アルコールと勃起不全の関係|飲みすぎて勃たなくなったときの対処法7つ

アルコールと勃起不全の関係|飲みすぎて勃たなくなったときの対処法7つ

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愛の筆先
MIYABI 編集チーム
陰キャだった学生時代を経て、新卒でなぜか証券会社に就職。営業ノルマが厳しい中で、少しでもコミュ力を鍛えなきゃと思って始めたのがナンパ。それがドハマリして以来、出会いやセックスを追求するようになりました。国内の主要なナンパスポットや、アプリ、オンゲでの出会いを網羅。今は本職のディレクターとして、みなさんにガチで使える情報を提供をしていきます。
「お酒を飲んだ後にセックスしようとしたら、ペニスが勃起しなくて恥をかいた」

こんな黒歴史を経験した男性は、あなただけではありません。

気分を盛り上げてくれるアルコールは、しかしその一方で、あなたの下半身に重大なダメージを与えているのです。

そんなわけで今回は、アルコールと勃起不全の関係について徹底解説していきたいと思います。

飲酒しても勃起を保てる対処法や、この機会に断酒や減酒を試みる方におすすめしたい対策もいっしょにお伝えしています。

アルコールを取るか、セックスを取るか。それはあなた次第。もう赤っ恥をかかないためにも、正しい知識と対処法を覚えておきましょう。




アルコールを飲むと勃起不全(インポ)や精力減退を引き起こす

アルコール 勃起
セックスにおいてアルコールは、非常に便利な道具ですよね。リラックス効果がある上に、簡単に気分も上げられ、口説きたい女性とのデートにピッタリです。

しかし飲酒した後のホテルで「あれ、いつもより勃ちが悪い」と思った男性も、多いのではないでしょうか。

それもそのはず、アルコールには勃起不全や精力減退を引き起こす作用があるのです。

なぜアルコールが、ペニスに悪影響を及ぼすのか。その原因は、アルコールの摂取による自律神経の乱れにあります。


飲酒すると自律神経が乱れるメカニズム

自律神経とは、身体の各器官が正常に機能するように制御している神経のことです。興奮の刺激を司る「交感神経」と、リラックスしている時に働く「副交感神経」で構成されています。

勃起を主にコントロールしているのは、この自律神経です。副交感神経が優位に働くことで血管が拡張し、ペニスが大きくなります。

しかしアルコールは、その自律神経を含めた神経系をマヒさせる作用を引き起こします。つまり正常に機能できなくしてしまうのです。

そして自律神経が本来の働きを行えなくなった結果、勃起不全が起こります。どれだけ目の前にエロいものがあっても、性的興奮がペニスに正しく伝わらないので、勃起は起こりません。

またアルコールは、そもそも抑制剤です。勃起するしない以前に、眠くなって性欲が減退してしまうケースも多々発生しています。

ただしアルコールによる悪影響が不安視されるのは、過度な飲酒をした場合のみです。少量のアルコールであれば、心因性EDの改善や、勃起力の向上などが期待できます。


影響がでる飲酒量は人それぞれの飲酒耐性による

ではどれくらいの飲酒量であれば、正常な勃起力を保てるのでしょうか?

その答えは、残念ながら人によるとしか言えません。お酒の強い人であればビール数杯でもオッケーでしょうし、反対に弱い人であれば、1杯でも勃起不全を発症する恐れがあります。

しかし感覚的な話を言えば、ほろ酔いレベルの飲酒であればペニスへの悪影響は最小限で済むと考えられます。

より明確なデータが欲しいのであれば、サントリーが提供している「DRINK SMART」をお試しください。酔いの程度を、分かりやすく数字とメーターで判定してくれます。

どれくらいのアルコール摂取で、どれだけ自身のペニスに影響が出るのか。ソロ飲み&オナニーで、事前にデータを取っておくのも良いかもしれませんね。


アルコールを飲んで勃起しなくなる前にしておきたい対処法7つ

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セックスはしたいけど、お酒も飲みたい。続いてはそんな男性のために、アルコールを飲んで勃起不全を起こす前に試すべき対処法を7つご紹介します。

・減酒を試みる
・黒ビールや赤ワインを飲む
・おつまみを工夫する
・食事やサプリメントで精力を底上げする
・筋トレや有酸素運動で精力をアップする
・ED治療薬を服用する
・双方向多発触刺激を行う

普段の生活習慣や工夫次第で、アルコールによる勃起不全は軽減できます。自分に合った方法を試してみましょう。


①減酒を試みる

飲酒と勃起を両立させたいなら、アルコールの量を減らしましょう。非常にシンプルな方法ですが、もっとも有効です。お酒を減らせば自律神経への影響が最低限で済み、お酒もセックスも、どちらも楽しめます。

