オナニーがやめられないのは依存症?シコる手が止まらない時の理由や対処法を解説

オナニーがやめられないのは依存症?シコる手が止まらない時の理由や対処法を解説

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愛の筆先
MIYABI 編集チーム
陰キャだった学生時代を経て、新卒でなぜか証券会社に就職。営業ノルマが厳しい中で、少しでもコミュ力を鍛えなきゃと思って始めたのがナンパ。それがドハマリして以来、出会いやセックスを追求するようになりました。国内の主要なナンパスポットや、アプリ、オンゲでの出会いを網羅。今は本職のディレクターとして、みなさんにガチで使える情報を提供をしていきます。
「1日に何回もオナニーしてしまう」
「オナニーをやめたくてもやめられない」

こんな悩みをお持ちの男性、実は多いのではないでしょうか。

ただの性欲過多であれば良いですが、もしかしたらオナニーがやめられないのは依存症が原因かもしれません。

そこで今回は、オナニー依存症の原因や対処法を徹底解説していきたいと思います。

依存症は本人だけでなく、家族や周囲の人間にも被害を及ぼします。オナニーに罪悪感を覚えている方は依存症の可能性が高いので、今すぐ正しい対処を行いましょう。




どうしてもオナニーがやめられない人は「依存症」になっている可能性が高い!

オナニー やめられない
オナニー依存症とは、その名の通り、オナニーをやめたくてもやめられない病気のことです。

厚生労働省が開設している、心の健康や病気に関する支援サイト「みんなのメンタルヘルス」」では、以下のような症状を広く「依存症」と定義しています。


依存症は、日々の生活や健康、大切な人間関係や仕事などに悪影響を及ぼしているにも関わらず、特定の物質や行動をやめたくてもやめられない(コントロールできない)状態となってしまいます。

心当たりがある方も、多いのではないでしょうか?

例えば睡眠時間を削ってまで、オナニーにふけってしまう。翌日の仕事に悪影響が出るのは分かっているのに、自慰行為を止められない。友人と遊ぶのをすっぽかしてまで、オナニーしてしまう。

このように他の何かよりもオナニーの優先順位が先にきている場合、オナニー依存症になっている可能性が高いと言えます。

中には「性欲が強いだけ」「やめようと思えばいつでもやめられる」と否定する方もいるでしょう。しかし依存症は「否認の病気」とも言われ、依存症になっているのを自覚しにくい病でもあります。

依存症の否認や、オナニー後の過度な罪悪感など。これらの症状が出ている方もまた、間違いなくオナニー依存症です。


「オナニー依存症」は「性(セックス)依存症」の一種

オナニー依存症は、性依存症の一種です。

性依存症とは「セックス依存症」とも呼ばれる病気で、性的な行動全般への依存を指します。例えばアダルト動画などを飽きることなく見続けてしまう「ポルノ依存症」も、性依存症の1種ですね。


性依存症は世界的な問題となっていますが、日本国内での認知度は未だ高くありません。中にはエンタメ的に取り上げ、からかい半分に言及するメディアも存在します。

しかし性依存症は痴漢や盗撮などの犯罪を起こす可能性もある非常に怖い病気で、決して軽く見て良い病気ではありません。

「自分が性依存症かどうか分からない」

そんな風に考えた方は、ぜひ性依存症の専門クリニックが提供している以下の「性嗜好障害(性依存症)チェックテスト」で、自身の状況を確かめてみてください。

▶「性嗜好障害(性依存症)チェック」を受けてみる


「オナ禁しろ!」だけで性依存症を治すのは難しい

オナニー依存症の対策として「オナ禁」をあげるサイトが、数多く見られます。しかしオナ禁では、残念ながら依存症は治せません。オナ禁は強い意志によって行われる行為ですが、依存症はその意志すらもコントロールできない状態にあるからです。

