性病が発症するまでの潜伏期間まとめ

性病が発症するまでの潜伏期間まとめ

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セックスをしていると、どうしても気になるのが性感染症です。風俗などに通っている人は、余計に気になっているのではないでしょうか。性器に異変があると、「性病かも」と不安になってしまいますよね。今回は誰もが不安を持つ、性病が発症するまでの潜伏期間、そして症状をまとめました


クラミジア感染症


クラミジア感染症

クラミジア感染症とは、日本で最も感染者の多い性病で、若い世代に急速に広まっていると言われています。ほとんどの感染者に症状が出ないのが特徴で、本人が気づかないうちに感染し、そのまま異性とセックスをすることで、更に感染を広げていきます。しかし女性が感染し、気づかない菌が繁殖すると、なかなか妊娠しないことで病院に行ったとき、不妊症の原因になっているる可能性があります。また子宮内膜症や卵管炎などにもなる可能性があります。

クラジミア感染症の潜伏期間は1〜3週間で、検査は感染3日後から出来ます。ただし症状がでないので、半年に1回など自分で周期を決め、定期的に病院などで検査を受けることが薦められます。


膣カンジダ症


膣カンジダ症

膣カンジダ症は、女性のおりものに異常が見られる性病の中で最も発病率が高く、セックスを全くしていなくても発病するのが特徴です。カンジダ症とは、膣内にもともとある真菌が、体力の低下や免疫の低下が原因で異常に増えすぎた状態のことです。そのため、まだセックスを経験していない女性が発症することもあり、体質的に発症を繰り返す人も少なくありません。

カンジダ症の潜伏期間は2〜7日と言われており、治療法としては抗真菌薬を膣内に入れておくということになります。期間的には病院で指示があると思いますが、約1週間ほどで完治します。


性器ヘルペス


性器ヘルペスとは、セックスにより感染し、お尻や性器のまわりに水ぶくれが出来る性病です。一度治療によって治しても、免疫が低下すれば再発するのが性器ヘルペスの特徴です。最初に感染した際には水ぶくれ以外にも、激しい痛みが出たり、発熱を伴ったりすることがありますが、再発の際には軽い発疹だけで済むことが多いようです。

性器ヘルペスの潜伏期間は2〜10日で、急に水ぶくれなどの症状が出ます。


トリコモナス症


トリコモナス症とは、原虫という小さな虫が原因の感染症で、通常はセックスによって感染しますが、稀にトイレやお風呂でも感染をするため、家族間で感染が広がりやすい性病です。女性にはおりものの色やニオイに変化がありますが、男性にはあまり症状がありません。

トリコモナス症の潜伏期間は5日〜2週間と幅があり、検査は性行為の3日後から可能となります。トリコモナス原虫は非常にしつこいので、完治するまでしっかり治療することが大切です。


淋病


淋病とは、淋菌という菌がセックスによって感染する性病です。1回のセックスで感染する確率が30%と非常に高いのが特徴です。男女共に症状が出ないこともありますが、女性ならおりものが増え、ニオイが臭くなること、男性なら排尿の時に膿が出ることがあります。

淋病の潜伏期間は2〜7日ですが、症状が出ないこともあるので定期的な検査をしたほうがいいでしょう。また、淋菌はオーラルセックスによって喉にも感染するので、性器だけでなく喉の検査も必要です。病気が確定したらパートナーにも打ち明け、検査に行ってもらうのも忘れないようにしましょう。


梅毒


梅毒は昔からある性病の一つで、梅毒トレポネーマという細菌がセックスやオーラルセックスによって感染します。1回のセックスで感染する確率が15〜30%と非常に高く、母子感染することも特徴の一つです。全身にバラ疹と呼ばれる湿疹が出るため、感染はすぐにわかります。症状はしばらくするとおさまりますが、また湿疹が出始め、それを繰り返します。治療をしないまま3年ほどすると、ゴム腫が形成されるなど、放っておけば大動脈瘤や大動脈炎など深刻な病気につながります。

梅毒の潜伏期間は3週間から6週間で、症状はⅠ期からⅣ期に分かれ、徐々に深刻化します。治療は症状の進み具合によって治療期間も伸びるので、早めに医療機関へ行くことが大切です。


尖圭コンジローマ


尖圭コンジローマとはヒトパピローマウイルスがセックス(オーラルセックス、アナルセックスを含む)によって感染します。性器や肛門などに乳首のようなイボや、ニワトリのトサカのような特徴的なイボが出来、そのイボは外科手術によって切除することが必要となります。また、再発する可能性が高いのも特徴です。

尖圭コンジローマの潜伏期間は4週間から6ヶ月と長く、パートナーも感染している可能性が高いので、注意が必要です。比較的目に見えやすい症状ですが、イボだけで痛みや痒みはそれほど無い場合もあります。見た目でおかしいなと思ったらまずは病院に行くようにしておきたいですね。


HIV感染症


HIV感染症は精液や膣分泌液、血液によって感染することが多く、現在治療法が開発されていない病気の一つです。主にセックスや母子感染、血液感染によって感染します。最初、風邪のような症状の後には「キャリア」と呼ばれる潜伏期間が数ヶ月〜数年、数十年と続き、完治させる法がない以上、この期間を病院に通いながらいかに伸ばすかが大事なこととなります。「キャリア」と呼ばれる期間には、体の中の免疫をつかさどる細胞が徐々に壊され減らされていき、それが進むと通常は感染しない病気にも感染するなど、色々な病気になりやすくなります。

HIV感染症の潜伏期間は人によって異なり1〜3週間で、感染した後、3ヶ月以上経てば検査することが出来ます。


いかがでしたでしょうか。性感染症は病気によっては簡単に治療出来るものもありますが、症状が出なくて気付けば重症化してしまったり、HIV感染症のように治療法が見つかっていないものがあったりと、非常に恐ろしい感染症です。取り返しのつかないことになる前に検査をし、早期に治療することが望ましいですね。また、出来る限り衛生的な環境で決まった相手とセックスをするなど、自分で自分を守る努力が必要です。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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