湿疹や皮膚に違和感が？性病の症状と照らし合わせてみよう

「えっ！？なんだかおかしいぞ……。」性病になったらぶつぶつや皮膚に違和感があるものです。そんな湿疹や皮膚に違和感が？性病の症状と照らし合わせてみようをご紹介します。

性病の湿疹①梅毒

梅毒はトレポネーマという細菌がセックスやオーラルセックスによって感染します。トレポネーマは感染力がとても強く１回セックスで１５％～３０％の確率で感染します。また、母親が梅毒の場合生まれてくる赤ちゃんに母子感染する確率もとても高いのです。

症状は初期には感染部位にしこりができ潰瘍ができる場合がありますが痛みがないのが特徴です。中期になると全身に赤いバラ疹ができ発熱します。この時点で梅毒だと気が付くことが多いのです。さらに進むと結節性梅毒疹、ゴム腫が形成されます。

後期になると大動脈炎、大動脈瘤、認知症、脊髄ろうなど歩行障害などにもなり死に至ることもあるのです。

性病の湿疹②性器ヘルペス

単純ヘルペスウィルスがセックスやオーラルセックスによって感染します。感染してから２～１０日くらいで症状がでることが多く、性器周辺や肛門などに痒みが生じます。しばらくするとあかい水泡ができそれが破れ強い痛みがでてきます。

その他鼠蹊（そけい）リンパ節が腫れたり、尿道炎により尿道から分泌物がでたりすることもあります。水泡ができたら性器ヘルペスを疑ったみたほうがいいかもしれませんね。

性病の湿疹③疥癬（かいせん）

疥癬とはヒゼンダニによる感染症です。疥癬は感染力が強く疥癬感染者の寝た寝具類を使っただけで感染してしまいます。ヒセンダニに感染し１～２ヶ月は無症状なので全く気が付きません。しばらくすると脇の下や腹部、陰部などにぶつぶつと湿疹がでます。

手や指のあいだには疥癬トンネルとよばれる細くて灰白色の長さ数ミリの長い線状の皮疹がでることもあります。かなり強い痒みのため自然治癒なんて言ってはいられなくなります。特に夜になると痒みが広がるため我慢しないで病院に行ったほうがいいでしょう。

性病の湿疹④性器カンジタ

女性に多いと思われがちな性器カンジタですが、男性にも発症します。カンジタはパートナーからの感染のほか体調不良や締め付けた下着や通気性の悪い下着などによる陰部のムレなどからも発症することがあります。一度かかると何度も再発する確率が高い厄介な病気です。

症状はペニスに白いカスがたまり、痒みと軽い痛みそして引きつったような違和感がでてきます。酷くなるとペニス全体が赤く腫れあがり皮がめくれたりすることもあります。ペニスに白いカスがついていたら性器カンジタの可能性が高いでしょう。

性病の湿疹⑤ケジラミ

ケジラミは吸血性の昆虫で体長１ｍｍ前後のシラミの一種です。主に陰毛に生息して血を吸って生きています。セックスによりパートナーの陰毛に生息していたケジラミがうつることが多いですが、銭湯でケジラミ感染者と一緒に入浴することで感染することもあります。男性の場合、風俗などで感染する人も多いですよね。

感染してから症状が出るのは数日から一か月ほどしてからです。陰部がものすごい強い痒みに襲われるためとてもじゃないけど我慢することなんてできません。

ケジラミに感染したときの対策としては、陰毛を全て剃ることです。毛穴までに生息しているためキレイに剃って薬を塗りこまなければどんどん生息範囲を広げてしまうんです。こればかりは恥ずかしいなんて言ってはいられないくらい痒いんですから仕方ないですよね。

いかがでしたか？湿疹や皮膚の違和感を感じたらまずは自己判断せず病院に行くことですね。早く治らないとセックスもできませんからね。

以上、panpan(パンパン）編集部よりお届けしました。

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