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考えられる原因 | 発生場所 | 色や形状 | 痛みの有無 |
フォアダイス | 陰茎、カリ首など | 黄白色の粒、イボ | 無し |
細菌性亀頭包皮炎 | 亀頭、包皮 | 赤いぼつぼつ | 有り(弱) |
尖圭コンジローマ | 亀頭、カリ首など | 桃色や黒褐色のイボ | 有り(弱) |
性器ヘルペス | 亀頭、包皮など | 赤いぼつぼつ | 有り(強) |
淋病 | 主に尿道・精巣上体 | 尿道口の赤み | 有り(強) |
梅毒 | 亀頭、陰茎など | アズキ大のしこり | 無し |
軟性下疳 | 亀頭、カリ首周辺 | アズキ大のこぶ | 有り(強) |
発生場所 | 亀頭、カリ首、陰茎、裏スジ |
色や形状 | 黄白色の細かな粒、小さなイボ |
痛みの有無 | 無し |
感染力 | ★☆☆☆☆ |
重症度 | ★☆☆☆☆ |
症状が収まるまでの期間 | 良性で治療の必要はありません |
フォアダイスは放置していても全く問題にならない症状で、ブツブツとした物が亀頭や陰茎の表面に皮脂腺が現れるのが特徴です。他の性病と誤解を生みやすいのですが、フォアダイスは美容上の問題しかありません。
引用:放っておいてはいけない、泌尿器科の病気
ただ、フォアダイスの数が多い場合や、ひと際目立つ場合には見た目が嫌だと悩まれ、 除去を希望される方も多いです。 自然にブツブツがなくなることはありませんので、気になるようでしたら、除去治療をおすすめします。
引用:銀座長澤クリニック
発生場所 | 亀頭、包皮 |
色や形状 | 亀頭のただれ、赤いぶつぶつ |
痛みの有無 | 有り(弱い) |
感染力 | ★☆☆☆☆ |
重症度 | ★★★☆☆ |
症状が収まるまでの期間 | 1~2週間 |
包皮の中にたまる恥垢は細菌の温床です。そのため、男性器の不衛生な状態が続くと、細菌性亀頭包皮炎の発症リスクが高まります。とりわけ包茎の方は、男性器を衛生的に保つようにこまめなケアが求められます。
引用:湘南内科皮フ科クリニック町田院
ボディーソープは皮膚を洗うためのものなので、粘膜に使うには刺激が強すぎてしまいます。シャワーのお湯で、表面の汚れやカス(あか)を軽く洗い流す程度で十分です。
引用:新宿駅前クリニック
発生場所 | 亀頭、カリ首、包皮、尿道口、陰嚢など |
色や形状 | ピンク色、黒褐色のとがったイボ |
痛みの有無 | 有り(弱い) |
感染力 | ★★★☆☆ |
重症度 | ★★★★☆ |
症状が収まるまでの期間 | 数ヶ月〜2年 |
イボは、初めはやわらかいふくらみ程度ですが、徐々に先端が角化してやや尖った感じに変化し、乳頭、カリフラワー、鶏のとさかなどと表現される独特の形状を示します。
引用:ドクターズ・ファイル
尖圭コンジローマは、凍結療法・電気焼灼・レーザーなどにより、イボを取り除く外科的治療を行いますが、完全にウイルスを排除する治療法がないためウイルスが体内に残ってしまい、再発します。(中略)また3ヶ月以内に25%が再発するといわれています。
引用:予防会
発生場所 | 亀頭、カリ首、包皮 |
色や形状 | 水ぶくれ、赤いぼつぼつ、ただれ |
痛みの有無 | 有り(強い) |
感染力 | ★★★☆☆ |
重症度 | ★★★★★ |
症状が収まるまでの期間 | 1~2週間(ただし再発アリ) |
感染経路は、性行為およびその類似行為により、感染者の性器や口腔の粘膜から出る分泌液や唾液中に含まれるウイルスが相手の体内に侵入する性感染と、乳幼児期に家族が感染している場合に唾液などを通じて感染する口唇感染、出産時の母子感染などがあります。
引用:ドクターズ・ファイル
性器に病変のある相手との性行為を避ける、コンドームを使用するなどの方法で感染の確率は下がりますが、相手が無症状のウイルス保有者で、接触の範囲が性器以外に広がるなどすれば防ぐことは困難です。
引用:ドクターズ・ファイル
発生場所 | 尿道、精巣上体 |
色や形状 | 尿道口の赤み、ペニス全体の腫れ |
痛みの有無 | 有り(強い) |
感染力 | ★★★★★ |
重症度 | ★★★★★ |
症状が収まるまでの期間 | 約2週間 |
尿道に軽いかゆみや熱っぽさを感じ、悪臭を伴なう黄色いウミがジクジクと出てきて外尿道口(尿道の出口)部に発赤が出てくる事があります。オシッコをするときにペニスの先端に痛み、灼熱感を感じます。
引用:丸善クリニック
淋病は、基本的に自然治癒することはありませんが、治療すれば完治できる病気です。
パートナーにも感染している場合が多いため、2人同時の受診がおすすめです。
引用:STD研究所
発生場所 | 亀頭、カリ首、陰茎、包皮 |
色や形状 | アズキ大のしこり |
痛みの有無 | 無し |
感染力 | ★★★★★ |
重症度 | ★★★☆☆(ただし第3期以降は重篤化) |
症状が収まるまでの期間 | 2~4週間(第1期で治療を行なった場合) |
初期は症状が軽度なため、発見が遅れることもあるが、早くに治療を開始できれば治すことができる。逆に早期に治療を行わないと症状が悪化し、大動脈瘤、髄膜炎や神経障害(神経梅毒)などが生じて命にかかわる重篤な状態になる場合もある。
引用:ドクターズ・ファイル
妊娠中の母親が感染すると、胎盤を経て胎児が感染する先天梅毒の原因となる。この場合は、早産や死産を起こすリスクが高まる上に、新生児に奇形が現れる可能性もある。
引用:ドクターズ・ファイル
発生場所 | 亀頭、カリ首周辺 |
色や形状 | アズキ大のやわらかいこぶ |
痛みの有無 | 有り(強い) |
感染力 | ★★★★☆ |
重症度 | ★★★★☆ |
症状が収まるまでの期間 | 1週間以内 |
最初は感染部位(特に陰部)にコブができ、その中央が化膿して潰れて潰瘍になります。
その病変部や病変部からの膿や血液に菌が存在しますのでそれらに触れることで周辺に数を増やし多発します。
引用:予防会
軟性下疳は陰部に潰瘍を生じさせるため、患者はヒト免疫不全ウイルス(HIV)に感染したり、HIVを他者に広めたりする可能性が高くなります。
引用:MSDマニュアル家庭版
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