妊娠しやすい身体を作るために、意識したい６つの日常行動

女性が妊娠しやすい身体を作るために意識したい行動は、体内に赤ちゃんが育つ環境作りが整っていると、その育つ環境を維持できる母体なのか？という視点が必要です。お母さんになりたい女性の身体と精神面での健康、そして毎月生理がきている状態を保てる健康づくりからスタートです。

若いうちから妊活を意識

日本は不妊大国だということをご存じでしょうか。「子どもを持ちたい」と思いつつも、なかなか妊娠しないカップルは１０組に１組、５組に１組だと言われています。

なぜそんなに妊娠しづらいのでしょうか？その理由の一つに晩婚化が挙げられます。

日本では、晩婚化が進んでいます。晩婚化がすすむと、妊娠しずらくなるというのはよく知られていることです。妊娠するために必要な女性の卵子も男性の精子も歳を重ねるごとに運動量が減り、受精がしづらくなるのです。

妊娠したいなら、やはり、若いうちから妊活することが大切なんですね！

妊娠しやすい身体は食生活のバランスから

また若い男女であっても生活習慣の乱れから妊娠しづらい身体になったり、妊娠したとしても先天性の異常や神経管閉鎖障害などのリスクも高くなっているそうです。

現代は昔よりも食料が豊富ですが、偏食の原因にもつながっています。また子どもの頃から過度なダイエットを繰り返し生理不順に悩んでいる女性も多く観られます。過度なダイエットは、妊娠するために必要な栄養素を蓄える力とホルモンバランスを崩します。

また逆に、肥満女性は、妊娠を阻害する脂質や糖分の摂りすぎなどから排卵障害に繋がり妊娠するための体内バランスを崩していると言われているのです。

妊娠したいなら、食生活をまず意識してみましょう。

妊娠しやすい身体を作るために食べるのは控えたいもの

揚げ物やスナック菓子、マーガリンなどに多く使われている、トランス脂肪酸。パンやケーキ、ドーナツなど洋菓子にも使われています。手軽に食べれるファストフードや、インスタント食品などもカロリーは高いのですが栄養が偏る原因になっています。
炭酸水や清涼飲料水などは、糖分が高く身体を冷やします。
アルコールも冷えの原因になり卵子や精子の異形に繋がり妊娠しずらかったり流産になりやすいので控えましょう。

妊娠しやすい身体を作るために食べて欲しいもの

食と妊娠はとても深い関係があります。女性ホルモンを活性化させ妊娠する身体ために必要なバランスの取れた食事を心がけましょう。

＜意識して摂取してほしい栄養成分＞

・亜鉛（ミネラル類）・・・細胞に働きかけ新陳代謝や成長促進へ効果があります。

・葉酸（ビタミン類）・・・細胞分裂に必要不可欠な栄養素。血液を作るビタミンとも呼ばれています。

・鉄分・・・新鮮な酸素を身体の隅々まで運ぶ役割をするヘモグロビンを健康にします。

・タンパク質・・・大豆食品などの植物性のタンパク質を多く取りましょう。

・カルシウム・・・ホルモン分泌を促し、精神的なストレス緩和作用があります。

・マグネシウム・・・代謝や血圧、体温調整をしてくれます。

・野菜・・・人参・トマト・ピーマン・かぼちゃなどは、女性の卵子の質を良くしてくれます。

手軽に栄養素が取れるサプリメントも、上手に活用しましょう。

質の良い睡眠をとる

一日の疲れをとる睡眠は、妊娠しやすい健康な身体づくりにはとても必要です。不規則な生活リズムになりやすいと本来もつ身体の機能も低下します。十分な睡眠時間を取ることで妊娠しやすい万全な体力をつけましょう。

ストレスを発散するように意識する

妊娠しやすい身体を作るために、食生活から体質改善をご紹介してきましたが、メンタル面のケアもとても大切です。

忙しいとつい溜まりがちになるストレス。これは、身体へも影響をします。お出かけや、のんびり自分の好きなことに没頭する時間を意識してつくりストレスを溜めないようにしましょう。

生理周期をチェック

入力するだけで女性の生理周期や排卵日などがわかる、スマホのアプリを利用して身体の変化や周期をチェックしましょう。妊娠しやすい身体を作るためには、基礎体温を測り排卵日を計算することも必要です。

身体を冷やさないように意識

「冷えは万病のもと」というように、身体を冷やすことは妊娠しやすい身体づくりで十二分に気をつけたい重要ポイントです。

現代は、クーラーや運動不足、代謝の低下などで、冷え性に悩まされている女性はとても多いのです。夏でも靴下や腹巻など下半身を冷やさないように工夫し血行をよくして身体を温めることを意識しましょう。

大きな血管が通っている首元にストールやスカーフを一枚羽織るだけでも身体を温めることに効果的です。

いかがでしたでしょうか。妊娠しやすい身体を作るために必要な日常行動をご紹介してきました。妊娠したいと神経質に焦るより、ほんの少し毎日意識して行動することが良い結果に繋がるキーポイントなのかもしれません。以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。

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