クラミジアは自然治癒する？放置した結果（男女別）

セックスをしてクラミジアに感染の疑いが出た場合、多くの人は検査を受けようとしますよね。しかしお金がかかる、検査するのが恥ずかしいなどの理由で検査を受けるのをためらい、自然に治ればいいなと思っている人も多いです。そこでクラミジアは自然治癒するのかどうかと放置した結果について書いていきたいと思います。

クラミジアを放置している人は多い

男女がセックスをすると感染してしまう可能性が比較的高いクラミジアは、症状がわかりにくいという特徴があります。そのため自分が感染してしまっていることを気づかすにそのまま放置しているケースも多いです。

そしてクラミジアに感染してから少し放置しただけで、人の体に害を与えるというものでありません。なぜならこの性病の病原体は決して強いものではないからです。そのようなことから短期間放置してしまったからといってあまり気にすることはないでしょう。

ただそうはいっても、長期にわたって感染したクラミジアを放置してしまうと進行してしまうことになります。そのため放置することが必ずしも問題ないとは言い切れないことも認識しておきましょう。

クラミジアは自然治癒するの？

クラミジアが進行する前の状態であれば、感染してもそれほど気にする必要はないということを述べましたが、進行することなく、軽度の状態でそのまま自然治癒すればいいなと思う人も多いでしょう。

そこでクラミジアは放置してそのまま自然治癒することがあるのかということですが、結論から述べるとケースバイケースです。なぜなら感染の度合いは人それぞれで、強い菌が感染して早い段階から進行する人もいれば、弱い菌が感染して長期間悪化しないという場合もあるからです。後者の場合は人の免疫力などでそのまま消滅してしまうことも少なくありません。

しかし必ず自然治癒するというものではなく、進行していろいろな症状が出てしまうこともあるため、放置することのリスクもしっかり把握しておく必要があります。

クラミジアを放置した結果　男性版

男性がクラミジアに感染してそのまま放置した場合、大きくわけて自然治癒ができた場合と進行してしまい、体にいろいろな影響が出てしまった場合があります。

そして後者の場合はどのような症状が出てしまったのかというと、まず尿道が炎症を起こし、尿を出す時に痛みが出てしまいます。さらにひどくなると体の内部に感染したクラミジアが侵入してしまい、前立腺や睾丸に炎症が出てしまいます。これにより尿が出にくくなったり、精液に血液が混ざってしまったりすることもあります。

クラミジアを放置した結果　女性版

女性の場合も男性と同様に自然治癒できた場合とそうでない場合があります。

そして女性が感染したクラミジアを放置してそのまま進行してしまった場合は、子宮頚管内や卵管内でクラミジアがどんどん増えて炎症を起こしてしまいます。さらにひどくなると骨盤内にもクラミジアが侵入して感染症を起こしてしまいます。

このような状態になると不妊症になったり、子宮外妊娠をしてしまうことが多くなります。


感染したクラミジアを放置した場合、そのまま自然治癒ができたというポジティブな結果が出る場合もありますが、そのまま進行して体に悪い影響が出てしまうネガティブな結果が出ることもあります。そのため、性器や尿、精液などに異常を感じてクラミジアかなと思ったら、自然治癒を期待しないで早めに検査や治療したほうがいいでしょう。

以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。

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