アナルセックスで痔にならないための注意点!激しいピストンは脱肛の原因に

アナルセックスで痔にならないための注意点!激しいピストンは脱肛の原因に

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MIYABI 編集チーム
陰キャだった学生時代を経て、新卒でなぜか証券会社に就職。営業ノルマが厳しい中で、少しでもコミュ力を鍛えなきゃと思って始めたのがナンパ。それがドハマリして以来、出会いやセックスを追求するようになりました。国内の主要なナンパスポットや、アプリ、オンゲでの出会いを網羅。今は本職のディレクターとして、みなさんにガチで使える情報を提供をしていきます。
膣より強い締め付けや、変態的な背徳感があるアナルセックス。しかしアナルセックスしてみたいとは思っても、肛門に異物を入れるわけなので痔にならないか心配になりませんか?

実際、アナルセックスをすると痔は起こりやすいです。痔になってしまうと日常的に痛みが出るので、できるだけ避けてセックスしたいと思うのは当然でしょう。

そこで今回は、アナルセックスで痔にならないための注意点を徹底解説!なぜアナルは切れたりうっ血しやすいのか、膣との比較も加えてご紹介します。

痔を完全に防ぐのは難しいですが、対策次第で痔の発症率を下げることは可能。安全にアナルセックスを楽しむためにも、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!





アナルでの激しい抜き差しは痔の原因に!ひどいと脱肛になる

アナルセックス 痔
結論から先にいうと、アナルセックスで痔になることは多々あります。ここで言う痔とは、アナルの入り口が裂けて起こる「切れ痔」、アナルの中が圧迫され、うっ血して起こる「切れ痔」のことです。

とくにアナルセックスで痔になりやすい要因になっているのが、激しいピストン。ペニスの抜き差しはアナルに大きな負担をかけ、ひどいと中の直腸が肛門から飛び出る脱肛状態になります。

しかし、膣でセックスする場合は、切れたりイボができるなどのトラブルはあまり起きませんよね?それは、膣とアナルでは体に及ぼす作用や役割が異なるからです。

まずは膣とアナルの違いなどを踏まえ、なぜアナルセックスが痔になりやすいか解説します。


痔になりやすい理由①:アナルはマンコと違って伸縮しない

アナルセックス 痔
膣は出産に備え、ある程度伸縮が可能。もちろん膣も激しいピストンで痛みを伴いますが、赤ちゃんが通る場所なのでアナルよりは柔軟性があります。

しかし、アナルはほとんど伸びません。そのため、腸壁の強度以上の負荷がかかれば、いとも簡単に傷がつきます。

しかも腸壁は、とても薄くてデリケート。排泄物を出すための器官なので、挿入する刺激にはとことん弱いのです。

アナルセックスは、薄くて弱い腸壁に挿入の刺激を加える行為。当然傷もつきやすいし、脱肛のように直腸が外に出てしまうこともあります。


痔になりやすい理由②:アナルは殺菌作用がない

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膣内は中に雑菌が入ったり、その雑菌が繁殖するのを防ぐため、乳酸菌のパワーで弱酸性に保たれています。女性の膣や分泌液が少し酸っぱい匂いを感じるのは、腟内が弱酸性であるためです。

しかし、アナルは本来外から雑菌が入らない場所。排泄物を出すことに特化した器官なので、膣内のような殺菌作用はありません。

そのため、指やペニスを挿入するときに雑菌が侵入すると、その影響を多分に受けてしまいます。さらに強引な挿入や拡張で出血すると、そこから菌が入ってより痔が悪化する可能性もあります。


痔になりやすい理由③:生でした場合雑菌が繁殖しやすい

アナルセックス 痔
ペニスを挿入するときやピストンでアナルが切れるのも痔の原因ですが、コンドームがない場合はもっと危険。亀頭からはカウパー腺液や精液が出るので、より雑菌が繁殖しやすくなります。

