オナニーで脳細胞が死滅?ヌキすぎるとバカになるって本当といわれる理由とは

オナニーで脳細胞が死滅?ヌキすぎるとバカになるって本当といわれる理由とは

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MIYABI 編集チーム
陰キャだった学生時代を経て、新卒でなぜか証券会社に就職。営業ノルマが厳しい中で、少しでもコミュ力を鍛えなきゃと思って始めたのがナンパ。それがドハマリして以来、出会いやセックスを追求するようになりました。国内の主要なナンパスポットや、アプリ、オンゲでの出会いを網羅。今は本職のディレクターとして、みなさんにガチで使える情報を提供をしていきます。
「オナニーするとハゲになる」や「オナニーをし過ぎるとテクノブレイクで死ぬ」など、オナニーには様々な噂が存在します。

そんな数ある噂の中に、このような話があるのを皆さんはご存知ですか?

オナニーすると脳細胞が死んで、バカになる。

今回はそんなオナニーと脳細胞に関する噂の真実を明らかにしたいと思います。

記事後半では、脳細胞を増やすおすすめの生活習慣もご紹介。オナニーに関する知識を深めて、より安心安全にオナニーを楽しみましょう。




オナニーで脳細胞が死んでしまうという噂が流れている

オナニー 脳細胞
ハゲやテクノブレイクなど、様々な噂が存在するオナニー。その中には「オナニーすると脳細胞が死んでしまう」という眉唾な話も、まことしやかにささやかれています。

まずはそんなオナニーと脳細胞に関する噂に対する男性たちの声を見ていきましょう。


オナニーすると脳細胞が死滅してバカになる。これが噂の主な概要です。「オナニーすると頭が悪くなる」という噂は以前からありましたが、脳細胞が破壊されることがその原因の1つと考えられているようです。


ネット上には噂の信ぴょう性を高めようと、こんな論理を展開する方も。「なるほど」と思った方も、中にはいるのでは?

しかし下ネタを言うインテリもいますし、その逆もまた然りです。他にも様々な証拠がネット上にはあふれていましたが、かなり極端な話も多かった印象です。


なんと学校の先生までもが「オナニーすると脳細胞が死ぬ」と述べています。なかなか踏み込んだ保健体育の授業ですね。しかしその後オナニーしても、男性はまだまだ元気。果たして学校で習ったことは、本当に真実なのでしょうか?


オナニーで脳細胞が死滅するのは嘘!医学的に認められていない

ネット上にあふれる様々な男性の声を聞いてみましたが、結論を先に述べると、オナニーで脳細胞は死滅しません。つまりこの噂はデマカセです。

オナニーを嫌いな男性は、ほぼいませんよね。若い頃は毎日のようしていた、なんて方も多いはずです。

もしオナニーで脳細胞が死んで頭が悪くなるなら、世界は今頃バカであふれているでしょう。でも今のところ社会は正常に回っています。頭が良い人たちのセクハラをたまに挟みながら、ですが。

しかしIQが低い人ほどオナニーする傾向が高いのは事実です。つまりオナニーがバカを生み出すのではなく、元から頭が悪い人がたくさんオナニーする傾向が強い。これが正しい見解なのでしょう。

またオナニーにかまけて勉強時間がなくなるのも、頭が悪くなる原因の1つ。しかし週1程度のオナニーには、記憶力や意欲を向上させる効果があるので、適度な回数であればヌイてから机に向かうと、勉強もはかどるはずです。


オナニーすると脳細胞が死滅するといわれる理由

オナニー 脳細胞
ではなぜ「オナニーすると脳細胞が死ぬ」という噂が出回ったのでしょうか?

その原因は、大きく分けて3つ考えられます。

まず1つ目は「ドーパミン」の存在。ドーパミンは神経伝達物質の1つで、オナニーすると大量に分泌されます。別名「脳内麻薬」とも呼ばれるため、麻薬といういかにも悪い言葉が独り歩きし、脳細胞が死ぬという結論に至ったのだと考えられます。

しかしドーパミンは「やる気ホルモン」とも呼ばれ、意欲の向上に役立ちます。他にも様々なメリットがあり、むしろドーパミンの分泌は人間にとって有益なのです。ただし過度な分泌は依存症を引き起こす恐れもあるので、注意が必要です。

2つめの理由は上でも述べた「バカになるという噂」の存在。おそらくこの噂の真実性を高めるために、もっともな理由として脳細胞が使われたのでしょう。あくまで推測ですが、オナ禁ブームもこの説を後押しした可能性が考えられます。

そして3つ目は「射精時の快感」。あまりに強い刺激のため、その影響で脳細胞が死んでいると考えられたようです。


「頭を叩くと脳細胞が死ぬ」という噂に関連しているのでしょう。要するに頭に強い衝撃を与えると、脳細胞は死ぬ。なら脳みそにガツンとくるオナニーも当てはまるのではないか、と。

様々な現象をそれっぽくつなぎ合わせて作られるのが噂です。特にネット上はその手の噂が多いので、真実を見極める目を日頃から養いましょう。


そもそもオナニーに関係なく毎日成人の脳細胞は減っている?