普段から減酒するのではなく、いざという時にのみアルコールの量を調整するのも、1つの方法です。

なおアルコールだけでなく、タバコも勃起不全を引き起こします。タバコに含まれるニコチンが、ペニスに流れ込むべき血液を固めてしまうのです。飲酒と喫煙は最悪の組み合わせなので、フルパフォーマンスでセックスがしたいなら、どちらか一方は控えましょう。

記事後半では、断酒や減酒の対策法もお届けしてします。本気でアルコール断ちに取り組みたい男性は、ぜひご覧ください。


②黒ビールや赤ワインを飲む

どうせお酒を飲むなら、黒ビールを飲みましょう。黒ビールに含まれる鉄分が血液循環を促進してくれ、勃起力アップにつながります。

また赤ワインに含まれるポリフェノールの一種「レスベラトロール」も、ED改善に効果があります。


レスベラトロールは、一酸化窒素の合成酵素を介して、cGMPを産生亢進させる作用が有ります。 すなわち、レスベラトロールは直接的に勃起を惹起する可能性があるのです。

ただしどちらも飲み過ぎはNG。飲めば飲むほど効果が強くなるわけではありません。

また当然バイアグラほどの効果も得られません。黒ビールと赤ワインを飲んだから勃起全開にはならないので、注意しましょう。


③おつまみを工夫する

飲酒には欠かせないおつまみの選び方も、非常に重要です。おつまみの種類によってはアルコールの分解を促進し、勃起不全の程度を和らげる効果が得られます。

アルコールの分解を助けてくれるおつまみは、主に以下の通りです。

・枝豆
・トマト
・キャベツ
・しじみ

どれも居酒屋に置いてある、馴染みの深いメニューですね。スーパーでも簡単に買いそろえられるので、宅飲みの場合でも有効です。

ただし空腹状態でアルコールを摂取すると、酔いが回りやすくなります。お酒を飲むときは、まずお腹に食べ物を入れてからにしましょう。


④食事やサプリメントで精力を底上げする

自律神経の乱れに備え、普段から精力を底上げしておくのも1つの手です。

例えば食事は栄養バランスを考え、加えて良質な睡眠も取る。この簡単な対処だけでも、精力の底上げは可能です。

もし忙しくて栄養が取りづらいのであれば、サプリメントもおすすめ。精力増強に効くのは、主に以下の4つの栄養素です。

・アルギニン
・シトルリン
・亜鉛
・セレン

サプリなので即効性はありませんが、活力や精力に良い影響を与えてくれます。

ただし底上げされた精力が自律神経の乱れに打ち勝てるかどうかは、人によります。医学的には証明されておらず、あくまで「可能性がある」という話です。

とはいえ精力が弱ってきている30代以降の男性であれば試す価値は十分にあるでしょう。


⑤筋トレや有酸素運動で精力をアップする

精力をアップするのなら、筋トレや有酸素運動も効果的です。男性ホルモンである「テストステロン」の分泌を増やし、性欲や精力の増強が期待できます。

数ある筋トレの中でも、おすすめはスクワットです。スクワットはセックスに関係する筋肉である「PC筋」を鍛えることができ、勃起不全だけでなく、セックスの質を向上することもできます。

また有酸素運動であれば、ウォーキングやジョギング、水泳が効果的。ポンプ機能を向上させ、血液の循環を促進してくれます。

ただしサイクリング、つまり自転車での有酸素運動はNG。サドルが血管を圧迫し、血行不良を引き起こす恐れがあります。

肥満も血行不良を起こしかねないので、適度なダイエットを行うことで、勃起不全の影響を緩和させられる可能性があります。


⑥ED治療薬を服用する

簡単かつ確実に勃起効果が得たいのなら、バイアグラなどのED治療薬を服用するのもおすすめです。

同時服用への不安を覚える方もいるでしょうが、少量のアルコールであれば、むしろ薬の効果を引き出しやすくすることが分かっています。


少量の飲酒はバイアグラの作用をより引き出せるとされています。これはアルコールによる安定作用(リラックス作用)によるものです。少量のアルコールは気分をリラックスさせ、精神状態が落ち着き薬の作用が出やすくなるのです。

ただし酔いが回りやすくなったり、副作用が強く出たりもするので、注意が必要です。大量飲酒でED治療薬の効果が薄まってしまう恐れもあります。

なおED治療薬には、バイアグラ・ㇾビトラ・シアリスの3種類があります。いずれもアルコールの影響は受けにくいですが、空腹時に服用しないと本来の効果が得られないので、注意が必要です。