しかもアナルの入り口は狭く、挿入するときに亀頭の先端の皮がグイッと引っ張られてしまいます。すると尿道口がより露出し、よりカウパー腺液や精液の雑菌が広がりやすくなるのです。

挿入される側の痔の悪化はもちろんですが、挿入する男性側も性病のリスク大!尿道炎にもかかりやすくなります。


痔や脱肛にならないために!アナルセックスでは小刻みでソフトなピストンを

アナルセックスで痔や脱肛を引き起こす原因のひとつが、激しいピストン。膣でも激しいピストンで痛みが起こるのに、さらに繊細なアナルでやってしまえば当然痛みや出血が起こりやすくなります。

しかし、十分な対策を行えば痔を防ぐことは可能。その解決策のひとつが、優しく小刻みなピストンをすることです。

ここではアナルセックスでのピストンのコツやどの程度動かせばいいか、詳しく解説します。


挿入後すぐに動かさない

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AVやエロ漫画では挿入後すぐ動かす描写が一般的ですが、現実ではいくら大事にほぐしたアナルでもいきなりピストンはNG。ゆっくりと挿入した後は、相手のアナルを味わうように馴染ませましょう。

ペニスを奥まで挿入したときに、少しローションを足しても◎。ペニスの根元にローションが行き渡ることで、より潤滑性が高まります。

実は挿入してアナルを締めたり緩めたりしてもらうだけでも、気持ちよさを感じることは可能です。

アナルの中の性感帯は、男女ともに腸壁の向こう側。男性であれば前立腺、女性であればGスポットやポルチオです。

そこを圧迫するだけでも、快感は感じられます。まずは動かさない状態で、アナルの開け閉めによる刺激や中の感触を楽しんでみてください。


トントン奥を押すくらいで十分

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ピストンをするときの動きは、小刻みかつ短いストロークが基本。アナルの奥をトントンと亀頭で押すくらいのイメージで行いましょう。

最初は「ソフト過ぎでは?」と思うくらいがちょうど良いです。動かすときは2秒に1回くらいのゆっくりとしたスピードで始め、相手の様子を見たり聞いたりしながらスピードを早めてOKです。

そして「痛くない?」「気持ちいい?」と、逐一確認しながら行うのも大事。セックスはお互い気持ちよくなってこそ楽しめるもの、体をいたわりながら行ってください。


その他にも気をつけたい!アナルセックス時の注意点6つ

アナルセックスのピストンで痔になるのを防ぐには、ペニスの動かし方はもちろん下準備も大切です。最後に、アナルセックスをするうえで気をつけたい注意点を6つ紹介します。

痛みと出血を最小限にすることが、痔予防の近道。しっかり下準備をすれば、痔を心配することなく新しい性癖が開発される可能性を秘めています。

これらの注意点を守って、安心で楽しいアナルセックスをしましょう。


コンドームは絶対つけよう

コンドームを付けていない状態の生のペニスは、凹凸も多い上に裏筋が張っていて腸壁にとっては刺激が強いです。そのため、コンドーム着用で表面をなめらかにしておくことは痔予防にも繋がります。

さらにアナルセックスは、痔や脱肛以外に性病感染のリスクも非常に高いです。「アナルセックスは妊娠しないから生中出しできる」と言う人がいますが、油断してアナルから膣に精液が垂れれば中に入ることだってあります。

コンドームをつけることは、アナルセックスでも守るべきマナー。もしコンドームが気持ちよくない、ぴったりなものが見つからないなら色々試してみましょう。

ドラッグストアでも、様々な素材やサイズのコンドームが売られています。お互いの体を守るためにも、自分に合うサイズと素材のコンドームを見つけておくと良いです。

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ローションはこまめに継ぎ足す

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アナルは膣のように愛液を分泌できないため、ローションは必須。アナルに挿入するときの摩擦を軽減し、腸壁へのダメージを抑えるので必ず使いましょう。

アナル用ローションは乾きにくいものが多いですが、一度に使う量は少しずつ、こまめに継ぎ足すと◎。アナルにもひと塗り、挿入する指やペニスにも塗っておき、潤滑性を高めると気持ちよさもアップします。

