妊娠中の性病感染による、胎児へ与える影響

妊娠中の性病感染による、胎児へ与える影響

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愛のあるヤリチン
時雨
小中高時代は義理チョコしかもらったことない非モテ男でしたが、大学デビューして遊び人の友達とストナンしまくるように。19歳で童貞卒業と遅咲きながら、28歳の今では遂に3桁突破!非モテだったからこそ女性に尽くしたいと努力した結果、女性を喜ばせるセックステクニックやデート交渉術には自信があります。皆さんに勇気を与えられるようなノウハウ伝授を心がけます。
妊娠中に性病感染した場合、お腹にいる胎児にはどんな影響があるのでしょうか。妊娠中の性病感染は色々と心配になりますね。今回はそんな気になる性病感染した時の治療や胎児への影響について、お伝えしていきます。気になっている方はぜひ参考にしてくださいね。


妊娠中の性病感染による、胎児へ与える影響:妊娠中の性病感染


妊娠中の性病感染による、胎児へ与える影響:妊娠中の性病感染

妊娠中に性病に感染していたと分かったとき、不安に思うことはお腹の胎児に影響がないかですよね。妊娠中に何らかの性病に感染してしまった場合もほとんどが治療できます。

ただ、中にはエイズ、梅毒、サイトメガロウィルスに感染してしまっていた場合は先天的に胎児への影響が心配されます。確率自体は低いものの先天的な感染が絶対に起こらないとはいえません。妊娠中に性病に感染した場合、気づかないまま悪化させてしまうと流産や早産といった原因にもなります。


妊娠中の性病感染による、胎児へ与える影響:妊娠中の性病に気付くために


妊娠中の性病感染による、胎児へ与える影響:妊娠中の性病に気付くために

妊娠検査薬で陽性がでたら必ず産婦人科に行きましょう。妊娠検査薬は妊娠を調べるためのものであって性病の検査にはなりません。妊娠検査薬での陽性は妊娠しているということを意味しています。

妊娠中に性病に感染しているか気付くためにも初期の検査や妊婦健診を受けることはとても大切です。性病によっては自覚症状がほとんどでないものもあり、いつの間にか感染していたなんてこともあります。もしも、いつもと違うなどの自覚症状がある場合には早めに産婦人科を受診し、感染の有無を調べましょう。


妊娠中の性病感染による、胎児へ与える影響:膣カンジダ症


では、ここからは胎児または赤ちゃんに影響が出ることもある性感染症を病名ごとにお伝えしていきます。

まずこの膣カンジダ症のカンジダ菌は元々から膣の中に存在している菌です。妊娠中は免疫力が下がっていたり、ストレスを感じたりすることでこの膣カンジダ症になりやすいようです。この膣カンジダ症の自覚症状としては外陰部がかゆかったり、白いカスのおりものが出たりと気付きやすい症状がでます。

妊娠中の場合、お腹の胎児には特に影響がないですが出産する時までに完治していないとカンジダ菌が赤ちゃんの口内に感染する鵞口瘡、皮膚病になるので治療をして治しましょう。治療の方法としては飲み薬や塗り薬を使うことでおおよそ1、2週間で治ります。また再発もしやすいため、免疫力を下げる原因になるストレスを減らしたり、体力を無理のない程度につけることで再発を防ぐことに繋がります。


妊娠中の性病感染による、胎児へ与える影響:膣トリコモナス症


妊娠中にトリコモナスに感染した場合、細菌性膣症を合併してしまうことがあります。この合併症になることで原因の菌が子宮に入り胎児に影響が起こります。お腹の張りや破水を起こし早産の原因になってしまうこともあるので気をつけましょう。

この膣トリコモナス症はトリコモナスという原虫により感染する病気で性行為以外でも感染する可能性があります。治療方法としては膣錠と治療薬を使うことで治せます。


妊娠中の性病感染による、胎児へ与える影響:梅毒


トレポネーマ・パリドムという細菌が原因で性行為により感染します。妊娠したら初期に妊婦健診で必ず検査を受けます。梅毒は傷から菌が入って血液から全身に広がることで皮膚や内臓に色々な症状が起きます。梅毒に感染してしまい、そのままにしておくと胎盤を通して胎児にも高い確率で感染し、死産や先天梅毒になってしまいます。

梅毒の治療には効果の高い抗生物質であるペニシリンを大量投与し母体から胎盤を通し胎児を治療することになります。いずれも疑いがある場合は早期発見、治療することで母子ともに救うことができます。


妊娠中の性病感染による、胎児へ与える影響:クラミジア感染症


クラミジア・トラコマチスという細菌が原因のクラミジア感染症は人から人にうつります。どちらかが感染している場合はパートナーにも感染している可能性が高いです。もしも、どちらかの感染が分かったらパートナーにも治療をしてもらいましょう。そうすることで完治した後にまた再発することを防げます。

このクラミジア感染症は妊娠中に感染してしまうと無症状で気付きにくいために感染の発見が遅れてしまい、胎児の近くまで菌が侵入してしまう可能性があります。出産前までに完治していないと赤ちゃんに産道感染し新生児結膜炎、肺炎になる場合があります。出産前だけでなく妊娠初期に感染した場合には流産を引き起こす可能性があるので注意が必要です。クラミジア感染症も治療薬を服用することで治せます。


妊娠中の性病感染による、胎児へ与える影響:性器ヘルペス


性的な接触で感染する性器ヘルペスは単純ヘルペスウイルスにより感染します。感染しても自覚症状がほぼないので、自分が性器ヘルペスをもっていなくてもパートナーがもっている場合は事前に医師に伝えておくことで赤ちゃんを感染から守ることができます。この性器ヘルペスに妊娠中に感染しても赤ちゃんが奇形児で生まれるという報告はほぼないといえます。

ただ妊娠30週以降に初感染すると新生児ヘルペスにかかるリスクが高くなります。それは母体自体に性器ヘルペスに対する免疫が十分につくられていないので赤ちゃんを免疫で守ることができません。この時期が初感染であった場合は特にウイルスが多く産道にも存在するのでそのまま分娩すると赤ちゃんへ感染します。そうならないためにも帝王切開での出産になるようです。


妊娠中の性病感染による、胎児へ与える影響:HIV


妊娠中の性病感染による、胎児へ与える影響:HIV

万が一、HIVに感染していると気づかないまま出産してしまった場合に赤ちゃんへ感染する確率は約30%といわれています。妊娠初期の段階で感染していることに気付けて対策をできれば赤ちゃんへの感染率が1%以下といわれていますので赤ちゃんにほぼ感染させずに生むことも可能です。

母子感染を防ぐためには妊娠14週以降から抗HIV薬を服用します。また分娩の際には抗HIV薬を点滴し、予定帝王切開で計画的に出産を行います。赤ちゃんが生まれてからの育児で気をつけることとしては、母乳にもHIVが含まれているために母乳を与えることは避けて粉ミルクを使い育てます。そして赤ちゃんが生まれてから6週間は抗HIV薬を飲ませます。このような対策をすることで赤ちゃんがHIVに感染することを防ぎます。



いかがでしたか。今回は妊娠中の性病感染が胎児に与える影響を病名ごとにお伝えしてきました。このような性病感染は性行為によるものが多いため予防としてはコンドームなどを使用することで防ぐことができますので妊娠中の方は特にコンドームの使用を徹底すると性病から赤ちゃんを守れます。感染した場合も早期に治療を行うことが大切です。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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