オナニー依存症におけるオナ禁は、タバコを吸っている人に「禁煙しろ」と言っているのと同じです。「やめられたら苦労しない」と、誰もが口をそろえて言うでしょう。

自分の意志でコントロールができないなら、病院を頼るのをおすすめします。依存症を専門に扱っているクリニックもあり、必ずあなたの助けになってくれるはずです。

しかしまずは今すぐできることとして、オナニー依存の原因を知ることから始めてみてはいかがでしょうか。

次の見出しでは、オナニー依存症を引き起こす詳しい原因を解説していきます。


オナニー依存症になってしまう原因5つ

オナニー やめられない
どんな病気にも、原因が存在します。オナニー依存症も例外ではありません。依存症を克服するにはその原因を知ることが重要です。

当てはまる原因がないか、自分自身を振り返りながら見ていきましょう。

それではオナニー依存症になってしまう原因を5つご紹介します。




・アダルトコンテンツの増加
・過度なストレス
・時間を費やす趣味などがない
・セックスパートナーの不在
・自信の欠如





アダルトコンテンツの増加

アダルトコンテンツの増加が、オナニー依存症の原因となっている可能性があります。

パソコンやスマホが普及した現代では、ネットを使えば簡単にAVやエロ画像などが観られます。刺激的な画像や動画でムラムラするのは、健全な男性なら仕方のないこと。オナニーのきっかけが増えたことで頻度の増加にもつながっているのです。

また過激なアダルトコンテンツも、依存症の原因です。はじめは普通の動画で満足していたものの、そのうちさらなる刺激を欲するようになり、悪循環に陥ります。どんどん度数の高いアルコールを欲するようになるアルコール依存症と、同じメカニズムですね。

アダルトコンテンツの増加は、ポルノ中毒を引き起こす恐れもあります。海外では「麻薬より有害」とも言われており、オナニー依存症の大きな原因となっているのは確かです。


過度なストレス

仕事やプライベートなど、様々な場面で生じる過度なストレスもまた、オナニー依存症の大きな原因です。

皆さんご存じの通り、オナニーにはストレス発散効果があります。射精時の爽快感や体内に満ちるドーパミンなどで、身体はスッキリ。しかしその効果は、残念ながら一時的でしかありません。

「オナニーしてしまった」
「時間を無駄にしてしまった」

オナニー直後に訪れる賢者タイムで、強烈な自己嫌悪と罪悪感に襲われます。そしてその落ち込んだ気分を解消するために再びオナニーし、また同じことの繰り返し。絵に描いたような悪循環ですね。

オナニーには数多くのメリットがありますが、過度なオナニーは依存症の入り口ともなり得るのです。


時間を費やす趣味などがない

時間を消費できる趣味などがなく、無駄に暇な時間が多いのも原因のひとつです。「暇だからオナニーしよう」と、特にしたくもないのにオナニーした結果、依存症に陥ってしまうのです。

また「何もしない時間が耐えられない」と、ついオナニーに走り、依存症になってしまう方も存在します。忙しい現代人、脳みそが常に動いていないと落ち着かなくなり、スマホで覗いたアダルトコンテンツがきっかけで、といったことを繰り返すのです。

いっしょに時間を過ごす友達がいないのを原因とみる向きもありますね。

オナニー依存症をはじめとした性依存症患者の中にには、無趣味・無気力な人間が数多くいます。のめり込みすぎには、注意が必要です。


セックスパートナーの不在

セックスする相手がいない、だからオナニーしよう。この考え方に心当たりがある男性、実は多いのではないでしょうか。

考え方自体に問題はありません。性欲は三大欲求のひとつですからね、発散するのはむしろ健康的ですらあります。

しかしセックスパートナーの不在があまりに長引いたりすると、性欲発散手段としてのオナニーがさらに過激化。頻度や回数も増え、気付いたら依存症になってしまっているケースがあります。

またセックス相手がいないことが原因で、童貞がオナニー依存症になるパターンも考えられます。性依存症といえば性経験が豊富な人がなるイメージですが、そうとも言えないのです。


自信の欠如

容姿や体型、あるいはセックスなどへの自信の欠如もまた、オナニー依存症の原因になり得ます。劣等感と言い換えても良いかもしれませんね。

例えばTwitterで悩みを呟いているこの男性、


真性包茎が引き金となって、1日に6時間もオナニーに費やしてしまう依存症となってしまっています。

デブや汗っかき、ペニスが小さいなど、他にも原因となる要素はたくさんあります。過去の異性へのトラウマを原因とするケースも、中にはあるようです。

共同作業であるセックスに対し、オナニーは1人で完結するソロプレイ。精神的な楽さから、オナニー依存症を発病する方も少なくないのです。


オナニー依存症になってしまった時の対処法

オナニー やめられない
続いては実際にオナニー依存症になってしまった時の対処法を7つご紹介します。

重度の依存症になると、もはや自分で対処するのは不可能です。しかしまだ入り口に立っているだけであれば、的確な対処をすることで治る可能性があります

依存症は、日ごとに悪化します。自分に合った方法が見つかったら、明日からではなく、今から実践しましょう。




・スマホやパソコンから距離を置く
・没頭できる趣味を見つける
・恋人や友人を作る
・目標と行動を記した計画を立てる
・性欲を弱める
・自分磨きで自信をつける
・専門のクリニックを受診する