オナニー 脳細胞
「オナニーで脳細胞が死ぬ」という噂を聞いて慌てた方も多いでしょうが、そもそも成人した人間の脳細胞は毎日減っています。

その数、1日に10万~20万個。1回のオナニーで1万個の脳細胞が死ぬと言われていましたが、その10倍~20倍もの脳細胞が日常的に死んでいるのです。

しかしご安心ください。人間の脳みそには千数百億個もの脳細胞があると言われています。途方もない数字ですね。もし100歳まで生きても、その全てを使い切ることはできないでしょう。

脳細胞が多少減っても、人間の身体に影響はありません。むしろ不要な細胞を除去しているので、健康的な生活を送るのに必要なことなのです。

しかし脳細胞の不自然な減少が起こると、健康を大きく害し、病気になる可能性があります。


脳細胞が減少する病気の代表は認知症

脳細胞が減少する病気でもっとも有名なのは、やはり認知症でしょう。特にアルツハイマー病型認知症は、脳内にある大脳皮質や記憶をつかさどる「海馬」などの神経細胞が脱落することで、記憶力が衰えていきます。

また脳血管障害による認知症も、出血などによって脳組織が部分的に死滅することで起こります。

パーキンソン病も、代表例の1つ。パーキンソン病とは、手足の震えやバランスの低下など、身体の動きに異常が現れる病気。「黒質」という場所のドパミン神経細胞が脱落することで引き起こされます。

他にも脳卒中やうつ病など、脳細胞の減少は様々な病気を引き起こします。特に脳卒中は進行が数時間〜数日と非常に早く、気付いたときには手遅れというケースも少なくありません。


病気以外で脳細胞を減らす要因

脳細胞が減ってしまう原因は、病気以外にも数多く存在します。

・加齢
・飲酒や喫煙
・ストレス
・神経毒

加齢は言わずもがなですが、飲酒や喫煙も脳細胞減少の要因となり得ます。また過度なストレスも脳細胞の破壊を促進することが分かっており、普段からストレスを溜めないで、こまめに発散することが重要です。

「神経毒」にも注意が必要です。神経毒とは、神経細胞に作用する毒のこと。一般人には関係ないと思われがちですが、食品の添加物などにも神経毒は含まれています


重金属、溶剤、添加物、あるいは母なる自然から生じる毒素など、神経毒に環境中でさらされると、神経発生の比率が大幅に低くなり、既存の脳細胞が死んでゆく。
引用:DIAMONDonline

全ての神経毒を避けるのは不可能ですが、食事や環境などに意識を向けることで、できるだけ回避することはできます。

「頭をたたくと脳細胞が死ぬ」という噂もありますが、どうやら迷信のようですね。脳みそは頭蓋骨などで何重にも保護されているため、ちょっとやそっとの衝撃では何の影響もありません。

しかし叩きどころが悪いと、脳細胞の減少どころではない事態が起こる場合もあるので、人の頭を叩くのはやめましょう。


減った脳細胞が増えるおすすめの生活習慣5つ

オナニー 脳細胞
最後に脳細胞の増加が期待できるおすすめの生活習慣を5つご紹介します。

「脳細胞は1度死んだらもう元に戻らない」と言われていましたが、最近の研究で、脳細胞は再生することが分かりました。

脳細胞の増加は、健康的で豊かな生活につながります。生活習慣の改善で脳みそを活性化させ、より良い人生を送りましょう。


ジョギングなどの有酸素運動

脳細胞を増やすもっともポピュラーな方法は、ジョギングなどの有酸素運動をすることです。脳みそへの血流を促進し、脳神経の発生率を高める効果が期待できます。


「運動すると、脳由来神経栄養因子(BDNF)という物質が脳の中でさかんに分泌されます。このBDNFが、脳の神経細胞(ニューロン)や、脳に栄養を送る血管の形成を促すことが明らかになりました」

また運動には、新しく生まれた脳細胞を死滅から守る効果もあります。

ジョギングなどの心拍数を上げる運動が効果的ですが、ウォーキングなど軽めの運動でもオッケー。1日6000歩を目安に、日常的な運動を心がけましょう。


ブレインフードを積極的に摂取する

「ブレインフード」とは、脳の働きを活性化させる食べ物の総称です。ブレインフードを摂取することで、脳細胞の増加はもちろん、脳機能や記憶力の改善などの効果も得られます。

