カフェインをとると勃起しやすくなる?否定派・肯定派の意見を徹底リサーチ

カフェインをとると勃起しやすくなる?否定派・肯定派の意見を徹底リサーチ

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MIYABI 編集チーム
陰キャだった学生時代を経て、新卒でなぜか証券会社に就職。営業ノルマが厳しい中で、少しでもコミュ力を鍛えなきゃと思って始めたのがナンパ。それがドハマリして以来、出会いやセックスを追求するようになりました。国内の主要なナンパスポットや、アプリ、オンゲでの出会いを網羅。今は本職のディレクターとして、みなさんにガチで使える情報を提供をしていきます。
コーヒーや紅茶、エナジードリンクにも豊富に含まれているカフェイン。眠れなくなるとかオシッコが近くなるとか言われますが、どうやら勃起力の改善やEDの予防に効果がありそうなんです。薬ですらなく、ましてバイアグラではないと言うのに…。

今回は、「カフェインをとると勃起しやすくなる?」を徹底検証。毎日のコーヒーでギンギンになれるなら最高!エナジードリンクだって今まで以上に飲んじゃいますが、さてその真実やいかに?




(1)カフェインをとると勃起不全(ED)のリスクが減る?


きっかけはこんなツイート。エナジードリンクを飲んだ男性の中に、「チンポがやたら元気になっちゃって…」と戸惑い半分うれしさ半分でつぶやく方が多く見受けられました。むろんエナジードリンクは精力剤とは違います。一体、何が起こっているのでしょう?


考えられるとすれば、これしかありません。成分に含まれる「カフェイン」が、眠気覚ましや集中力アップよろしく下半身にも良い影響を与えているのではないかと…。

調べていくと「勃ちが良くなった」「ED予防になる」など、カフェインと勃起の関係を指摘するツイートや書き込みがどんどん見つかりました。本当にカフェインには、勃起不全を予防する力があるのでしょうか?


カフェインが勃起不全に効く理由

調べてみると、「あぁなるほど」と納得のいく話がいろいろ。そもそもカフェインには、2つの大きな効果があります。それは、

①血管を拡張させる
②自律神経を刺激する

と言うもの。そしてこの2つはいずれも、勃起のメカニズムと密接に関係しています。

なぜならまず、勃起のためには十分な血液とその流れが必要だからです。血管が収縮してしまっていては、ペニスに流入する血流量がしぼられてしまいますよね。この点から考えて、カフェインによる血管拡張の効果は、イメージとしては男性の勃起力改善にストレートにつながるわけです。

またカフェインは人間の覚醒を司る脳の部位に刺激を与えると言われています。「脳幹網様体賦活系」と呼ばれるこの部分は、じつは勃起をコントロールする自律神経にも作用します。カフェインが脳の一部を刺激する事で、勃起不全に良い影響が生じる仮説もまた成立するわけです。


しかし根拠は定かにはなっていない

こう書いてくると、いかにも「カフェイン=勃起力改善の救世主」と思われがち。しかし実際にはまだ仮説の域を出ておらず、明確な医学的根拠が示されたとは言えない状態です。あくまで「どうやら効果があるらしい」くらいのレベルに留まっています。

血管の拡張そのものは事実だとしても、それがごく一時的なものであれば、勃起不全の“症状”を改善するまでには至らないでしょう。脳の部位と自律神経、そこから勃起のメカニズムへとつながるルートの方はさらに複雑で、証明が恐ろしく困難です。

「カフェインをとると勃ちがいい」と感じる方がいるのは事実でも、本当にカフェインが原因かどうかは個人の生活歴を全て見なければ判断できないところ。このあたりはなかなか難しい話で、確定的な事は言えないのが現状です。


(2)「カフェイン」の勃起不全効果を肯定する声

ここでちょっと、“カフェイン=勃起不全改善”派の声に耳を傾けてみましょう。


おー、ちゃんと根拠を数字で示しているあたり説得力が感じられますね。カフェインの血管拡張効果が、世間で広く知られるところとなっているのもわかります。


ブラックコーヒーは良いぞ。眠気がぶっ飛ぶのは勿論、カフェィンが筋肉や脂肪燃焼にも良い。そして男のアンダーバベルタワーにも良い。ED予防やサイズアップ効果が有ると言われているぞ。
引用:Twitter