スマホやパソコンから距離を置く

シンプルかつ非常に有効な手段として、スマホやパソコンから距離を置く方法があげられます。オカズとなるアダルトコンテンツから物理的に離れることで、オナニーの誘発を防ぐのです。

「オカズがなくてもオナニーできてしまう」

そんな方は、スマホを持たずに外に出かけましょう。オナニーが困難な状況に身を置けば、自宅などの室内にいるよりもずっと強い自制心が働きます。

性欲を抑えるのも兼ねて、運動に出かけるのもおすすめですね。

しかし仕事でスマホやパソコンを使う方も多いでしょう。仕事中にもオナニーをしてしまう方は、他の対策も併用するようにしましょう。


没頭できる趣味を見つける

「時間があり余っている」「暇が耐えられない」そんな男性は、時間を忘れて没頭できる趣味を見つけましょう。

監視してもらう意味も込めて、アウトドアかつ複数で楽しめる趣味がおすすめですね。

・スポーツ
・登山
・釣り

何かに熱中していれば、その間はオナニーのことを忘れられます。時間も有効に活用できるので、生活の質アップにもつながりますよ。

中には「何にも興味ない」という男性もいるでしょう。しかし趣味を探す活動をするだけでも、十分に時間は消費できます。趣味にこだわる必要はないので、時間の上手い使い道を見つけましょう。


友人を作る

時間を消費するのなら、友人を作るのもおすすめです。常に誰かと行動を共にすることで、オナニーする暇を強制的に排除するのです。

最近はネットで簡単に他人とつながれるので、友人作りにはあまり困らないでしょう。学生なら部活やサークル、社会人なら習い事など、人の集まりやすい場所に顔を出すのも有効です。

友達が増えれば増えるほど時間は埋まり、人生も豊かになります。朝までカラオケに行ったり、友達の家に泊まったりすれば、さらにスキのないオナニー対策になりますね。

大切なのはとにかう1人にならないことですが、恋人を作るのはあまりおすすめできません。オナニー依存症が、セックス依存症に移る可能性があります。事態がより悪化しかねないので、性の対象にならない友人を見つけましょう。


目標と行動を記した計画を立てる

目に見える形で、目標や行動を記すのも有効な対処法です。計画を立てることの有効性は、海外の調査でも実証されています。


卒業生に関するハーバードMBAの調査では、目標を書き留めた人と行動計画は、何も書き留めていない人の2倍の成功を収めました。各アクションポイントをチェックしたときの達成感は、モチベーションを高め、順調に進むのに役立ちます。
引用:BlockerX

計画を立てる時は、小さなハードルを短いスパンで置きましょう。例えばはじめは「1週間、オナニーを1日1回に抑える」といった具合に。成功体験を積み重ねることで、自信とモチベーションを徐々にアップさせていきます。

いきなりハードルを高くすると挫折する確率が高く、そのネガティブな気分が、再びオナニーに向く可能性があります。

紙でも良いですし、パソコンのワードなどでもオッケー。目標や行動計画を改めて言語化することで、自分を縛り付ける効果も得られます。


性欲を弱める

「色々試してるけど、どうしてもムラムラに負けてしまう」そんな男性は、性欲自体を弱めてみましょう。

例えば大豆に含まれる大豆イソフラボンには性欲を抑える効果が期待できます。


「豆乳の原料の大豆に含まれている大豆イソフラボンが、女性ホルモンと同じ働きをするのです。性欲の源は男性ホルモンですから、豆乳を飲み過ぎると、体内に女性ホルモンが増えて、男性ホルモンの働きを抑えてしまうのです」

ヤシの1種であり、脱毛に効果があると言われている「ノコギリヤシ」もまた、性欲の抑制に効果的です。

大豆イソフラボンもノコギリヤシも、市販のサプリから簡単に摂取できます。Amazonなどの通販サイトでも購入できるので、性欲が強い方は、予防策としてぜひお試しください。