⑦双方向多発触刺激を行う

セックスする雰囲気なのに、アルコールのせいで全然勃起しない。そんな場合は「双方向多発触刺激」を行いましょう。

双方向多発触刺激とは、ペニスだけでなく、身体の様々な部位をお互いに刺激し合う行為のことです。


ペニスや睾丸といった外性器(体の外にある性器)そのものへの刺激だけでなく、敏感な部分、例えば耳や乳首など神経が密に存在する部分や、他にも個人的な性感帯への刺激も含めてです。

EDでもオナニーなら勃起して射精できる理由は、性的刺激が絶えることなく加わり続けるからです。

刺激し、刺激されることで、脳に大量の興奮が入力されます。その大量で興奮でもって、精力を強引にペニスに通すのです。

きちんと勃起するまで時間はかかりますが、酔っている時こそ、スローなセックスを楽しみましょう。前戯にしっかり時間を費やすこともできるので、テクニックを磨くチャンスでもあります。


お酒がやめられない!と思ったあなたにおすすめしたい8つの対策

アルコール 勃起
セックスのためにお酒をやめたい。でもやめられない。

続いてはそんな悩める男性のために、断酒や減酒をサポートしてくれるおすすめの対策を8つご紹介しましょう。

・周囲に断酒・減酒を宣言する
・お酒売り場に近づかない
・飲酒によるデメリットを考える
・空腹の時間を減らす
・新しい習慣を取り入れる
・減酒サポートアプリを利用する
・抗酒薬を服用する
・医師に相談する

勃起不全改善の他にも、アルコール断ちには様々なメリットがあります。この機会にぜひ、断酒・減酒を考えてみてはいかがでしょうか。


①周囲に断酒・減酒を宣言する

家族や友人に、お酒をやめることを宣言してみましょう。意志が弱く、自分ひとりではなかなか断酒できない場合でも、周囲に見られているという意識があれば、根気よくアルコールを断ち続けられます。

飲み会に誘わないようにしてもらう、こまめにお酒を飲んでいないかチェックしてもらうなど。このように周囲の人間に協力を取り付けられると、なお良しですね。

もし宣言したにも関わらず飲酒を勧めてくる人がいれば、距離を置きましょう。あなたにとってあまり良い人間ではないですからね。

宣言する人がいないのであれば、TwitterなどのSNSを利用するのもおすすめですよ。


②お酒売り場に近づかない

物理的にアルコールに近づかないことも、非常に有効な対策です。

スーパーやコンビニには、お酒が大量に並んでいますよね。その光景を見ると「今日だけ」と、ついつい手が伸びてしまうもの。しかしその「今日だけ」が、飲酒続行のきっかけともなり得ます。

ほとんどの場合、お酒売り場は水やお茶などの清涼飲料水売り場に近い場所に設置されています。あまり意志の強さに自信がない方は、飲み物だけは自販機で買うなどのさらなる対策を取ると良いでしょう。

なお家にあるお酒はキレイさっぱり捨ててしまうこと。「いつか飲むかも」と置いておくと、翌日にその「いつか」が訪れてしまいます。


③飲酒によるデメリットを考える

アルコールを摂取することによって起こる悪影響を考えるのも、断酒や減酒を試みる際には効果的です。

勃起不全以外にも、飲酒には以下のようなデメリットがあります。

・貴重なお金や時間を失う
・記憶力や判断力の低下
・太りやすくなる
・薄毛や肌荒れになりやすい
・様々な病気のリスク

自分でも書き出して、スマホなどでいつでも見られる状態にしましょう。「お酒を飲みたいな」と考えた時にデメリットを目にすれば、意志の揺らぎを抑えられます。

またアルコール依存症患者の家庭を見るのも、対策としては非常に効果的。不謹慎ですが、悲惨な状態をその目で確認することで、アルコールの怖さを身に染みて感じられます。


④空腹の時間を減らす

飲酒欲を抑えたいなら、なるべく空腹の時間を減らしましょう。空腹時に分泌される食欲増進ホルモン「グレリン」がアルコールへの欲求を促進させてしまいます。


人を対象とした研究でも血液中のグレリンレベルと、アルコール欲求の間に相関関係があることがわかった。つまり、血液中のグレリンレベルが高いと、アルコールに対する渇きを抑え難く、低い場合はアルコールへの欲求が抑制される。