いかにも怪しげな名前ですが、ブレインフードに含まれているのは、以下のようないたって普通の食品ばかりです。

・大豆製品
・チョコレート
・魚類
・ナッツ類
・ブルーベリー
・緑黄色野菜
・オリーブオイルやアマニ油

それぞれ脳みそに良い栄養素がたっぷりと含まれており、食事面から脳細胞増加をサポートしてくれます。特にチョコやブルーベリーに含まれるポリフェノールは「奇跡の肥料」とも呼ばれ、脳細胞に非常に有益な効果をもたらします。

魚に多く含まれる「オメガ3脂肪酸」も、新しい脳細胞の生成を手助けしてくれます。

なお柔らかい食べ物は、脳細胞の増加を妨げると分かっています。反対に食べ応えのある食品は脳細胞に良い影響を与えるので、食事をする際はきちんと噛んで食べましょう。


セックスを行う

脳細胞を増やすなら、セックスも非常に効果的です。

海外でネズミを使った、こんな実験が行われました。一方のオスネズミには1回だけセックスを、もう一方のオスネズミには1日1回、14回連続でのセックスを行わせ、神経発生率にどんな影響が出るかを観察したのです。

すると結果は大成功。14日連続でセックスしたネズミに神経発生率の改善が見られたのです。


1回だけセックスしたラットは、ストレスホルモンのコルチゾール値が上昇し、海馬の新しいニューロンも増えた。その一方で、14日連続でセックスしたラットは、コルチゾールの増大は初日だけだったにもかかわらず、神経発生率の改善はつづけて見られたのだった。
引用:DIAMONDonline

1回だけしかセックスしていないネズミにも、ポジティブな効果が表れています。これはもちろん人間にも適用され、定期的なセックスは脳細胞の増加を促します。

ただしセックスで寝不足になったら逆効果なのでご注意を。セックスパートナーがいない方は、性欲を運動で発散しましょう。


勉強する

身体の運動だけでなく、頭の運動も脳細胞増加には効果的。勉強を行うと、何かを覚える時に出る脳波「シータ波」が脳みそを刺激し、脳細胞を増やしてくれます。

これに関しても、ネズミを使った実験が行われています。


実験では、マウスの脳を切り取った切片に電極を刺し、シータ波と同じような刺激を人工的に与えた。すると、海馬にある前駆細胞が興奮し、この興奮が引き金になって前駆細胞が脳神経細胞に育つことがわかった。

この発見は、「学ぶほど頭が良くなる仕組み」にもつながるとのこと。オナニーで脳細胞は減りませんが、脳細胞が減るとバカになるという説自体は、あながちウソではなかったのかもしれませんね。

大人になると勉強する機会が減りますが、加齢で脳細胞が減る大人こそ勉強をすべきでしょう。日々精進ですね。


楽しい環境に身を置く

楽しい環境や刺激的な環境が、脳細胞の生成に良い影響をもたらすことも近年の研究から分かっています。実験動物を魅力的な遊具であふれたケージに入れたところ、ポジティブな効果が見られました。

また外部からの刺激を既存の脳細胞を活性化させる効果も期待でき、記憶力低下などの症状を改善してくれます。


「脳の神経細胞の数は、生まれたときが一番多く、年齢とともに減少しますが、使われていない未熟な脳細胞は、新しい刺激によって発達します。そして、ネットワークが強化されることにより、脳はさらに成長できるのです」

この生活習慣を身に着けて欲しいのは、中高年以上の男性ですね。年を経るにつれて段々と刺激がなくなっていきますが、それだと脳みそは衰えるばかりです。

ぜひ今からでも新しいチャレンジに挑んで、脳みそを活性化させましょう。頭はまだまだ成長できるはずです。


オナニーで脳細胞は死なない!バカにもならないので安心してシコろう

ありがたいことに、オナニーで脳細胞は死にません。万が一オナニーで脳細胞が減ることがあっても、人間が持つ脳細胞はおよそ千数百億個。使い切るのは、まず不可能でしょう。

しかしオナニーのし過ぎによる空き時間の短縮や体力低下は悪影響をもたらすので、注意が必要です。

人間の体内では、毎日10万~20万の脳細胞が死んでいます。またな飲酒やストレス、認知症をはじめとした病気などの原因でも、脳細胞は減少します。

少しでも脳細胞を増やしたいなら、以下の5つの生活習慣を身につけましょう。

・有酸素運動を行う
・ブレインフードを積極的に摂取する
・セックスを行う
・勉強する
・楽しい環境に身を置く

どの習慣も脳みそに良いだけでなく、人生をより豊かにするものばかりです。

それでは脳細胞の死滅を恐れることなく、これからもオナニーに励みましょう。

以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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