緊急避妊ピル服用後に、3週間消退出血がないと妊娠の可能性大

緊急避妊ピル服用後に、3週間消退出血がないと妊娠の可能性大

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突如現れた「妊娠の可能性」に焦り、アフターピル(緊急避妊薬)を服用されるケースが後を絶ちません。その後無事出血が現れホッと胸をなで下ろされる方も居れば、その後3週間経過しても出血がない場合はもしかして・・・よって今回はアフターピル後の消退出血がない場合の妊娠の可能性についてお伝えします。


消退出血とは?


消退出血とは?

妊娠の可能性の前に、まずは消退出血とは何なのかという部分からお伝えします。消退出血とは読んで字の如く出血なのですが、このように説明すると生理と混同してしまう方がおられます。厳密に言えば、消退出血も生理も子宮内膜が剥がれるという観点で同じ意味であり、名称が違うのはそれぞれ「出血を人為的に引き起こした」のか、「自然に出血した」だけの違いとなります。

この場合の消退出血は、アフターピルで促しているものですので、「出血を人為的に引き起こした」ことになります。


アフターピルで出血が現れる仕組み


アフターピルで出血が現れる仕組み

では、人為的に引き起こした消退出血についてですが、アフターピルの服用後に何故このような現象が起こるのでしょうか?そのためにまず妊娠の仕組みから説明しますが、ヒトの卵子が受精した際に受精卵となり、子宮内膜で着床することで妊娠が成立するまではお分かりいただけると思います。

その際、子宮内膜は受精卵が着床しやすいように、厚みを持ちそれを維持しようとします。しかしピルは、それらを抑制・阻害する効果を持つため、避妊に成功した際は子宮内膜は厚みを持つ必要がなくなります。必要なくなった「厚み」は剥がれ落ち対外へ排出されます

この一連の流れが、アフターピルの服用後から消退出血が現れるまでの動きとなるのです。なおこの一連の流れは、アフターピルを飲んだ3日後~3週間以内に起こる場合がほとんどです。そして、ピルを飲まない「自然な状態」でも同じ流れとなり、この場合は前項どおり「生理」となります。


消退出血がない場合の妊娠の可能性


では前項のような消退出血がない場合、体内では何が起きているのかなのですが、答えを先に述べると通常の妊娠の流れが起きている可能性があります。要は、何らかの原因でアフターピルの効果をかいくぐり、排卵と受精と着床が成功してしまったということです。消退出血がないということは、すなわち「子宮内膜が剥がれる必要がなかった」訳ですから、妊娠したと考えるのが自然なのです。


消退出血がない場合の対処法


となると、消退出血がない=妊娠ということになるのですが、確率から言えばまだ完全に妊娠しているかどうかは判断できない部分もあります。よってまずは落ち着き、アフターピルを処方してくれた医師に打ち明けるのが良いでしょう。


時にこのようなことも


3週間出血がなかったことで、妊娠を危惧されている方も多いでしょうが、避妊に成功していても出血がないケースはごまんとあります。まず前述のように3日後~3週間以内に出血が起こると言っても、それが「必ずしも」起こる訳ではなく個人差もあり、多少の前後はあります。それがたまたま「後」になっているかもしれませんし、3週間出血がなかったから妊娠!と確定するのは早計でしょう。

さらに、ピルは生理痛等の改善の効果もありますので、ピルを飲まれている時点でそのあたりの症状も軽く、ただ見落としてしまった可能性もあるのです。加えて、単に「避妊に成功しているが消退出血がない」場合もありますので、もう暫く様子を見ましょう。


焦る気持ちは分かりますが、いきなり決断を下すのはいささか気が早いと言えます。まずは、本当に消退出血がなかったのかどうか、見落としはないかなどをしっかり思い出してから、次の行動に移ってください。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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