梅毒の原因・検査方法・治療法・かかる費用などのまとめ

梅毒の原因・検査方法・治療法・かかる費用などのまとめ

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愛のあるヤリチン
時雨
小中高時代は義理チョコしかもらったことない非モテ男でしたが、大学デビューして遊び人の友達とストナンしまくるように。19歳で童貞卒業と遅咲きながら、28歳の今では遂に3桁突破!非モテだったからこそ女性に尽くしたいと努力した結果、女性を喜ばせるセックステクニックやデート交渉術には自信があります。皆さんに勇気を与えられるようなノウハウ伝授を心がけます。
梅毒って知っていますか?性病の一種なのですが、かかると鼻が落ちるだとか死んでしまう、絶対に治らないなどなど、とにかく怖い話しの尽きない性病です。そしてこの梅毒、誰だってかかる可能性があるんです。そこで今回は梅毒の原因・検査方法・治療法・かかる費用などのまとめをご紹介します。


梅毒になると鼻が落ちる?


梅毒になると鼻が落ちる?

梅毒にかかると鼻が落ちてしまうと言われていました。下の文章でもご紹介しますが梅毒には症状が4期にわかれています。それぞれ症状の進行具合が違い、第1期は感染から3週間程度、第2期は三ヶ月程度、第3期は三年以上、第4期が末期です。感染から三年以上経った第3期が鼻が落ちると言われる時期です。

一体「鼻がおちる」とはどういうことかというと、正確には鼻ではなく梅毒によってできた結節性梅毒疹、ゴム腫と呼ばれる腫れ物が落ちるのです。このゴム腫は非常に大きくボコっと全身に現れます。もちろん顔にも現れ、鼻にできたとき鼻骨が崩れることがあるんです。そうなると鼻が垂れ下がってしまったようになるため、鼻が落ちると言われたのですね。

実際に梅毒ってそんなにデカく腫れるの?と思われるかもしれませんが、そもそも梅毒という名前が果物のヤマモモみたいなデキモノが出来ることから来ています。それくらい大きく腫れるんですよ。


梅毒の症状:梅毒写真


上でも軽く触れましたが、梅毒の症状について説明していきましょう!

まず第1期の症状ですが、この段階では感染した部位(主に性器、口唇部、口腔内、肛門)にしこりができます。合わせて股の付根にあるリンパ節が腫れます。この段階では痛みがないため、無視しがちで自然に症状がなくなるので、梅毒を人にうつしてしまいやすい時期です。

第2期になると血液に乗って梅毒の病原菌が全身へと広がるため、手のひらや足を初め身体中に赤い発疹ができます。バラ疹と呼ばれているものですね。この発疹もまた数週間で消え、また現れを繰り返します。現代だとこの第2段階までで不審に思って病院へ行き梅毒だと気づきます。画像をみてください。


このようなのが第2期の発疹ですね。

これに気づいて病院へ行き治療するので第2期までで大抵は症状を止めることができます。ですが、そのまま第3期に入ったとすると、症状は重くなり、鼻が落ちたように見える程の大きなしこり、ゴム腫が体の表面だけでなく内蔵や骨にまででき始めます。


それから数年放置すると、心臓、神経、血管にまで障害が出て死んでしまうことがあるのです。また母子感染もするため妊婦さんが梅毒に感染していると、胎児にも感染し最悪死産となってしまいます。


梅毒の原因


梅毒の原因になっているのは、梅毒トレポネーマという病原菌です。この病原菌は人間の体内でしか生きられない程弱い病原菌ですが、感染力は非常に強いものとなっています。一度この病原菌に感染すると唾液や血液に梅毒トレポネーマが含まれるようになります。そうなった唾液や血液、精子などに粘膜や皮膚が触接接触することで感染してしまいます。

つまり梅毒は接触感染する病気なのです。そしてその接触の主な原因はセックスです。体液全般に梅毒が含まれる以上、性行為は全て感染する原因になってしまいます。なので挿入はもちろん、フェラチオなどのオーラルセックス、アナルセックスでも感染するのです。

ただそういった接触感染が主なのでコンドームの着用である程度の予防はできます。できますが、病変が足などにありそこに接触してもダメなので梅毒の恐れがある場合はそもそも人と接触せず、なるべく早く治療するのが大切なことになります。


梅毒の検査方法


梅毒にかかっているのかどうか検査する方法はいくつかあります。病院へ行って検査をするのが一番確実で、その後すぐに治療に移れるのでオススメです。一応検査キットなどを使って自宅で使用し、検査機関に送ってかかっているのかどうか検査する方法もありますが、やはり治療は病院でしかできないので、あまりオススメはしません。

病院に行くと梅毒血清反応検査を行うことになると思います。

これは梅毒にかかっていると身体が梅毒を倒すための抗体を出すのですが、その抗体の有無で梅毒にかかっているのかどうかという判断をする検査方法です。その検査方法自体もSTSとTPと呼ばれているものに分かれており、まずSTSを行って陽性反応が出たら、TPで検査しやはり陽性が出ていれば梅毒ということになります。


梅毒は完治する?


さて、ここまでいろいろと書いてきましたが肝心の完治するかどうかです。結論から言うと、梅毒はちゃんと完治します

検査方法のSTSでは梅毒以外にも膠原病や肝臓病などにかかっていても陽性反応が出ることがあります。偽陽性というのですが、この偽陽性が出続けることでインターネット上では梅毒は治らないというデマが流れていますが、STSで陽性、TPで陰性なら梅毒自体は治っている可能性が高いです。

現在では早期発見が可能になったことと、抗生剤で梅毒を治療できるようになったことで完全に治すことができるようになったのです。ただ治るのに非常に時間がかかるため、医師から言われたことを守りつつ、完治したと言われるまでは症状が収まっても治療を続けなくてはなりません。


梅毒の治療


では梅毒の治療はどういうものかというと、抗生剤を服用する薬物治療がメインになります。大抵の人は経口合成ペニシリン剤という薬を処方されるのではないでしょうか。この経口合成ペニシリン剤を第1期なら4週間程度、第2期なら4~8週間、第3期以降は1年近く飲み続ける必要があります。

さらにその治療を続けた上で、効果が出るのにもまた時間がかかります。なので梅毒の治療はかなり長期に渡ります。完治するまでの間、何度も検査と診察、薬の服用を続けていかなくてはならないのです。


梅毒を治すのにかかる費用


梅毒の治療費はそれぞれなので、あくまで目安程度に考えてください。まず検査費用が1万円程度かかります。また目に見えて症状が出ていないと保険が利きません。全額自己負担です。だからと言って症状が出るまで放置すると治療期間が長くなり、結局薬代がかさむので早めに検査を受けましょう。薬の方はだいたい1週間五千円くらいです。薬がなくなる度に薬を貰いに行くので症状の軽い第1期でも薬代は2万円くらいですね。

また治ったかどうかの検査をまたするのでさらに1万円程度かかると考えると安くても総額4万円程度はかかるでしょう。これが症状が進んでいれば進んでいるだけ長くなるため、総額で10数万行ってしまうこともあるでしょう。ちなみにあくまで梅毒の検査だけならこれくらいですが、梅毒は他の性病を併発していることが多いため、その検査も行うことが普通なので、実際はもっとかかると思っていいでしょう。

いかがでしたか?梅毒の原因・検査方法・治療法・かかる費用などのまとめでした。梅毒は治すことができますが、やはり時間もかかりますし見た目もけしていいものではありません。もしかかったかもと不安ならばまず病院へ行きましょうね!以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。


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