苦労したから本気で伝えたい、ピルで起こる吐き気との戦い方

ピルの副作用のひとつである「吐き気」は、副作用の中でも一般的なものであり、症状を呈するケースが比較的多いものです。正直人間は、吐き気を抱えたまま行動はできず、それにより日常が停滞してしまうことが懸念されます。今回は、ピル服用後の吐き気と、どのように戦うかをお伝えします。

吐き気の原因とは？

ピルを飲んだ後にやってくる吐き気とは、紛れもなくピルの副作用によるものです。ピルはホルモン剤であり、どうしても「突然」体のホルモンバランスが変化してしまいます。その変化に付いていけない場合、体は「吐き気」という形で不快感を示してしまうのです。

しかし、ピルの服用を続けるうちに体がその変化に対応できるようになり、その症状は時間を掛けて形を潜めるようになるのが基本的な形となるでしょう。

吐き気を催したときの対処法

いつか吐き気が治まるとは言っても、現時点で吐き気はありそれをどうにかしたいのが自然な考えです。その場合、副作用という観点からピルを服用し続ける限り現れる症状であり根本治療は無理ですので、対症療法でとりあえず凌ぐという考え方が求められます。よってここで参考となる意見をご紹介します。

ピルの副作用だと考えて､副作用対策をしてみては?
市販の乗り物酔いの薬を買ってきて飲むのも効きますし
(市販の薬はピルの効果に影響を与えないので大丈夫です)
ネイチャーメンドなどのビタミンB6を1日3錠(8時間ごと)に飲んでも吐き気対策になります。
あと､服用時間を寝る前にしてみてはどうでしょうか｡
ピルを服用してから寝れば､吐き気の起こる時間は就寝中なので吐き気を感じなくなることもあります。
引用：Yahoo!知恵袋

このように、ピル服用中でもピルに干渉しない薬であれば服用は可能です。よって、上手く乗り物酔いの薬を併用して、症状が自然に治まるまで「対症療法」という形で乗り切りましょう。後半に記述してある、吐き気の起こる時間を避けるというのも良い手ですね。なお、ピルそのものを別のものに変えてしまうのも有効となるようです。

はい、その傾向があるようです。
市販薬の、酔い止めを使う方法もありますが、婦人科から、一緒に、吐き気を低減させる、プリンペランというお薬を、一緒に処方していただくと、よいと思います。
引用：Yahoo!知恵袋

この意見は、ピル服用中にも関わらず医師側から新たな薬剤が処方されています。「薬の服用中は他の薬は飲んではいけない」と考えるケースが多いのですが、このような場合もあるので安心して併用しましょう。

ピルを服用停止した場合の効果について

あまりに吐き気が辛く、ピルを飲み続けていられない場合は服用停止という状況に追い込まれます。この際、ピルの効果どうなるのかと不安になると思います。これに関しては正直なところ、避妊効果を求める場合は最後の服用から24時間を過ぎてしまうと効果がなくなります。

よって、その場合は別の避妊方法を必ず行うようにしましょう。生理不順改善の効果を求めている場合は、服薬を止めてから数日以内に生理が来るという観点から、生理がきた時点で失敗となります。よって、次項で述べるピルの再開についての内容を読んで、参考にしてください。

ピルを再開するタイミング

避妊を目的とした服用であれば、ピルの再開は生理初日が基本となります。生理をずらしたい場合も、生理不順を正したい場合も、基本的にはまた一からスタートする必要があるのです。ピルの服用に関しては、その多くが一度服用をやめてしまうとリセットとなりますので、それを考慮するとどうしても「再開」ではなく、一から始めなければならないのです。

症状によっては医師への相談を

通常、「吐き気」程度であれば自分で様子を見て、我慢できればそのまま服用、我慢できなければ服薬を中止して様子を見る方が多いでしょう。ですが、吐き気は嘔吐に繋がることにはお気付きですか？吐き気があった後に嘔吐・・・人間の通常の反応です。

しかし、その嘔吐は本当に「副作用としての吐き気」の延長で現れたものですか？もしかすると、「血栓ができたことによる嘔吐」であるかもしれません。その確証は素人では持てませんので、嘔吐があれば必ず医師に相談するようにしましょう。


一般的な副作用且つ辛い症状だけに、非常に性質の悪いものだと言えます。ですが、どのように戦うかを知ったあなたは、今後吐き気が現れても冷静に対処できることでしょう。以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。

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