セックスで腰痛にならないための安全な対策＆なった時の対処法まとめ

③後背位（バック）｜両手をついて、背中を反らす姿勢をキープ

先ほどの研究報告では「腰に優しい」体位として紹介した後背位（バック）ですが、こちらもやり方によっては腰を痛めてしまうリスクも高いです。

特に、ベッドに上半身を完全に寝かせた状態で挿入すると、女性の腰を痛めがち。長時間、上半身が丸まった姿勢になりますので、腰痛になるリスクが高いです。

50分以内に6RTされたら、『嬉しそうに腰を掴まれて後背位で突かれているロクセリ』を描きました。
最近48手が気になるので、「鵯越え」という後背位の体位で。https://t.co/qgfirRFeAT pic.twitter.com/lAB6FqwjKj— なう@原稿中 (@n00wgo69) 2017年6月11日

後背位で腰を痛めないようにするには、両手や両膝で上半身を支えるようにしましょう。この時に、両手（両膝）の位置を少しヘソ側にズラして、自然とカラダが反るような姿勢になると、なお良いです。

また、後ろから挿入する男性も、女性に覆いかぶさるような体勢だと腰痛になりやすくなります。上半身の重心を預けて（ペニスだけ前に突き出すイメージ）背中を反らすようにして、腰への負担が少なくしましょう

セックスで腰痛になってしまった時の対処法

セックス中に、急に腰を痛めてしまったら……。セックスを続けたい気持ちも分かりますが、腰痛のまま無理に腰を振ると、余計に痛みが悪化することもあります。まず第一に、セックスを中断して応急処置を行いましょう。

医学的に言うと
急性期は冷やして慢性期は温めるというのが正解になります。

急性期とは痛みが出てきた時期のことをさし、
捻挫（ねんざ）や打撲、ぎっくり腰といったものの受傷直後が当てはまります。
（中略）
この時期に必要なのは炎症を抑制することで、局所を安静にし、
発熱を抑えること、つまり冷やすことが重要なのです。
引用：『痛いときは冷やすの？　温めるの？』｜太田市立医院

「いきなり腰痛になった時は、温めるのが一番」……と思いがちですが、これは誤り。急に痛みが出た時は、その場所が炎症・発熱を起こしているケースがほとんどです。この場合、温めるのではなく冷やすことで、炎症を抑えてあげるのが適切です。

また、もともと腰痛持ちの方は、患部を温めておくことが大事。血流を良くすることで筋肉のコリがほぐれ、慢性的な痛みが改善されます。

まとめ：万全の腰づかいで、相手と最高のセックスを！

セックスにとって、腰痛は大の天敵。いくらテクニックが上手くても、腰が痛いと気もそぞろになってしまいます。そんな悲しい事態にならないよう、今回はセックス中に腰痛にならない方法について紹介してきました。

最も、重篤な腰痛の場合は、今回紹介した方法でもさらに悪化してしまうケースもあります。なかなか腰痛が改善しない方は、セックスするのを止めて、専門医の受診を受けてみてくださいね。以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。

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