勃起した時にペニスが痛いと感じる男性が疑うべき症状と対処法

勃起した時にペニスが痛いと感じる男性が疑うべき症状と対処法

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MIYABI 編集チーム
陰キャだった学生時代を経て、新卒でなぜか証券会社に就職。営業ノルマが厳しい中で、少しでもコミュ力を鍛えなきゃと思って始めたのがナンパ。それがドハマリして以来、出会いやセックスを追求するようになりました。国内の主要なナンパスポットや、アプリ、オンゲでの出会いを網羅。今は本職のディレクターとして、みなさんにガチで使える情報を提供をしていきます。
あなたは、勃起時にペニスに痛みを感じたことはありませんか?一時的な痛みなら大丈夫な場合もありますが、頻繁に痛むようなら泌尿器科や病院の性病科を受診する必要があります。原因を特定せずに放っておくと、症状が悪化してしまう場合があります。勃起時のペニスが痛いと感じた時の症状と対処法について解説します。


勃起時のペニスの痛み・症状と対処法①:亀頭の痛み


勃起時のペニスの痛み・症状と対処法①:亀頭の痛み

勃起時に亀頭が痛む症状の場合、考えられる原因は『血流・血管』に問題があると考えることができます。勃起時はペニスに大量の血液が集まって血管が拡張されます。その際に痛みが出るということは、たとえば『血栓』が考えられます。

この場合、放っておいて改善することはないので泌尿器科を受診して血管のドップラー超音波による検査を受ければ原因が特定できる可能性があります。


勃起時のペニスの痛み・症状と対処法②:陰茎(さお)の痛み


勃起時のペニスの痛み・症状と対処法②:陰茎(さお)の痛み

陰茎硬化症(ペロニー病)と呼ばれる陰茎海綿体白膜に良性のしこりができる病気の代表的な症状に陰茎(さお)の痛みがあります。その他の症状として『陰茎湾曲』、『陰茎短縮』、『勃起障害』が起こることがあります。

この病気が疑われる場合も受診は『泌尿器科』になります。治療としては、まずしこりの組織が良性のものであることを確認するため『生検法』を用いた検査が行われ、その後、投薬による治療が開始されます。その後、場合に応じて手術が適応されるケースもあります。


勃起時のペニスの痛み・症状と対処法③:性感染症による痛み


性感染症によりペニスに痛みが表れる場合もあります。この場合は、勃起時に限らず、平常時に痛みが出るケースもあります。考えられる感染症は『淋病』、『クラミジア』、『性器ヘルペス』、などです。

この場合受診するのは『性病科』、『泌尿器科』、『感染症科』ですが、何を受診すればよいか分からない場合は、『総合診療科』で症状を話してみるのが確実です。

性感染症は、なかなか自覚症状が現れないものも多く、気が付いたときにはかなり進行していて、将来、不妊症の原因になることもあります。また、パートナーにうつしてしまうと、出産時に赤ちゃんに感染の可能性もあり、非常に危険です。


勃起時のペニスの痛み・症状と対処法④:尿路感染症による痛み


『膀胱炎』をはじめとする『尿路感染症』の場合も陰茎に痛みが起きます。ただ、この場合は、勃起時以外も痛みや残尿感が現れるため、特定しやすいでしょう。

『尿路感染症』は女性に多く、男性では比較的発症しにくいといわれていますが、フェラチオなどによる『オーラルセックス』により、『前立腺炎』になるケースは多く報告されています。この場合も受診は『泌尿器科』になります。治療は投薬により行われます。


勃起時のペニスの痛み・症状と対処法⑤:亀頭包皮炎による痛み


『亀頭包皮炎』は、亀頭から包皮の部分に起きる炎症です。炎症の原因はおもに『カンジダ』というカビの一種と細菌によるものです。

症状は炎症を起こしている部分が赤くなり、放尿の際にしみることがあります。湿った白い垢のようなものが付着していれば、『カンジダ』です。『カンジダ』は性交によりうつります。

また、細菌による炎症は、『包茎』の人におこりやすくなっています。皮に包まれた部分に細菌が繁殖しやすいためです。この場合は清潔にすることにより再発を防げる可能性が高くなります。受診科は『泌尿器科』、もしくは『皮膚科』です。


勃起時のペニスの痛み・症状と対処法⑥:包茎による痛み


勃起時のペニスの痛み・症状と対処法⑥:包茎による痛み

『仮性包茎』の人は勃起時に痛みを伴う現象が起きることがあります。これは包皮口が狭いため、勃起時に無理に剝こうとすることにより、亀頭が締め付けられて痛みを感じるからです。

この状態を『包皮輪狭窄性の仮性包茎』といいます。このような包茎を無理矢理剝いて、戻らなくなり亀頭に血液が流れなくなり腫れてしまう症状を『カントン包茎』といいます。

『カントン包茎』は手術で治すことが多いのですが、少しずつ剝くように習慣づけることでも改善させることができます。ただ、この場合、剝いた後に必ず元に戻す作業が必要になります。

手術の場合、『泌尿器科』と『メンズクリニック』での両方の受診が考えられます。『泌尿器科』で手術を受けるメリットは、『保険が適応されるので治療費が安く済む』、デメリットは『病気の治癒が目的なので、術後の見た目については考慮されない』点です。『メンズクリニック』でのメリットは『術後の美観が重視される』、『スタッフが全員男性でプライバシーが守られる』、デメリットは『費用が高い』点です。


勃起時のペニスの痛み・症状と対処法⑦:持続勃起症による痛み


性欲とは無関係に痛みを伴う勃起が続く状態を『持続勃起症』といいます。陰茎動脈が破れて陰茎の海綿体内に大量の血液が流れ込んで起きる場合(動脈性)と、陰茎静脈が何らかの原因で塞がってしまい勃起状態から戻らなくなってしまう場合(虚血性)があります。会陰部を打撲した後や性的興奮の後、そのまま治まらなくなってしまうケースなどがあります。

4時間以上、勃起状態が続けば、ただちに受診します。『虚血性』の場合は、緊急性が高く、6時間を経過すると壊死が始まってしまうので危険です。スノーボーダーなどに多い『動脈性』は、尻もちをつくことによる会陰部の打撲が原因になることが多く、こちらは、緊急性のない場合もあるのですが、その場合でも判断は難しく、やはり4時間を超えるようであれば、受診した方が安心です。


勃起時のペニスの痛み・症状と対処法⑧:陰茎癌による痛み


ごくまれに、『陰茎癌』による痛みの場合もあります。『陰茎癌』のほとんどの症例が50歳を超えてからの発生です。

発見が早ければ手術で切除可能で、リンパにまで移転していなければ充分に寛解(かんかい)が見込めます。他のガンと同じで何よりも早期発見が鍵となります。

いかがでしたか?思い当たる症状はありませんでしたか?少しでも気になることがあれば、くれぐれも自己判断せず、まずは『泌尿器科』を受診することをおすすめします。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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