシスについて:原因③ライフスタイルの変化


妊娠中は体調不良がありながらもまだ自分自身の時間をとれていたことでしょう。しかし、赤ちゃんが生まれてからはそうはいきません。今まで当たり前だった夫婦だけの生活から子どもがいる生活へと切り替わり、特に女性は24時間365日フル稼働しなければなりません。

初めての育児で慣れないのに赤ちゃんの命の責任も背負うことになり、そこに生まれてすぐであれば約3時間おきの授乳やミルク、それにオムツ替え、と寝る暇もない位に忙しく寝不足の状態が続くこともあります。

赤ちゃんのお世話以外にも家事が加われば、もう自分の時間などないに等しいので、頑張りすぎて疲れてストレスが溜まるの繰り返しをしているうちに産後クライシスになったということもあります。


出産直後に離婚?!産後クライシスについて:原因④イクメンへの期待


イクメンという言葉が世間に浸透した分、知らず知らずのうちに自分の夫もイクメンになってくれると期待してしまったばかりに現実を見てガッカリしたということもあるようです。夫婦2人の赤ちゃんですから夫の育児への協力は今の世の中では当たり前と思ってもいいかもしれません。しかし、イクメンになってくれるはずと理想が高すぎると実際の夫の行動にどうしてもガッカリしてしまい、それが産後クライシスの原因になることもあります。


出産直後に離婚?!産後クライシスについて:原因⑤父親にならない夫への失望


女性はお腹の中で約10ヶ月間、赤ちゃんとの命を育み、その中で母性本能もどんどん芽生え、妊娠中から母親になれているのですが男性はそうもいかないのが現実です。女性のように妊娠、出産をしないので実感が湧かないせいもあり夫の生活のスタイルは何も変わらないことが多いのです。

自分でしてもらいたいことすら出産前と変わらずに甘えて自分でしないなど、夫が子どもの父親になりきれないことにだんだん不満が大きくなり、どんどん女性側の夫への愛情が薄れていってしまうのです。


出産直後に離婚?!産後クライシスについて原因⑥夫の心ない発言


家で子育てと家事をやっているだけ、なんて思っていませんか。むしろ、子育てと家事を女性がして当たり前と思っているなら既に注意が必要です。産後クライシスで離婚もこの場合は大いにありえます。唯一心を許せるはずの相手である夫から「家にいられてラクでいいよね」なんて、そんな心ない発言が出た日には一気に夫婦関係に亀裂が入るでしょう。

出産後の女性が体調不良や休む間も無く育児や家事をこなしていること、それが大変だということを理解しようともせずにそんなことをいっていれば、その時に反論がない場合も心の中では苛立っています。少し何かをしたからと「イクメンだ」という発言をしているのであれば、それにも嫌気を感じている可能性がありますよ。


出産直後に離婚?!産後クライシスについて:対処方はあるの?


産後クライシスで離婚を防ぐにはやはり、今一度しっかりコミュニケーションをとっていくことが大事です。どんなに夫が育児や家事に協力的であっても女性のホルモンバランスが急激に変化してしまうことで一時的に女性側の気持ちが冷めてしまったりしまうこともあります。夫は産後クライシスというものが起こるかもしれないと思っておくことが大事ですし女性はそれを事前に夫に伝えておくといいです。

なぜ、そんなにイライラしたり怒ったりしているのかの原因の一つがコントロールしようのないものも関係しているとお互いが理解できているだけでも関係は変わります。妊娠中から出産、そして産後を通して出来る限りコミュニケーションをとっておきましょう。仕事が忙しいを理由に会話も減ればそれだけ気持ちも離れる可能性があります。お互い素直に色々伝え合うことができれば例え産後クライシスに陥っても解決の方法が見つかるはずです。

また、一番大変な産後すぐから数ヶ月の時期は可能であれば実家に頼ることで1人で背負いこんでしまうことも防げます。なかなか夫が理解してくれないなどの場合も実家に帰ることで事の重大さを思い知らせる必要があります。それにその時間は女性側にとってもゆっくり今後を考える時間になりますので「離婚」という最終手段を決意してしまう前には実家に帰ることも選択肢に入れておきましょう。



いかがでしたか。産後クライシスの原因は人それぞれですが解決できない状態になってしまう前に手を打てば離婚を防ぐこともできると思います。大なり小なり、この様な問題が起こることは当たり前なのかもしれません。この危機を乗り越えることができれば、更に良い夫婦関係を築けると思います。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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