サイズアップまでは今回検証しきれませんが(笑)、カフェインの勃起不全予防を強く確信しておられますね。アンダーバベルはやっぱとんがってないと。


スタバのショートサイズなら、毎日でも平気で飲めちゃいますね。コーヒーが苦手な人はダメですが。でもコーヒー以外の飲み物、あるいは食べ物の中にも、カフェインを多く含む食品はいっぱいあります。これについては、のちほど詳しく紹介しましょう。


(3)「カフェイン」の勃起不全効果に否定的な声

肯定派の意見ばかりでは不公平ですね。否定派の意見にも耳を傾けてみましょう。


ありゃりゃ、これでは全く逆ですね。勃起不全に効果があるどころか、カフェインをとらない方がギンギンになれると。こういうツイートを見ると、何が真実かますますわからなくなります。


もって生まれた体質なんかもありますからね。一概に“カフェインが勃起にいい”とは言えないのはよくわかります。しかし「一時的に勃起不全」とは一体?しかも「瓶」限定?しばらくしてから、あとでギンギンになったりして(笑)。


彼女は彼氏の暮らしぶりをよく見てますからね~。けっこう重い証言かもしれません。ひと口にカフェインをとると言っても、“適度にとった場合”と“とり過ぎた場合”では違いますし…。しかし「全然勃たない」となると、コレかなり深刻ですよ。


(4)ある一定の効果は期待できるがED治療する効果はない

仮にあなたがEDの深刻な症状に悩んでいるとして、「じゃあとりあえずカフェインでもとろうか…」なんて選択肢はありえません。ある程度の効果は期待できますが、それは“治療”とはほど遠い軽微なものに過ぎないからです。

もし重度の勃起不全を治したい場合は、専門の病院を利用するしかありません。そこまで重くない場合でも、あなたが頼るべきはカフェインを多く含んだ飲料ではなく、バイアグラなどのED治療薬であるべきです。

バイアグラは陰茎動脈を拡張させ、勃起に必要な血流を促す薬です。ED患者を想定して医学的に設計されたED治療薬と、“効くか効かないかハッキリしない”そして“医薬品でも何でもない”カフェイン。どちらが勃起不全の症状改善に役立つかは、もはや言うまでもないでしょう。


(5)カフェインの主な効果4つ

勃起不全の予防や改善については、一応の結論を見ました。しかしカフェインには他にも、健康にとってプラスとされる効能がいろいろあります。しかも科学的にある程度立証されているものも多いですから、下半身の強化以外の面にも注目しておきたいところ。

ここではカフェインがもたらす4つの良い効果を取り上げます。


①疲労回復

疲れを取りたい場合、ふつうは糖質やビタミンCなどの栄養補給と十分な睡眠が解決策となります。副交感神経の働きを高めて、体全体をリラックスさせるんですね。

じつはカフェインによる疲労回復は、ちょっとベクトルが違います。なぜなら、カフェインをとると副交感神経ではなく交感神経の方が優位に働くようになるからです。エネルギーを消費して代謝を上げる効果があり、栄養補給や睡眠とはずいぶん勝手が違います。

「疲れをとる」と言うよりは、「疲れを感じさせない」と言った方が適切でしょう。仕事の締め切りが迫っているのに、疲れて体が動かない…。そういう危機的状況のとき、カフェインをとると集中力が戻って、作業を再開できるといった感じです。


②眠気覚まし

カフェインと聞いて、誰もが真っ先に思い出すのがこの効果。メカニズムもすでに科学的に証明済みです。私たちが眠くなるとき、脳内にはアデノシンと言う物質が働き始めています。アデノシンとは脳の覚醒作用を止めて、神経を落ち着かせる作用を持った物質です。