お腹が空いたと感じたら、お菓子などで空腹を満たしましょう。炭酸飲料でのどの渇きを潤すのも、おすすめです。

なお飲酒欲求を引き起こしやすい物を総称した「HALT」という言葉があります。これはHungry(空腹)・Angry(怒り)・Anxiety (不安)・Lonely(孤独)・Tired(疲労)の頭文字です。アルコールを断つためにも、この5つに飲み込まれないように気をつけましょう。


⑤新しい習慣を取り入れる

お酒を飲むのが習慣になっている場合は、代わりとなる新しい習慣を取り入れてみましょう。他の行動を実行することで、飲酒欲をコントロールするのです。

おすすめの習慣は、やはり運動ですね。


習慣を変える治療が依存症の治療なんです。既存の習慣を変えるには、何か新しい習慣を取り入れる必要があります。そして、既存の習慣に劇的な変化を与えられるのが運動なんですね。
引用:週プレNEWS

依存症に関する記事ですが、習慣を変えることの重要性を述べています。飲酒が習慣化していつの間にか依存症になってしまっているケースもあるので、注意が必要です。

別に運動でなくても構いません。いつもお酒を飲む時間にゲームしたり、長風呂したり、別の何かを行いましょう。「なんとなくお酒を飲む」という行為をやめることが、非常に大切なのです。


⑥減酒サポートアプリを利用する

様々な機能をスマホやパソコンにプラスしてくれる、アプリケーション。最近は減酒用のサポートアプリも配信されており、おすすめは大塚製薬が開発したこちらの「減酒にっき」です。

飲酒量をグラフで比較したり、お酒を減らす理由を表示したりと、様々な機能を搭載。カレンダーで記録するだけなので、誰でも簡単に使えます。

家計簿然り、ダイエット然り。数字を視覚化することは目標達成に非常に重要です。はじめは小さい目標を、短い間隔で並べましょう。「1日缶ビール1本を3日間」や「飲酒は1日おきにする」など。こまめに達成感を得ることで、モチベーションの向上につながります。

iPhone版とAndroid版、どちらもリリースされています。利用料金はもちろん無料なので、ぜひ取り入れてみてください。


⑦抗酒薬を服用する

どうしても飲酒がやめられない方は、飲酒を抑制する薬である「抗酒薬」を服用しましょう。

抗酒薬に含まれているのは主に「ジスルフィラム」という成分です。肝臓のアルコール分解能力を低下させ、強制的に悪酔いや二日酔いの症状を引き起こさせます。少量の飲酒でも気分が悪くなるので、アルコールに対して嫌悪感を抱かせる効果が期待できます。

代表的な抗酒薬は、「ノックビン」ですね。ジェネリックとして「クロノル」も販売されています。

ネットで個人的に入手することも可能ですが、必ず1度医師に相談しましょう。めまいや頭痛などの副作用もあるので、むやみやたらに服用しないようお気を付けください。


⑧医師に相談する

自分の意志ではどうにもならないという段階まできているなら、迷わず医師に相談しましょう。専門の依存症外来でなくとも、かかりつけ医に相談すれば、しかるべき機関などを紹介してくれるはずです。

また同じ悩みを持った人が集まる「自助グループ」への参加も効果的です。他の人の悩みや様子を見ることで、自らの意識改革につながります。

とはいえ「医師に相談するまでもない」と考えている方は多いでしょう。

そんな方はぜひ「飲酒習慣スクリーニングテスト」で診断を受けてみてください。

飲酒をやめるにはいま自分がどの段階にいるのかを知ることが重要です。場合によっては勃起不全以上に深刻な問題を引き起こすケースもあるので、ご注意ください。


勃起にアルコールはNG!セックス前の飲酒はほどほどに

セックス前にアルコールを摂取して勃起しなくなるケースは、決して珍しくありません。勃起不全は自律神経のマヒによって引き起こされ、場合によっては性欲にも悪影響を及ぼします。

今回はそんなアルコールによる勃起不全への対処法をご紹介しました。

・減酒を試みる
・黒ビールや赤ワインを飲む
・おつまみを工夫する
・食事やサプリメントで精力を底上げする
・筋トレや有酸素運動で精力をアップする
・ED治療薬を服用する
・双方向多発触刺激を行う

もっとも有効なのは、やはりほろ酔い程度にお酒を抑えること。適量でさえあれば、アルコールは心因性ED改善や勃起力の向上に役立ちます。

またこの記事では、断酒や減酒を試みる際におすすめの対策もご紹介しました。百害あって一利なしとまでは言いませんが、アルコールが及ぼすデメリットは少なくありません。この機会にお酒と距離を取るのも、賢い選択です。

とはいえお酒との関係性を選ぶのは、あなた次第です。勃起不全にならない程度にアルコールを楽しんで、最高のセックスをお楽しみください。

以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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