怖い病気？薬は？完治するの？…梅毒とは何か

昔は「性病と言えば梅毒」とまっさきに名前があがるほど恐れられていた梅毒。感染力が比較的強く死に至る病だったのです。そんな梅毒について知ってもらうために、今回は「梅毒は今でも怖い病気？薬は？完治するの？…梅毒とは何か」をご紹介します。

梅毒とは？

ではまず梅毒についてをご紹介いたします。冒頭でもご紹介しましたが、梅毒は昔であれば感染してしまえば治ることもなく、そのまま１０年ほど経つと死に至るほどの病でした。

症状としては大体４段階に分かれ、一段階目で感染して３週間程度で痛みのないしこりが感染した部位の皮膚に現れ固く盛り上がります。また太ももの付け根も同様に腫れます。それから約３ヶ月後に第二段階目にすすみます。病原菌が血液に乗って全身に行き渡るのです。そうなることで顔や手足など身体のいたるところに円形のあざや茶赤色のブツブツができ脱毛症状が現れます。その症状がおよそ３年程度続くと第三段階を迎えます。結節性梅毒疹やゴム腫とよばれる大きなしこりが出来るのです。そこから更に第四段階である末期症状へと発展し心臓や血管、目、神経などに障害が出てくるのです。これが梅毒の症状です。

どうやって感染るの？

梅毒が伝染る理由は性行為が主な理由です。むしろ性行為以外での感染はほとんどありえないと言い切って良いくらいです。では具体的に見ていきましょう。梅毒は梅毒感染者の血液や体液などに梅毒の病原菌が多量に含まれており、自身の粘膜や皮膚がその体液や血液に触れることで感染します。そのため自身の粘膜が相手の体液に触れてしまうコンドームなしの性行為を行うことと梅毒に感染してしまいます。だいたいセックスでの感染確率は３割程度と高くなっています。また唾液にも梅毒の病原菌は含まれますので、オーラルセックスやディープキスからも感染してしまうのです。

梅毒の治療法は？

梅毒の治療方法は、抗生物質の投与になります！昔では治ることのない病気だったのですが、経口合成ペニシリン剤が開発されてからは不治の病ではなくなったのです！現代医療の勝利ですね。第二期までにこの経口合成ペニシリン剤を投与し始めることができれば、だいたい８週間程度あれば治すことが可能です。また一番早い第一期であれば１～２週間で済むのです！ただしこの抗生物質は一般販売はされていないため、治療を受けるには医師の診療を受ける必要があります。そのためもし症状を感じたらすぐに病院へと向かいましょう！

梅毒は完治する？

おそらく他のサイトなどを調べた方は梅毒は薬を飲んだとしても治らないという情報を見かけた方もいるのではないかと思います。ですが、現在の経口合成ペニシリン剤を用いた治療を行えば、絶対に完治します！しっかり治療をしたあとで検査をすると陽性反応が出ることもあります。それは症状こそ落ち着いているけれど体内にまだ梅毒の菌が残っているために陽性反応が出るのです。しかし、反応がでなくなるまで性行為を行わず、地道に治療を続けると、梅毒は完治するのです！梅毒になってしまっても、人生は終わりではありません！すぐに病院で治療を開始しましょう。

いかがでしたか？怖い病気？薬は？完治するの？…梅毒とは何かでした！今では梅毒はしっかり治る病気です！とはいえ、治療も大変な厄介な病気であることは確かです。コンドームで予防できるためしっかりと避妊具をつけて性行為をしましょうね！以上、panpan（パンパン）編集部からのお届けでした。


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