猿でもわかる、正しいピルの使い方

猿でもわかる、正しいピルの使い方

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ピルを正しく使おうとしているものの、医師の説明は専門用語ばかりで難しい、取扱説明書は何が書いてあるのか分からない・・・そんな方に今回は、正しいピルの使い方について、誰でも理解できるようにご説明させていただきますので、「正しく」服用して後に困らないようにしましょう。


ピルが人体にもたらす効果


ピルが人体にもたらす効果

ピルは正しく使わなければなりません。何故なら他の薬と全く異なる性質を持っているため、一度でもその服用を失敗すればたちまちその効果を失い、これまでの服用に意味がなくなり元の木阿弥となってしまうからです。しかし、「うっかりしてしまう」「毎日面倒」「大ざっぱでも大丈夫」と、途中で投げ出したり雑に扱う方が後を絶たず、せっかくのピルの効果を発揮できていないケースが多いのが現状です。

多くは避妊だけのイメージしかないピルですが、これから記述するその素晴らしい効果を知れば、毎回飲み忘れた等で失敗してしまうあなたも、次回から頑張って「ピルの正しい使い方」を実践できることでしょう。

ピルが人体にもたらす効果は避妊だけではありません。「28日」というサイクルで服用するため、否応なしに月経が28日周期となり安定し、不順が解消されたり生理痛が改善することがあります。さらに、普段から生理の出血が多い方は、ピル服用で出血量も軽減されるために、貧血も解消されます。婦人系の疾患(子宮ガン等)を抑える効果も確認されていますし、月経前症候群(PMS)の改善、子宮内膜症の治療にも効果があるとも言われています。


まずは医師に相談


まずは医師に相談

ピル服用に関して何が「正しい」のかと問われれば、それは「医師の意見」です。普通に考えれば分かると思いますが、ピルをこれから飲み始めようとしている全く知識のない一般人と、過去多くのピル服用希望者を診察し数多くのピルを扱ってきた医師・・・もはや比べるまでもありません。それだけ医師の意見というのは重要であり、ピルの正しい使い方を知りたいのであれば、医師を通すことは大前提となるのです。

それだと、この記事など必要なく1から10まで医師に聞けばいいと思われるでしょうが、現実「そのとおり」なのです。意見の食い違うネットの情報などより、掛かり付けの医師を見つけてそこを通してピルを飲む方が、安心確実な上にアフターケアも万全なのです。

よって、まずはあなたに合った医師を見つけ、相談することが正しい使い方の第一歩です。医師の意見を最優先し、この記事をセカンドオピニオン的に扱っていただければ良いでしょう。


ピルの使い方の手順


では使い方の手順となりますが、これは正直なところ何も難しい部分はありません。「毎日1錠決められた時間に必ず飲む」だけの話で、それ以上それ以下でもありません。ただし、「決められた時間」とあるように、毎日同じ時間に飲まなければならないため、無理のない時間を選択して無理のない服用を行うようにしましょう。自分の忙しい時間帯を選んだり、夜中に設定したりすると、うっかり忘れてしまったり飲みたいのに飲めない状況に陥るかもしれません。

なお購入したピルにもよるのですが、同じシートに色違いの錠剤が7つありませんか?それは偽薬と呼ばれ、28日サイクルを確実なものにするためのプラセボ薬(効果のない薬)なのです。飲んでも飲まなくても問題ありませんが、飲んだ方が休薬期間を過ぎた後にピルの再開を忘れずに済むので、飲んでおいた方が無難です。医師からの説明をお聞きしてもうご存じである方が大半でしょうが、聞き忘れてしまった方へのおさらいとさせていただきます。


目的やタイミングで飲み方が変わるピル


前項はあくまで「使い方」のみ記述しただけであり、飲むタイミングや目的等の説明がなされていないのでここで説明します。ピルは自分のライフスタイルに合わせて飲むことが可能で、避妊目的であれば生理初日から飲む、月経をズラしたいのなら日曜日から飲み始めるサンデーピル、生理痛や疾患の改善であればその都度飲むなど、タイミングや目的で飲み方が変化するので注意しましょう。

多くの場合、ピルを飲まれる方は「次の生理まで」となります。理由は、目的が避妊や月経をズラす等の一過性のものばかりなので、継続して飲み続ける必要がないのです。しかし、生理痛や疾患の改善である場合、継続して飲み続けなければなりません。

その場合、ピルを長期的に飲むという状況を鑑み、定期的に医師に相談してピルを飲むことを続けて良いかどうかの判断をもらいましょう。そうでないと、血栓などのリスクを余分に抱えてしまう羽目になるかもしれません。


使い方における禁則事項


ピルはただ飲めば良いというものではありません。当然注意が存在し、その中でも絶対にやってはいけない禁則事項というものがあるのです。ここではそれをお伝えします。まずピルの服用で最もやってはいけないのが、「余分に服用する」です。

これは、ピルを飲み忘れた方がやってしまいがちで、「暫く飲んでいなかったから今日は3つ飲んでおこう」という考えの下、そのような行為に至ってしまうのです。これは、ただ副作用のリスクを引き上げるだけの無意味な行動ですので、絶対にやめてください。

それと、抗生物質や一部の薬剤との併用が禁じられています。理由は、ピルの効果を著しく低下させ、本来の効果を発揮できなくしてしまうからです。それを知らず、ピルを服用しているのに妊娠したという報告が後を絶ちません。

さらに、ピルを飲む者は絶対にタバコを吸ってはいけません。血栓のリスクが大幅に上昇し、死の危険に瀕する可能性が跳ね上がります。このように、ピルを飲むためにはあらゆる制限が掛かります。禁則事項に心当たりのある方には、正しい飲み方を続けるのは非常に難しいかもしれません。しかし、どのような目的があるかは分かりませんが、何が何でも避妊したい、改善したい、治療したいという気持ちがあれば、やりとげることができるはずです。


誤ったピルの服用は、ピルの効果を生かしきることができません。ピルを服用するということは、「正しく使用する」のが大前提となることを覚えておきましょう。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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