精子に血…40代の場合「前立腺がん」かも!その実態とは?

精子に血…40代の場合「前立腺がん」かも!その実態とは?

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愛のあるヤリチン
時雨
小中高時代は義理チョコしかもらったことない非モテ男でしたが、大学デビューして遊び人の友達とストナンしまくるように。19歳で童貞卒業と遅咲きながら、28歳の今では遂に3桁突破!非モテだったからこそ女性に尽くしたいと努力した結果、女性を喜ばせるセックステクニックやデート交渉術には自信があります。皆さんに勇気を与えられるようなノウハウ伝授を心がけます。
精子に血が…混じっていたとしたら男性としては自分の体に何が起きたのかと不安に感じたり怖くなりますよね。この精液に血が混じるのは何かの病気なのか、なった場合どうすればいいのかなどをお伝えしていきます。


血精液症とは?


血精液症とは?

血精液症とは特に珍しいわけではなく成人男性にみられるもので精液に血が混じって出てくるものです。血液が新しく量が多い場合は真っ赤に見えたり、古い血液が出ていた場合には茶褐色に見えます。

また少量の血液の場合は血が小さな塊のように見えたりします。血精液症は年齢としては40代くらいの人に多く見られ、精液に血が混じっていたとしても基本的には特に痛みはないようです。


原因は?


原因は?

血精液症になる、はっきりとした原因は分かっていません。特に原因が分からない場合は病気ということではなく生活習慣の乱れが発端になることもあるようです。しかし、血精液症の症状が出る原因の多くが前立腺や性のう腺などに何らかの細菌が炎症を起こして出血したと考えられています。

可能性としては少ないですがまれに前立腺、性のう腺の結核が炎症を起こしたことが原因ということもあるようです。また、精巣などを強く打ったことにより体内で出血し精液に血が混ざったという場合もあります。


どんな症状がある?


精液に血が混ざるくらいだから痛みを伴うのかと思いがちですが実際には痛みを伴うことはほぼ、ありません。ただし、例外もあります。それは血精液症になった原因が前立腺の炎症なら痛みを伴うようです。

前立腺の炎症が原因の場合は排尿や射精の時に痛みや不快感があったり、発熱というような症状があるようです。この前立腺の炎症があると前立腺がんの原因になってしまうこともあるので気をつけましょう。


血精液症かもと思ったら病院へ


精子に血が混じっているから血精液症かもと思ったら恥ずかしいと思って病院への受診を我慢せずに早めに行きましょう。確かに性病などと同じくらいデリケートな部分の問題です。

病院で医師に診察をしてもらうことで特に問題がなければ、それでいいのですが前立腺の炎症を起こしていたり、もしかすると前立腺がんという可能性も捨てきれないので病院で必ず診察を受けましょう。男性にとっては精液に血が混じったのをみたら異常と感じるのが大半の方の判断だとは思うのでその気持ちに素直に従い病院に行くことが大事だと思います。


泌尿器科へ受診する


病院に行こうと決めたら泌尿器科に受診して下さい。診断や検査にはいくつか種類があるようです。尿検査や前立腺がんと区別するために採血検査をします。前立腺の分泌液、精液の顕微鏡検査、細菌培養を行うのが一般的なようです。また外陰部の診察で精巣やその周りの診察をし外部に傷などの異常が見られないかを確認することもあるようです。

そして前立腺の検査で直腸診が行われます。医師が肛門から指を挿入して異常を調べ前立腺やその後ろにある精のうの異常がないかも診察をします。特にここまでで異常がないとなれば超音波検査も行われるようです。

超音波検査は精度も高いので、異常があればかなりの確率で分かります。上記のような流れで診断され、血精液症が問題のあるものかどうかを総合的に判断します。


前立腺の炎症が原因に場合の治療法


このように炎症が見つかった場合は投薬による治療をします。薬の種類は人により多少違いますが抗菌薬や止血剤を処方されます。また、飲酒、刺激物を控えたり、長時間座るのも避けます。体を冷やさないなど、お風呂に入ることで血行を良くし、日中に適度な運動を行うといいようです。

ほとんどの人が2、3週間くらいで治ります。また完治している場合でも古い血液が体内に溜まっていることでその後も精液に血が混ざったものがしばらく、出てくることもあります。大体1ヶ月くらいは様子を見ておいていいですがその後、2ヶ月以上経っても血が混ざっている状態が続くというときにはもう一度、診察を受けましょう。


原因が分からなかった場合の治療法


原因が分からなかった場合の治療法

病院で検査を受けたけど特に異常もなく原因が分からなかった場合は不安にならなくても大丈夫です。原因が分からなかった場合の理由としては何かの衝撃で体内で出血したものが出てきたと考えられるからです。

特に異常がない場合は自然に治癒することがほとんどなので大体2、3週間で治るようです。万が一、経過を見ていても治らない場合はもう一度、受診して医師に相談してください。


40代以上は注意が必要な場合も…


特に注意が必要なのは40歳以上の方が血精液症になった場合です。その注意すべきこととは前立腺がんの可能性です。これも可能性があるということで多いわけではないものの前立腺がんが原因で血精液症になっている事もありえます。

40歳以上の方になぜ注意が必要なのかというと高齢になることでホルモンバランスが崩れてしまうということで可能性が高くなります。万が一、前立腺がんであった場合にそのまま放っておいてしまうと全身に転移して命にも関わることになります。そのため40歳以上の方は血精液症になったら前立腺がんの疑いもあるかもと思っておくと万が一のとき、早期発見や治療に繋がります。

また、40歳以下の人も可能性がないわけではないので気をつけましょう。高齢であるとリスクが高いというのは事実ですが、若い人であっても前立腺がんなどである可能性がゼロではありません。血精液症の症状があったら早めの病院への受診を心掛けましょう。


セックスはできるの?


血精液症で精液に血が混じっているというような状態でセックスをしようと思う方もあまり多くはないかもしれませんが、こういうときはセックスが可能なのか少し気になりますよね。あなたが病院で検査を受け「異常がない」と言われた場合、ほとんどが自然治癒で様子を見つつ数週間で治るので、例え精液に血が混ざっていた場合でもセックスをしても特に問題はないです。

ただ、細菌などによって炎症を起こしていると診断を受けた場合には感染などのリスクを避けるためにもセックスは完治するまでしないようにしましょう。


いかがでしたか。今回は精液に血が混じる血精液症についてお伝えしてきました。初めて血精液症なった男性からするとすごく驚くことになりそうな症状ですね。精子に血が混じったら病気の可能性があるものかの特定のためにも出来る限り早めに泌尿器科に受診しましょう。そうすることで他の病気の原因だった場合も早く手を打つことができます。以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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