ピルで生理周期を自由自在に操る為に知っておくべきこと5選

ピルで生理周期を自由自在に操る為に知っておくべきこと5選

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自分の都合に合わせて、生理周期をコントロールすることはもはや一般化しています。ですが、知識もなく「方法だけ」知っているのでは、もしもの事態に対処できなくなることも・・・よって今回は、ピルで生理周期を操る際に知っておくべきことをお伝えします。


ピルの基本をしっかり把握


ピルの基本をしっかり把握

女性の月経パターンは十人十色であり、決まったサイクルは存在しないのですが、世間的に最も多い「28日」を基準にしてピルは作られています。シートに28錠若しくは21錠(偽薬が含まれていないシート)のタイプがあり、生理初日から服用開始し21日でピルの服用を終え、休薬期間の7日を挟み次のシートを服用開始するのが基本となるでしょう。なお生理は(厳密には消退出血)その休薬期間にやってきます。


生理周期を操れる根拠


生理周期を操れる根拠

では、ピルが何をどのようにして生理周期を操るかというと、それはピルに含まれる女性ホルモンに秘密があります。女性ホルモンの内、黄体ホルモンという物質は排卵を止める効果があるのですが、それは「飲み続ける限り」効果が現れます。

では、生理予定日も超えて飲み続けていたらどうなるのでしょう?そうです。飲み続ける限り排卵を止めているということは、生理予定日も何もないということになります。そして、飲み終えた数日後に生理が現れますので、自在に生理周期を操れるということになるのです。


事前から行動することが必要


ですが、生理周期を操るにはかなり事前から行動に移さなくてはなりません。生理の性質上最低でも一ヶ月は見なければならないでしょう。できれば数ヶ月前からピルを始めて、自分がピルを服用したらどのようにコントロールできるかを事前に把握し、目標に向けて微調整できるようにするのが理想となります。


生理周期を操る具体的な方法


「生理周期を操る」と書くと非常に難しそうに思えてしまいますが、実のところピルを飲むタイミングを考えるだけです。ピルを飲み始めた後、本来やってくる生理予定日も「次のシートを続けて」、「生理になりたくない日」を超えて飲み続けるだけです。生理になりたくない日を超えてしまえば、後は適当な日に休薬期間を設けるだけになります。


飲み忘れたと気付いてもまずは時間確認


長期間服用することの多いピルは、どうしても飲み忘れというリスクがつきまといます。それにより、生理周期がうまく調整できないことがあるので、慎重に飲み続けなければなりません。しかしそれでも忘れてしまった場合は、まずは最後に飲んだ時から12時間以内か否かを確認しましょう。

12時間以内ならその場で飲み、12時間を超えていれば医師に相談した上で日に2錠服用してください。避妊であれば12時間を超えた時点で服薬をやめて別の避妊方法となるのですが、この場合は生理周期をコントロールする目的なので、12時間を超えて問題がないことも多いのです。


避妊という目的ではないため、どうしてもピルの扱いが雑になりがちです。ですが目的の根拠を理解することで、もっと上手くピルを扱えるようになるかもしれません。どうせ使うなら上手くピルを使ってあげましょう。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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