ピルによるニキビ・肌荒れの改善または悪化のお話

ピルによるニキビ・肌荒れの改善または悪化のお話

35 views

この記事を書いた人
セクシーな人生を。
panpan編集部
メンズ総合情報サイトpanpan[パンパン]のメイン編集デスクです。2015年にコンパ仲間とともに立ち上げ、読者にとって本当に価値のある情報提供を心がけて執筆を続けてきました。他のサイトではちょっと見られない、PanPanならではの使える恋愛ネタやテクニックを発信していきます。応援よろしくお願いいたします。
ピルを服用された方の意見で、「肌荒れが直った!」というものが見られる反面「肌荒れがひどくなった!」という意見も見られます。これは一体何が起きているのでしょう?今回は、ピルがもたらす肌荒れの改善と悪化についてお伝えします。


肌荒れを治すのも悪化するのもピルの副作用


肌荒れを治すのも悪化するのもピルの副作用

この見出しだけで不思議に思うと思います。相反する作用が一つの薬で呈されるのですから、不思議じゃない訳がありません。この現象は、ピルに含まれる卵胞ホルモンと黄体ホルモンにより引き起こされ、メインの効果である「避妊」以外の作用なので、「副作用」として区別されています。なお、「治す」のは卵胞ホルモン、「悪化」は黄体ホルモンが作用しています。


ネットの参考意見


ピルの肌荒れについて、ネットで気になる意見がありましたので参考にしてください。




この方は、ホルモンバランスが乱れてしまったがためにピルを服用し始めたようです。そして、たった2週間程度で肌荒れが収まっています。卵胞ホルモンが良い働きをしたことが伺えます。




この方の場合は、1年という期間ピルをしようして生理周期を整えていたようです。しかし、それに伴い肌荒れが起きており、このケースでは黄体ホルモンが活発になるような服用があったのだと考えられます。

このように、やはりネット上の口コミでも「肌荒れが改善」「肌荒れが悪化」と、肌に対するピルの効果や影響が二極化しています。


肌荒れが改善される理由


では、肌荒れを改善させる卵胞ホルモンについて説明しますが、これは女性ならお分かりになると思います。よく生理が終わった後に、肌つやを感じたり髪に潤いを感じたことはありませんか?それは、生理が終わった後は卵胞ホルモンが多く分泌されるためなのです。

卵胞ホルモンの性質として、保水効果や肌にハリを作り出す等、女性に嬉しい効果が満載になっています。ピルを服用するということは、外部から卵胞ホルモンを取り入れるということになるので、その美容効果を人工的に作り出していることになるのです。そのため、肌荒れの改善に繋がるのだと言えるでしょう。


肌荒れが悪化する理由


逆に肌荒れを悪化させる黄体ホルモンについて説明します。これもまた女性ならすぐに分かると思いますが、生理前は肌も荒れて髪もボサボサで、何か生気が抜けたような感覚がします。それは、生理始めから黄体期の間で分泌される黄体ホルモンが悪さをしているためなのです。

では、何故黄体ホルモンが悪さをするかという点ですが、性質が男性ホルモンと酷似していると言えば、もう理解ができると思います。女性の体内に男性ホルモンが侵入すれば、それはもう「美肌」の逆にしかならないのです。


卵胞ホルモンだけでいいのでは?


これまでの記事内容を鑑みると、もはや卵胞ホルモンだけ摂取すればいいのでは?と必ず考えることだと思います。ですが、卵胞ホルモンだけ摂取した場合、それは卵胞ホルモン過剰摂取に繋がって皮脂の増加やシミの原因となり、肌荒れに対して逆効果となるでしょう。

それに黄体ホルモンは、生理の周期を決定付けるという大切な要素であったり、卵胞ホルモンの乱れを抑える役割も担っています。そもそも、黄体ホルモンがなければ卵胞ホルモンは生成されません。よって、どちらかを切り捨てるのではなく、バランスの良いピルの摂取が必要となるのです。


肌荒れの改善と悪化は表裏一体であり、ピルを服用する以上どちらの可能性も存在します。ですが、やっぱり自分の利になってほしいと願うのが人であり、そのためにはバランス良くピルを服用しなければなりません。正しくピルを服用して、最高のバランスを保ちましょう。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

関連記事:ピルをそろそろやめる時に知っておきたい副作用や対処法

\ この記事をシェアする /

関連キーワード


TOPに戻る