妊娠前に1日2杯以上コーヒーを飲む女性は、流産する確率が上がる?男性もNG?

妊娠前に1日2杯以上コーヒーを飲む女性は、流産する確率が上がる?男性もNG?

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初代ディレクター
マツタケのようなひと
こんにちは、マツタケです。座右の銘は「愛嬌と根性と、マツタケがあれば、人生なんでもやり切れる」です。最近はみっちり勉強も始めて知性もついてきてます。人生なんて、そんなものです。気軽に波にのりましょ~
妊娠を希望して妊活をしている人に、まことしやかに流れている「妊娠前に1日2杯以上コーヒーを飲む女性は、流産する確率が上がる」という噂。これは本当なのでしょうか。コーヒーに含まれているカフェインは、赤ちゃんに悪影響を与えるのでしょうか。調べてみました。


カフェインがもたらす影響


セックスしていないと不安という悩み
問題のコーヒーに含まれているカフェインは、そもそもカラダにどんな影響があるのでしょう。

カフェインのメリット:利尿作用・覚せい作用・集中力アップ・偏頭痛緩和・脂肪分を分解するリパーゼという酵素を促進、活性化させるので運動前に飲むと代謝がアップ、心筋梗塞、脳卒中のリスクを減らす。

コーヒーの香りによるリラックス効果。パーキンソン病の発症や症状を抑える。アルツハイマー病の発症を防ぐ効果。

カフェインのデメリット:依存性が高い。神経過敏、興奮状態、睡眠障害、胃痛・嘔吐などの胃腸症状。血圧の上昇。カラダを冷やす。鉄分やカルシウムを尿から排出するのでカルシウム不足や鉄欠乏症性貧血になりやすい。


妊娠前に1日2杯以上コーヒーを飲むのはNG?


早い期間で性病の検査が可能なクラミジアや淋病
コーヒーアロマとも言われるコーヒー豆の香りには、抗酸化作用やストレス緩和作用があることが研究結果でわかりました。

妊娠するためには、カラダの準備の他に気持ちのストレスフリーも必要です。結論から言えば、妊娠前に1日2杯までならコーヒーを飲むことはデメリットよりメリットの方があることが言えます。

リラックスすることは、妊娠をするための血行促進や不安を取り除きカラダにはとても必要なことです。だとすると、なぜ妊娠前にコーヒーを飲んでいると問題があると言われているのでしょうか。

それは1日の飲むコーヒーの量に隠されています。それについて、次の項目でご紹介しましょう。


飲みすぎ注意!知っておきたいカフェイン中毒


リラックス効果があるコーヒーを飲むと、ほっと一息できることは本当なんです。

ただ悪影響として心配されるのは、コーヒーを飲みすぎることでおこる「カフェイン中毒」なのです。

カフェイン中毒は、短時間で大量のカフェインを摂取すると引き起こします。

急性カフェイン中毒の症状:落ち着かない、胃痛、動悸

体型に関係なく、1時間でコーヒーを3杯くらい飲むを半数の人が急性カフェイン中毒になると言われています。症状がでた場合は、カフェインが体内で分解され排出されれば症状が落ちつくので安静にしてください。

さらに症状が進むと、慢性のカフェイン中毒に陥ることもあります。

慢性カフェイン中毒の症状:イライラして集中力が低下、頭痛や吐き気、不安、うつ症状。

慢性のカフェイン中毒は、1日3~4杯コーヒーを長期間飲み続けカフェインを摂取しすぎると慢性カフェイン中毒になり、カフェインの摂取をやめると禁断症状が出てくるのです。

カフェインには、アルコールやたばこのニコチンのように依存性があることを知っておきましょう。


なぜ流産の確率があがると言われるの?


コーヒーには、リラックス効果もあるので1~3杯程度なら飲んでも大丈夫だと言われています。

ただコーヒーのカフェインには、カラダを冷やす効果があるので、もともと冷え性のカラダや低体温症の方で妊娠をすることを望んでいる女性には、さらにカラダを冷やす原因にもなる可能性があります。

妊活をしているときにカラダが冷えると血流も悪くなるので、血液が必要な子宮機能の低下がおこり妊娠しずらいカラダになるといったこともあります。

また妊娠すると女性のカラダは多くの鉄分やカルシウムを必要とします。現代人が不足しているミネラルだと言われている鉄分とカルシウムがカフェインによって排出はされやすくなるので鉄分性貧血症の女性は注意が必要なことは確かです。


流産や不妊は男性の精子に問題も?


妊娠するには、卵子と精子が結合することから始まります。現代の男性は精子減少症(精液1mlの精子の数が2000万以下)だと言われています。

妊娠を望むなら一回の射精で小さじ一杯に(約、2ml)4000万匹元気に活動していれば妊娠可能です。

ただし、妊娠しても流産をすることは、女性側だけの問題ではなく男性側の健康状態と受精する際の状況に左右されるということが分かってきました。

過剰なアルコールを摂取した後に作られる精子は正常な形成をされず奇形になったり、アルコール成分を含んだ精子ができると受精しても、胎児に異常が現れ流産や先天性奇形の原因になることがあります。

肥満や喫煙は精子の運動低下や数を減少させEDの原因にもなるのです。コーヒーに含まれるカフェイン・アルコール・ニコチンなどの依存性の高い嗜好物をもつ男性がパートナーの場合、不妊や流産のリスクは決して低くないと言えるでしょう。


カフェインを摂りすぎないために


コーヒーを好きな方が、飲むことをやめる方がストレスが溜まりますよね。そんな時におススメなのは、たんぽぽコーヒー(たんぽぽ茶)です。カフェイン0で、カラダを温める効果がある「陽性食品」なので、妊娠をしたい女性や妊娠期間中でも安心して飲むことができます。

またカフェインが多いと言われる緑茶や紅茶は、渋み成分のタンニンも多く含まれているのでカラダへのカフェインの過剰摂取は考えずらく中毒にもなりませんが、飲みすぎには注意しましょう。

またコーヒーやお茶の他にカフェインは、チョコレートやココア、コーラーやエナジードリンクにも含まれています。妊娠や妊活を望む場合は、食べ過ぎや飲み過ぎには気をつけた方が良いでしょう。

妊活中には、カフェインレスだとデカフェをおススメしていますが、カフェインの検出されているデカフェもあるようなので、成分表示など調べて飲むことをおススメします。

いかがでしたでしょうか。コーヒーは1日2杯ぐらいなら飲んでも大丈夫そうです。不妊や流産の危険性を考えると、コーヒーの過度な摂取量を考えるのはもちろん大切です。また普段から生活習慣などを男性も女性も考える必要がありそうです。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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