鼻が変形する!?梅毒の末期症状をまとめた【画像あり】

鼻が変形する!?梅毒の末期症状をまとめた【画像あり】

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愛のあるヤリチン
時雨
小中高時代は義理チョコしかもらったことない非モテ男でしたが、大学デビューして遊び人の友達とストナンしまくるように。19歳で童貞卒業と遅咲きながら、28歳の今では遂に3桁突破!非モテだったからこそ女性に尽くしたいと努力した結果、女性を喜ばせるセックステクニックやデート交渉術には自信があります。皆さんに勇気を与えられるようなノウハウ伝授を心がけます。
近頃、感染者数が増えている梅毒。名前は聞いたことがあるけど実際どんな症状なの?という人も多いのではないでしょうか。梅毒に感染し放置すると鼻が変形したり取れることがあるそうです。ちょっとこれは怖そうですよね。放っておくととんでもないことになりかねない梅毒。その末期症状について画像とともに解説します。


梅毒の末期症状をまとめ①:鼻が落ちる【画像あり】



梅毒は梅毒トレポマーネという細菌に感染することで発症する性感染症です。1920年代後半に特効薬である抗生物質ペニシリンが発見されてからは重大な被害は見られなくなりました。しかし近頃、また日本国内で感染者数が増加していると言われています。

10年ほどかけて進行する病気で、早期に発見・治療することが重要です。では放置しておくとどうなるのでしょうか?

まずよく言われるのは鼻が落ちるという症状。画像は古い時代のものですが、このように特効薬がなかった時代には鼻が欠けるように見えるほど、病気が進んでしまうことがあったようです。

ここまでの状況になると「鼻がとける」「鼻が取れる」といった表現も使われていました。


梅毒の末期症状をまとめ②:なぜ鼻がもげるの?【画像あり】



画像を見てびっくりしている方もいると思いますが、梅毒にかかったからと言ってすぐに鼻がもげたり欠けたりするわけではありません。梅毒の進行は大きく分けて四期に分けられます。そして鼻が取れる症状が出るのは第三期と呼ばれる段階です。

この第三期では皮膚や骨、筋肉、時には内臓などにゴム状の腫瘍(ゴム腫)ができます。このゴム腫は体幹の上部や足、頭皮によくできるようですが、それ以外にも体のあらゆるところに現れます。もちろん鼻も例外ではありません。

ゴム腫の特徴はゆっくりできて、ゆっくり治ること。鼻の軟骨にゴム腫ができた場合、ゆっくりと治る時に収縮を起こし、鼻筋も一緒に収縮してしまいます。この状態が鼻が落ちたように見えるというわけです。


梅毒の末期症状をまとめ③:いつ鼻が落ちるの?【画像あり】



ご説明したように、鼻が落ちるのは第三期。感染してすぐに鼻が落ちるわけではないので少しほっとした方もいるのではないでしょうか。では、第三期にまで進むにはどれくらいの時間がかかるのでしょうか?病気の進行は個人差がありますが、第三期に至るには三〜十年ほどかかると言われています

また梅毒に感染し治療をしなかったとしても、第三期まで進行するのは感染者の三割程度と言われています。しかし第二期から第三期の間にある潜伏期間中は感染に気づきにくく、第三期にまで至ってしまうと絵のように重大な症状になってしまいます。

ゴム腫は腫瘍の周りの細胞を破壊していきますし、他にも血管や脳にもダメージが現れます。手遅れになる前に、きちんと治療しておきましょう。でないと、本当に取り返しのつかないことになりますよ。


梅毒の末期症状をまとめ④:他にどんな症状があるの?心臓編



これは皮膚の画像です。

画像は第二期、つまり鼻が取れる第三期の一つ手前の段階。この段階でもかなり大変そうな症状が出ていますね。この第二期でしっかり梅毒を治療しておきましょう。

さて、鼻が取れると言われる第三期は、他にどんな症状が出るのでしょうか。まずご紹介するのは心臓血管梅毒。心臓の血管が梅毒の原因である細菌、梅毒トレポネーマに感染することが原因で起こる症状です。感染すると心臓の血管の壁が弱くなり、血圧によって広がる大動脈瘤が発生することがあります。大動脈瘤が他の器官を圧迫することで、咳が出たり喘息のような症状が出るそうです。

また逆に心臓の血管が狭くなったり血液が漏れ出したりする症状も報告されています。こういった症状の結果、心不全などを起こし死に至る可能性もあります。やっぱり梅毒は早めに治療したほうが良さそうですね。


梅毒の末期症状をまとめ⑤:他にどんな症状があるの?神経編その①


梅毒に感染したまま放置していると心臓以外にも神経に影響が出る場合があります。梅毒に感染すると3ヶ月から18ヶ月以内に梅毒トレポマーネが中枢神経にまで達するそうです。このタイミングで適切な治療を行わないと、5%〜10%の確率で神経梅毒に進行するそうです。

決して高い確率ではありませんが、感染してから割と早いタイミングで中枢神経にまで達するというのは、結構怖いですよね。

梅毒トレポマーネが中枢神経にまで達するとどうなるのでしょうか?神経梅毒については「髄膜血管型」「進行麻痺型」「脊髄ろう型」の大きく三つに分けることができます。


梅毒の末期症状をまとめ⑥:他にどんな症状があるの?神経編その②


では、神経梅毒についてさらに詳しくご説明します。まず「髄膜血管型」の神経梅毒ですが、脳や骨髄の血管が炎症を起こし、慢性的に髄膜炎の症状が出ている状態です。具体的な症状としては、めまい・不眠の他、記憶喪失を起こすことも。また身体に麻痺の症状が出ることもあるそうです。脳の血管が炎症していることもあって、脳梗塞など死に至るような症状につながる例も報告されています。

40〜50代の感染者によく見られるのが「進行麻痺型」の神経梅毒。認知症や精神疾患に似た症状が見られるそうです。症状だけ見ると、まさか梅毒が原因だとは気づかないかもしれませんね。「脊髄ろう型」の神経梅毒の場合は、失禁・麻痺、男性の場合は勃起障害の症状が見られます。特徴として体重の減少も見られます。


梅毒の末期症状をまとめ⑦:鼻血のような鼻水が出る!胎児にも影響する梅毒


梅毒の怖いところは、感染した本人以外にも影響が出るというところ。妊娠中の女性が梅毒に感染するとお腹の中の赤ちゃんにも感染します。第二期から第三期の間の潜伏期は特に症状がないため、完治したと勘違いする人もいますが、この間に性交渉・感染してしまうと、胎児に影響が出ます。

胎児が梅毒に感染すると流産・死産という悲しい結果になったり、生まれてきても梅毒の症状に苦しむこと可能性があります。

出生後すぐの新生児が発症すると、特に鼻に症状が出るそうです。その一つが鼻血のような鼻水が続くこと。そのまま症状が進むと、鞍鼻(あんび)と呼ばれる馬の鞍のような形の低い鼻になると言われています。他にも骨の変形など、体のあちこちに異常が見られます。将来の子供のためにも早めに発見・治療しておきたいですね。

いかがでしたか。放っておくととんでもない症状が出てしまう梅毒、怖いですよね。しかし今はペニシリンという特効薬がありますから、しっかりと検査・治療すればきちんと治せる病気です。少しでも異常を感じたら早めに対処しましょう。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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