ローションは、膣に使う潤滑剤と同じものはNG。大腸は水分を吸収する器官なので、水分が多いタイプのローションだと乾きやすいです。必ずアナル用のものを使ってくださいね。

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ほぐしと拡張は少しずつ念入りに

アナルセックスにおいて入り口が痛くて裂けそうな場合、その原因は基本的にほぐし不足。アナル周りの筋肉が凝り固まっている状態だと、当然痛みも発生し出血しやすい状態になります。

アナルは、指で押してじんわりと体温を感じるくらいまでほぐすのが目安。ふかふかと柔らかく、横に軽く引っ張るとアナルの穴の形が簡単に変わるくらいまではやりましょう。

拡張も焦らず指を1本ずつ入れるのが◎。1本入れたら指の腹でほぐし、1本増えたらまたほぐしと念入りに行うことで拡張しやすくなります。

具体的なほぐし方は、下記の関連記事を参考にしてください。難しい指の動きは必要なく、指圧でも十分ほぐせますよ。

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痛みと出血があれば即中止

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アナルセックスの参考に、AVを見る人も多いでしょう。

しかしAVの問題点は、基本的にアナルセックスが終わるまでノンストップで続くこと。アナルほぐしなどの準備中のシーンはカットしているので、いきなり入れても大丈夫と思い込みやすいです。

もし相手が痛みを訴えたり、アナルが出血していても大丈夫と思い込まず、途中で中止することも頭に入れておいてください。何かトラブルがあれば、病院に駆け込める心の準備も大切です。


手袋や指サックで指入れも安心

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アナルセックスの下準備では、必ず指でほぐして拡張する作業をします。そのときに爪や手指の乾燥が少しでも気になるなら、フィットしやすいゴム製手袋や指サックを使いましょう。

このとき、事務用品やキッチン用の手袋や指サックを使うのはNG。必ず医療用のものを使ってください。

Amazonなどの通販サイトでまとめ買いができるので、事前に購入しておくと◎。ニトリルゴム製なら、ラテックスアレルギーが起きる心配もありません。

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リラックスさせることが痔予防につながる

アナルセックスは、メンタル面への影響が非常に大きいです。アナルセックスへの抵抗感や恐怖心が大きいと自律神経の作用によって肛門括約筋が固くなり、挿入時に切れやすくなります。

そのため、お互い信頼できる相手でアナルセックスをすること、下準備や声掛けを丁寧にすることは重要。リラックスした状態で臨み、アナルを緩ませることが、痔の予防に繋がります。

また、アナルセックスするときの環境も大事。室内温度が適温、汚れてもすぐタオルが準備できる、声を多少出しても問題ないなど、落ち着いてプレイできる場所(ラブホテルや自宅など)で行いましょう。


アナルセックスのピストンを工夫すれば痔になる可能性は激減!

アナルセックスで痔にならない予防策は、小刻みでストロークの短いピストンと念入りな下準備の2点。とくにピストンは激しくしたくなってしまうもの、意識して小刻みに行いましょう。

最後に、この記事の内容を簡単にまとめました。

【この記事のポイント】
アナルセックスで痔になる原因
・主な原因は激しいピストン
・腸壁が伸縮しないので傷つきやすい
・アナルには殺菌作用がないので菌繁殖の温床になる
・生セックスだとより菌が繁殖しやすくなる

アナルセックスのピストンのコツ
・挿入後はすぐに動かさない
・ソフトにトントンと奥を押す

痔以外にも気をつけたいアナルセックスの注意点
・コンドームとローションは必需品
・ほぐしと拡張は念入りに
・痛みと出血があれば即中止
・手袋や指サックがあると安心


アナルセックスは痔以外にもさまざまなリスクが伴うもの。安全に行ってこそ、気持ちいいアナルセックスができます。

今までにない気持ちよさに目覚める可能性を秘めているアナルセックス。痔を予防し、痛みを最小限にして楽しみましょう。

以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。


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