カフェインにはアデノシンと受容体とのあいだに割り込んで、眠くなる効果の発現をブロックする働きがあります。アデノシンが作用するプロセス自体を阻害するので、逆に頭がさえたり眠気が覚めたりする効果が生まれるんですね。

眠いのに勉強や仕事をしなければいけないとき、1杯のコーヒーが救世主となった。そんな経験をお持ちの方も多いと思いますが、これにはちゃんと根拠があったわけです。


③鎮痛作用

頭痛をやわらげるのにカフェインが役立つなど、鎮痛作用も見られます。ある実験では、さまざまな鎮痛薬にコーヒー1杯分のカフェインを加えてみました。すると鎮痛薬だけを与えたときより、痛みをやわらげる効果がアップしたんです。

頭痛やそれ以外の痛みに、カフェインが役立つ可能性が指摘されています。ただしあくまで鎮痛剤の補助薬としての実験なので、カフェインだけでどれだけの鎮痛作用があるかは今後の研究を待つ必要がありそうです。

ちなみに頭痛が収まるメカニズムは以下の通り。脳内でセロトニンが過剰に分泌されると、血管が急激に拡張するため頭痛の原因になると言われています。カフェインには血管の収縮作用があるので、カフェインをとると頭痛の根本原因に働きかけて痛みをやわらげると言うわけです。


④ダイエット効果

巷ではバターコーヒーダイエットが人気ですが、カフェインには体重が増えるのを抑制する効果もあります。イリノイ大学の研究によれば、カフェインを与えられたラットの方が与えなかったラットより体重増加が16%も少なく、体脂肪も22%少ないと言う驚きの結果に。

カフェインにはどうやら、肥満細胞内に脂質を溜め込まないようにしたり、中性脂肪が作られにくくしたりする効果があるようです。

太らない体作りにカフェインが役立つと聞けば、やせたい人にはまさに朗報。とは言えやはりとり過ぎは良くありません。また、生まれついてのカフェイン耐性に違いがある点にも注意が必要です。


(6)カフェインが多く含まれる食品・飲み物5選

最後はカフェインをとるのに最適な食品や飲み物を紹介しましょう。何事も好きでなければ続きませんから、自分の口に合った食べ物や飲み物で効率よくカフェインをとりたいものです。

含有量の多いもの順ではなく、おすすめ順に並べています。成人が1日に摂取して問題ないカフェインの量は約400mg。カフェインのとり過ぎにだけは、くれぐれも注意しましょう。


①コーヒー

カフェイン 勃起
引用:Amazon

カフェイン含有量
60mg(100mlあたり)
おすすめ度
★★★★★


「とり過ぎには気をつけましょう」などとエラソーに書いていますが、筆者は以前は毎日6~7杯もコーヒーをがぶ飲みしていました。カフェインには利尿作用がありますから、夜中に頻繁にオシッコに起きて不眠症気味になり、一時飲むのをやめていたほどです(笑)。

それはともかく、カフェインと言えばコーヒー。インスタントコーヒーであってもレギュラーコーヒー同様にカフェインたっぷりです。手軽に飲めて、しっかりカフェインがとれるのはイイですよね。コンビニや百均で、安く簡単に手に入るのも◎。

インスタントなら定番の「ネスカフェ ゴールドブレンド」が美味しいですね。独特の香ばしいフレーバーがくせになります。挽いたコーヒーの味わいとは正直まったく別物ですが、これはこれで独自のうまさが確立されています。




②紅茶

カフェイン 勃起
引用:Amazon

カフェイン含有量
30mg(100mlあたり)
おすすめ度
★★★★★


紅茶のカフェイン含有量はコーヒーのちょうど半分です。コーヒーの苦味が苦手な人や、すっきりと上品な味わいが好みの方に適しています。コーヒー中毒で不眠症になりかけた筆者が、コーヒー断ちのあいだお世話になったのも紅茶でした。

100mlあたりのカフェインがコーヒーより少ないので、1日にけっこうな量をがぶ飲みできます。ティーカップで10杯飲んでもOKとする説もあるほどです。ミルクやレモンともよく合い、さっぱりした味わいですから飽きが来ません。