また部屋を青色や緑色にすると心が落ち着き、性欲の低下につながります。カーテンやクッション、観葉植物などで取り入れるだけでも効果が得られるので、気分転換もかねて模様替えすると良いでしょう。

なお赤やピンクは逆に興奮してしまうので、注意が必要です。


自分磨きで自信をつける

「自信の欠如」や「劣等感」が原因のオナニー依存症なら、自分磨きがもっとも確実な方法です。根本の原因を排除すれば、自然と自信がつくようになります。

例えば太ってるなら痩せる、容姿に自信がないなら、髪型やファッションに気をつける。コンプレックスに向き合うのは難しいですが、きちんとした対処を行うことで、意識の改革にもなります。

包茎に関してなら、やはり手術がおすすめですね。ほぼ自然治癒が見込めない、真性包茎やカントン包茎なら尚更です。

またセックスに対して苦手意識を持つ男性もいますが、風俗で場慣れするのも1つの手です。ある程度経験を積めば、少なくとも気後れや劣等感は抱かなくなるでしょう。

セックスや異性に対する劣等感は、そう簡単にはなくなりません。他の対処法でオナニーと上手く付き合いながら、徐々にコンプレックスを解消していきましょう。


専門のクリニックを受診する

もう自分の意思じゃどうにもならない方は、すぐに専門のクリニックを受診しましょう。重度の依存症は、もはや医師の力を借りなければ治療できません。

精神科や心療内科が受け付けてくれる場合もありますが、最近は性依存症の専門外来も増えてきています。当然オナニー依存症に関する知識も深いので、的確な治療を施してくれるでしょう。

性依存症の治療方法は、主に以下の3つです。

・認知行動療法などの心理的治療
・自助グループへの参加
・薬物療法

「認知行動療法」とは、問題を具体化し、考え方や行動を徐々に変えていく治療法です。オナニーしなくても大丈夫な身体・精神になるようなアプローチを行います。

自助グループとは、同じような問題を抱える方の集まりですね。その集まりに参加し、交流することで、気付きや癒しを得ます。

また薬物治療では、薬を使って性欲や衝動を抑えていきます。

上述した通り、依存症は「否認の病」です。半信半疑でも構いません、まずは専門のクリニックを受診して、自分がオナニー依存症である事実を認めることから始めましょう。


オナニー以外の依存症と代表的な治療方法

オナニー やめられない
オナニー依存症以外にも世の中には様々な依存症があり、それらの依存症は大きく3つの種類に分けられます。ここではそんなオナニー以外の依存症と、その代表的な治療方法をご説明していきます。

「自分には関係ない」と思わず、ぜひお読みください。どの依存症も、オナニー依存症である方にとっては決して他人事ではないのです。



・物質依存症
・プロセス依存症
・関係依存症
・依存対象は移行しやすい





物質依存症

1つ目の依存症の種類は「物質依存症」です。

物質依存とは、その名の通り、特定の物質に依存・執着する病気で、主に以下のような例があげられます。

・アルコール
・タバコ
・薬物

ここではアルコール依存症を例にとって、治療法を見ていきましょう。

ステップ1:病気の認識・治療の動機付け
ステップ2:酒断ち開始・離脱治療・合併症治療
ステップ3:精神安定化・社会生活技能向上
ステップ4:酒断ち継続・定期通院

ステップ1では依存症が病気であることを本人に認識させ、治療に前向きに取り組むための動機づけが行われます。

ステップ2は実際にアルコールを断ち、それによって生じる症状への治療も同時進行で行われます。3週間ほどで体調が落ち着くので、続けて断酒を続けるための精神療法が開始されます。

ステップ3は、いわゆるリハビリ期間。7週間ほどを費やし、退院後にきちんと日常生活を送るための様々な訓練が行われます。

ステップ4もリハビリですが、その期間は一生となります。他の種類ふくめ、依存症は非常に再発しやすい病気です。長期的な定期通院はもちろん、場合によっては薬物治療も継続されます。

なお性依存症と同様、自助グループへの参加が治療の一環として組み込まれているケースも多いようです。


プロセス依存症

「プロセス依存症」とは、興奮や刺激が得られる特定の行為に依存・執着してしまう病気です。性依存症も、このプロセス依存症に該当します。他の主な例は、以下の通りです。

・ギャンブル
・買い物
・ネット

ここではギャンブル例に、治療法を説明していきます。

ステップ1:依存行為を止める
ステップ2:生活リズムの形成・金銭感覚の最適化
ステップ3:新たなストレスへの対処法などの取得
ステップ4:社会復帰・治療継続

他の依存症同様、ステップ1では依存行為を止め、本人に病気であるという自覚を植え付けます。

続くステップ2では、正しい生活リズムの形成、金銭感覚の最適化を行います。プロセス依存の場合、その過程で様々な認識が狂ってしまっているので、家族やスタッフと話し合いながら矯正していきます。

