性器カンジタ症とは?感染経路・症状・対策など

性器カンジタ症とは?感染経路・症状・対策など

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「性器カンジタ症」は性病の中でも特に身近な存在です。特に女性は友達などが感染してしまった…という話をよく耳にすることがあるのではないでしょうか?それにはちゃんと理由があります!そこで今回は、性器カンジタ症について詳しく説明していきます!


性器カンジタ症とは


性器カンジタ症とは

「カンジタ」と聞けばほとんどの人が性病だと連想する、非常に有名な感染症ですよね。カビの一種である「カンジタ菌」により発症する感染症で、その中でも性器に症状が見られるものを性器カンジタ症と言います。

男女共感染する可能性がありますが症状に差があり、女性は特徴的な症状が現れやすいですが、男性は感染しても気付かないこともあります。その場合、知らずにセックスをして人に移してしまうこともあるのです。また、カンジタ菌はそもそも体内に持っている菌です。それが様々な要因で繁殖し、症状が現れることがあります。


感染経路①セックス


感染経路①セックス

性病とセックスは切っても切り離せない存在です。カンジタ症もしかり、セックスで感染する可能性があります。気をつけたいのは性器同士の接触がなくても感染する可能性があることです。カンジタ菌は口腔内にも存在する菌です。そのため、オーラルセックスでも感染の可能性は十分ありますし、性器を手で擦っり傷が付けばそこから感染する可能性もあります。


感染経路②自家感染


特に女性に多いのが自家感染です。自家感染とは自信が保有している菌により感染症が現れることを言います。女性にはもともと膣内にカンジタ菌を持っている人がいます。そのため、セックスをしなくても性器カンジタ症になるリスクが高いのです。

風邪や疲労などで免疫力が下がるとカンジタ菌が繁殖し発症するケースや、ピルの使用や妊娠などによるホルモンバランスの崩れが発症につながることもあります。また、ステロイド剤や抗生物質の濫用から発症することもあるのです。みなみに、トイレやお風呂の共有で感染することはないと言っていいでしょう。


性器カンジタ症:男性の症状


男性の場合、性器カンジタ症になっても自覚症状がなく、自然治癒することもあります。症状が出る場合は亀頭や包皮に痒みや違和感を覚えたり、赤く炎症する、水疱が出来る、白いカスが出るなどが多いです。まれに排尿痛を伴う尿道炎を起こすこともあります。

また、カンジタ菌が繁殖するほとんどの原因は包茎によるものと言われています。包茎は不衛生になりやすく菌が繁殖しやすいのです。逆に、包茎でない人はほとんどカンジタ菌にはかかりません。カンジタ菌は感染力が弱いため、仮に、カンジタ菌が生殖器に移っても入浴やシャワーで清潔を保つことで感染を防げます。


性器カンジタ症:女性の症状


女性が感じる主な症状は膣内や陰部の痒みです。その痒みは我慢しがたい非常に強い症状の場合もあります。そして、ヨーグルト状、もしくはボソボソとしたカッテージチーズのようなおりものがたくさん出ます。その他には陰部や膣の灼熱感や痛みを感じたり、性交痛や排尿痛、排尿障害も伴うことがあります。

また、このような症状を放置することで痒みを我慢出来ず引っ掻き炎症を起こしたり、傷から細菌が入り二次感染を起こしてさらに悪化させてしまうこともあるのです。逆に、カンジタ菌を膣内に保有していてもこのような症状がなければ治療の必要はありません。


性器カンジタ症の治療方法


まず、少しでも疑わしい症状が出たら自分で何とかしようとせずに速やかに泌尿器科や産婦人科を受診する必要があります。病院ではまず検査を行います。男性は亀頭の排膿、女性はおりものを採取しカンジタ菌の有無を確認します。陽性反応が出た場合、男性は塗り薬を患部に役1ヶ月ほど塗ります。

症状がなくなっても完全に菌を殺し、再発を防ぐためにお医者さんの指示を守って治療を続けましょう。女性は膣内は膣剤、外陰部は塗り薬を使用します。また、膣内洗浄が必要な場合は通院しなくてはいけません。男女共、二次感染をしている場合は内服薬の服用を併用する場合もあります。そして、免疫力の低下によるカンジタ菌の繁殖を防ぐため、治療と並行して健康的な生活を心がける必要もあります。


性器カンジタ症にならない為に①コンドームの使用


性器カンジタ症にならない為に①コンドームの使用

「人からの感染」を防ぐには疑わしき相手や不特定多数とのセックスを避けることが1番の予防策です。そうは言ってもセックスを楽しみたい人はコンドームの着用で感染リスクを減らすことが出来ます。もちろん、100パーセント防げるものではありません。あくまでも「リスクの軽減」です。コンドームは避妊だけでなく性病から自分を守る為にも必須のアイテムなんです。

また、オーラルセックスや指での愛撫も気をつけたいところ。現在、オーラルセックスやアナルセックスなどに使用するコンドームも発売されています。出来ることならこちらも合わせて使用するのがいいでしょう。


性器カンジタ症にならない為に②生活習慣の改善


体内にカンジタ菌がある場合、「免疫力」がカンジタ菌の増殖に大きく関わっています。「免疫力」とは簡単に言えば身体を様々な菌から守る「バリア」のようなものです。通常は体内の菌が増えないよう抑制しています。ですが、免疫力が弱まり菌の増殖を抑えきれなくなれば感染症の症状が現れるのです。

免疫力は風邪をひいたり疲れが溜まっていたりすると弱まります。また、メンタル面にも大きく左右されるものでストレスを抱えている時なども免疫力が低下してしまうことがあります。カンジタ症を防ぐ為にも日々の生活を見直し、心身ともに健康を保つことを心がけましょう。


性器カンジタ症にならない為に③定期的な検査


自分が性病に感染しているとわかった時、真っ先に疑うのはパートナーですよね。性病の感染から浮気がバレたり、気まずくなり別れてしまう…なんてこともよくあります。性病は移されても移しても気分のいいものではないです。そんな性病による男女のトラブルを防ぐ為にも定期的な検査が有効です。

上記でも述べたようにカンジタ症になっても男性は自覚症状がないことがあります。このように、男女共に自覚症状を伴わない性病もあるのです。自覚症状がないなら平気じゃん…と、思っても妊娠、出産時に問題になることもあります。後々後悔しない為にも、何年かに一回、パートナーが変わる時、など自分でタイミングを決めて検査することをオススメします。


いかがでしてか?正しい知識を持つことが感染予防の第一歩です。性病には十分気をつけてセックスを楽しみましょう!以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。


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