紹介した商品は、セイロンティーの茶葉です。ティーバッグより数段香りが良いので、一度試してみるのをおすすめします。いきなりアールグレイとかを買う人がいますが、くせが強いのでやめた方がいいです。セイロンティーはかなり美味しいと、個人的に思います(笑)。




③エナジードリンク

カフェイン 勃起
引用:Amazon

カフェイン含有量
32~300mg(100mlあたり)
おすすめ度
★★★★★


商品によってカフェインの量にはかなりバラツキがありますが、眠気覚ましに効く飲み物と言えばエナジードリンクをおいて他にないでしょう。頭をスッキリさせたいときや集中力を上げたいときにはうってつけです。

コーラやリポビタンDもエナジードリンクですが、最近では「レッドブル」が代名詞的存在。ちなみにリポビタンDは100mlあたりのカフェインが50mgに対し、レッドブルは32mgです。エナジードリンクには覚醒作用や興奮作用があるため、やはりとり過ぎには気をつけましょう。

紹介したのは、アサヒ飲料の「モンスター エナジー」。100mlあたり40mgのカフェインを含み、その他にもビタミンB群、アルギニン、カルニチン、高麗人参エキスなどが入っています。値段が手ごろで美味しいと評判です。1日に355ml缶1本までなら、適量と言えるでしょう。




④チョコレート

カフェイン 勃起
引用:Amazon

カフェイン含有量
28~84mg(100gあたり)
おすすめ度
★★★★☆


一般的なミルクチョコレートでも、100gあたり28mgのカフェインが含まれています。これがカカオの割合が高いハイカカオチョコレートになると、値が一気に跳ね上がるんですね。中には100gあたり84mgものカフェインを含む商品もあります。

ただしチョコレート100gはじつはけっこうな量なので、かりにハイカカオチョコレートであっても、そんなに過剰な摂取の仕方にはなりにくいでしょう。カカオの量が増えると苦味も増すので、そうそう沢山食べれないと言うのもあります。

おすすめ商品はカカオ70%のもの。酸味もあって、ふつうのチョコとはずいぶん違った味わいです。けっこう高いですが、本格派のチョコレートの味が楽しめます。




⑤お茶

カフェイン 勃起
引用:Amazon

カフェイン含有量
10~160mg(100mlあたり)
おすすめ度
★★★★☆


各種お茶もカフェインが豊富な飲み物です。緑茶のせん茶、ほうじ茶、ウーロン茶が100mlあたり20mg、玄米茶はやや少なくて10mgのカフェインが含まれています。コーヒーや紅茶と違って、ご飯を食べながら一緒にとれるのが◎。

それから緑茶の玉露。何と100mlあたりのカフェイン量が160mgと、ずば抜けて多くなっています。人気のレッドブルさえ遠く足元に及ばない含有量です。高級品なのでふだん使いには向きませんが、カフェインたっぷりのその味を一度試してみるのも良いでしょう。




勃ちを良くする傾向のあるカフェイン!でも決して治療薬ではない

コーヒーにお茶、エナジードリンクに紅茶にチョコレート。飲み物や食べ物からとれるカフェインに、まさか勃起につながる効能があるとは思いませんでしたね。

・血管の拡張
・自律神経の活性化

この2つこそ勃起とカフェインをつなぐ架け橋。しかし現状ではあくまで仮説で、「カフェイン摂取→勃起力改善」は医学的事実とはまるで異なります。

はっきり言いましょう。EDの「治療」にはカフェインは役立ちません。一時的に勃起しやすくなるとか、長年の積み重ねでEDになりにくくする効果は期待できるかも、といった程度。もちろん、これだけでもスゴい事ではあります。

カフェインには他にいろいろ体に良い効果があるので、「プラスαで勃起力も」くらいに考えておくのが良いのではないでしょうか。

勃起力にも影響しそうなカフェインは、好きな飲み物や食べ物から適量とりましょう。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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