ステップ3では、ミーティングを始めとした治療プログラムで、ストレスに対する対処法を取得。ギャンブルなしでも生活できるような精神と手段を育みます。

そしてステップ4では、腫れて社会復帰。ただし治療は継続し、再発してしまった場合、再び治療プラグラムを受けることになります。

プロセス依存症においても、自助グループへの参加は効果的です。「人の振り見て我が振り直せ」という格言の有効性は、現代においても当てはまるようですね。


関係依存症

「関係依存症」とは、ある特定の人との関係に依存、あるいは歪んだ人間関係で人とのつながりを求めようとする病気です。

・DV
・ストーカー
・共依存

共依存が前者、DVやストーカーが後者に当たりますね。

なお関係依存症は厳密には依存症には含まれません


関係依存という現象自体は存在しますし、精神科でその問題について話し合ったり治療の対象とすることはよくあるわけです。しかし、それは物質依存症とはずいぶん異なっていることから、依存症のひとつとはみなされておらず、「関係依存症」という特別な病名は存在しない
引用:Medical Note

しかしここでは、関係依存症も依存症の1種とみなします。

それでは共依存を例に、その治療法をご説明していきます。

ステップ1:依存していることに気付く
ステップ2:依存の原因を自分にシフトさせる
ステップ3:新たな関係の構築

まずは依存している事実を、本人たちに認識させます。依存に陥っている事実を本人が自覚できないのは、他の依存症と同じですね。

ステップ2では、その原因を自分にシフト。他者への関心やコントロールでごまかしていた本心を、本人に突きつけます。「自分と向き合わせる」ということもできますね。

そしてステップ3では、これまでの関係性をリセットし、新たな関係を構築します。再びいっしょに歩むか、それとも離れ離れになるかは、本人たち次第です。


依存対象は移行しやすい

様々なタイプの依存症と治療法を説明してきましたが、残念ながら依存症における依存対象は移行しやすいと言われています。


ひとたび何かの依存症になると、脳が物事にものめり込みやすい体質を記憶してしまいます。薬物をやめた後にアルコールに依存し、アルコールをやめると今度はギャンブルにはまったり、仕事にのめり込んだりする例は、非常に多くみられます。また、アルコールや薬物をやめた後に、ダイエットや食べることにはまりこみ、拒食や過食・嘔吐といった摂食障害の症状が出る人もいます。

もちろんオナニー依存症に関しても、例外ではありません。

また2つ以上の依存症が発病している状態を「クロスアディクション」と呼びます。アディクションとは、依存症の英語名です。

アルコールと鬱病など、依存症と精神疾患の同時発症が報告されてもいて、場合によってはさらに辛く苦しい状態になる可能性もあります。

依存症は「完治しない病気」と言われていますが、回復は可能です。依存症の治療はゴールではなく、あくまでスタート。その後どんな人生を歩むかが、重要となります。


オナニーがやめられないのは依存症の可能性大!今すぐ対処しよう

オナニーがやめられないのは、依存症のせいかもしれません。依存症は「否認の病」とも言われ、自覚しにくい病気です。しかしこの記事を読んでいるのであれば、それは自身のオナニー頻度に対して多少の不安を感じているという証拠でしょう。

手遅れになる前に、今回ご紹介した以下の対処法をぜひお試しください。

・スマホやパソコンから距離を置く
・没頭できる趣味を見つける
・恋人や友人を作る
・目標と行動を記した計画を立てる
・性欲を弱める
・自分磨きで自信をつける
・専門のクリニックを受診する

「自分だけではもう手に負えない」少しでもそう感じたなら、迷わず病院を受診しましょう。専門のクリニックが近くにない場合は、精神科や心療内科でもオッケーです。

オナニー依存症は、あなた自身だけでなく、家族や周囲の人間にも影響を及ぼします。まずは原因を確かめて、適切な対処を行いましょう。

あなたが再び健康的な生活に戻れることを、心の底から願っています。

以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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