ピルで生理を早める・遅らせる方法

生理が不変的な現象であると思われていませんか？そんなことは一切なく、ピルの服用次第で個人差こそありますが、いくらでもその日を変更することができるのです。今回は、ピルで生理を早める又は遅らせる方法について記述しますので、生理の周期に悩む方は一度試してみては如何でしょうか？

生理を早める又は遅らせることの利点

生理を早める、遅らせることにどのようなメリットがあるのか気になるところですが、あなたは「今日生理とかついてない・・・」と感じたことはありませんか？生理を早めたり遅らせたりするのは、まさに来てほしくない日を避けられることに尽きるのです。

冠婚葬祭、大切な人とのデート、重要な会議など・・・社会進出の著しい近年の女性であれば、生理をコントロールしたいと思うなど自然なことです。ピルは、そのコントロールを現実のものにするのです。

ピルの服用方法

それでは、一体どのように服用すれば生理を早める、遅らせることができるかを説明します。とどのつまりは、ピルを飲むタイミングを考えるだけであり、早めたいなら生理の5日後から服用を始めて、1～2週間服用し続け休薬期間を設けるだけとなります。その休薬期間でまもなく生理が現れますので、晴れて生理を早める方法は成功となります。

次に生理を遅らせる方法ですが、これは生理が来る日の1週間前から飲んで、生理が来る日を超えても飲み続け、あとは任意で服用をやめれば良いだけです。これで本来来るべき生理の日を既に超えているので、晴れて生理を遅らせる方法は成功となります。

休薬期間短縮で生理を早められる

生理を早める方法は上記だけではありません。服薬せずに早められる方法もあり、それは「休薬期間」がキーポイントとなります。早い話が、ピル服用中の生理が休薬期間中に来ることから、休薬期間を短縮することで次のシートの飲み始めを前倒しするのです。

それにより、その分ピルの消費が早くなり次の休薬期間が早まり、生理が早く来るという仕組みです。さらに、21錠のピルを全て飲まず、3錠だけ残して「18日で」服用を終えて休薬期間に入るのも、結果生理を前倒しすることに繋がります。

低容量ピルでも遅らせられる

通常、生理を遅らせる際はホルモン含有量の関係で中容量ピルが選ばれますが、低容量ピルでも十分に遅らせることができます。これの方法は簡単で、21錠飲みきっても休薬期間を設けないようにするのです。休薬期間もピルを飲み続ける以上生理は現れないので（ピル服用中である以上生理はこない）、最終的に生理を遅らせられるという結果となるのです。

ただ、シートを飲みきっても続けなければならない状態になったり、少し残してしまう状態になることもあり、ピルの個数管理が難しくなるという欠点もあります。

初心者が陥る失敗

これら、生理を早める又は遅くする方法で、初心者が陥りやすい失敗があります。それは、最もよくあるもので「シートに拘ってピルの管理を失敗する」が挙げられます。全くの初心者やまだピル経験の浅い方は、シートの21錠を全て飲みきらなければならないという固定観念があるため、そのような失敗に陥りやすいのです。

また、生理が上手くコントロールできているにも関わらず、少しのずれ（無理に調整するので多少生理の日にブレが生じる）が気になり、勝手にピルを多く服用したり、極端に服用スタイルを変えてしまうケースがあります。その場合、下手をすると生理日の変更に失敗するだけでなく、あらゆるピルのメリットを失うことになりかねないので、厳重に注意しましょう。


生理はデリケートなものであり、万人手出し無用の神聖な概念が未だ根強く残っています。しかしこの現代は、そんな神聖な部分ですらもコントロールできるほどに人類は成長したのです。以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。

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