どこで?いくらかかる?梅毒の検査について徹底的に調査

どこで?いくらかかる?梅毒の検査について徹底的に調査

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愛のあるヤリチン
時雨
小中高時代は義理チョコしかもらったことない非モテ男でしたが、大学デビューして遊び人の友達とストナンしまくるように。19歳で童貞卒業と遅咲きながら、28歳の今では遂に3桁突破!非モテだったからこそ女性に尽くしたいと努力した結果、女性を喜ばせるセックステクニックやデート交渉術には自信があります。皆さんに勇気を与えられるようなノウハウ伝授を心がけます。
近年じわじわと若者の間で増えているという性感染症『梅毒』。もしも感染したら検査に莫大な費用がかかったり、最悪死ぬの?と不安な方もいるかもしれません。今回はどこで?いくらかかる?そんな梅毒の検査についての悩みを徹底的に調査したいと思います。


梅毒とは?


梅毒とは?

梅毒とは、梅毒トレポネーマ というウイルスが原因で、第一感染は性交渉のみでしか移ることの無い性感染症です。二次感染としては母子感染が挙げられるのですが、現在では早期治療をすれば比較的怖くない病気というイメージがありますね。事実、昔は不時の病とされていましたが早期治療で完治することが可能となっています。

日本では1500年頃に鉄砲の輸入と共に持ち込まれたとされており、沖縄で大流行した歴史があります。また、歴史的な武将の幾人かは死因が梅毒である可能性も示唆されています。1943年にペニシリンによる治療に成功して以来、感染して死亡するというケースは激減し感染自体も落ち着きを見せてきました。

しかし、2015年頃より日本、とりわけ東京においては梅毒患者が増加しているというデータがあります。これは、HIV感染者数と共に先進国では有り得ない増加の一途を辿っており、とても身近で重大な事象であると言えます。

2014年のデータでは1471人の患者が報告されており、過去最多となっています。ちなみに2012年は875人でしたので倍近く急増していることが伺えます。とりわけ男性同士の性交渉で感染しているというデータがありますので同性愛者は殊更に注意しなければなりません。


梅毒の恐ろしさ


梅毒の恐ろしさ

梅毒は恐ろしい厄介な病気ということは認識している方が多いですが、筆者が周囲に聞いてみますと症状の詳細を知っている人は少ないように感じました。

まず梅毒は、他のクラミジアなどの性感染症に比べ感染率が非常に高いことが特徴です。自覚症状としましては感染から3週間後に、性器であったり手指、口唇、校門などに硬いしこりが幾つも現れます。この際に太腿のリンパ節が大きく腫れる人もおり、痛みが伴う場合もあります。

しかし、数週間経つとこれらの症状は嘘のように消えます。また、喉のみに感染していた場合は口唇ヘルペス等と勘違いし比較的重大であるという考えに至るケースが少ないのです。これを第一段階と呼びます。

第二段階は、数ヶ月が経過した頃に全身であったり、皮膚や粘膜の一部に赤い枝豆ほどの発疹が現れます。脱毛などの症状を引き起こす可能性もあるのですが、やはりこれらの症状も数ヶ月経過すると消失してしまいます。

そして第三段階(最終段階)としては、第二段階から数年経過するケースもあり忘れた頃にやってきます。以前よりもより大きく硬い湿疹が現れ、まるでゴムよのうなしこりが身体に散ります。これでを放置をしてしまいますと最終的に神経であったり心臓にまでウイルスが入り込み、最悪死に至るケースがあるのです。

恐ろしいのは、症状が継続的ではなく一度消失するという点です。第一段階で現れた時に放置をし、更に第二段階でも気に留めなかった場合、治療が困難となる恐れもあります。そして、自分が梅毒であると認識していないために性交渉で多数の人に広めてしまうのです。


検査するには何科へ行けばいい?


それでは、もしかすると梅毒かもしれない…と不安な場合にはどの診療科にかかれば良いのでしょうか?

可能ならばパートナーと二人で婦人科ないし泌尿器科へ赴くことが好ましいのですが、一人でもいずれかの病院へ行けば検査をすることが可能です。

基本的に女性ならば婦人科ないし産婦人科へ、男性であれば泌尿器科をお勧めします。しかし、発疹などの症状が出ている場合は皮膚科で検査を受けることも可能です。また、性感染症を主とする性感染症科でも同等に検査をすることが出来ますので、最寄にある病院を調べてみましょう。


梅毒の体験談


実際に梅毒にかかった場合、その症状は様々です。どの性感染症でも言えることですが自覚症状が出る場合とまったく無い場合があり、とりわけ症状が皆無の場合は重症化したり感染を広める恐れがあります。実体験を元に、どのような症状が現れたのか見てみましょう。

■30代主婦のケース
結婚生活3年目の頃、突然手や足に謎の湿疹が現れ、肌荒れかな?と思っていると斑点がどんどんと広がりお腹や背中も発疹だらけになった。結果的に夫が風俗に行って感染したことが発覚。自分自身は第一段階だったが、夫は第二段階まで進行していたとのこと。妻はすぐに投薬で関知、夫は半年ほど時間がかかった。費用は総額5万前後。

■20代女性のケース
たまたま婦人科にかかるきっかけがあり、血液検査をしていると梅毒と診断される。驚くことに第一段階にもかかわらず発疹等の自覚症状がまったくなかった。幸いにも検査をした際はまだ初期だったために、2週間に一度の通院、診察で約半年程で完治。

他にも調べてみて共通している点は、『自覚症状が少ない場合が多い』、『平均すると半年は通院が必要』ということではないでしょうか。たとえばクラミジアなどの性感染症は一度薬を貰い服用するだけで完治をしますが、梅毒はそうはいかない厄介な病気だということが分かりますね。


梅毒の検査方法は?


梅毒の検査方法は主に2種類ありますので覚えておきましょう。

一般的には抗体を調べる『梅毒血清反応検査』が行われています。つまり患者である場合は採血をし、その血から様々な原因を探る方法です。そしてもうひとつは『病変から直接菌を検出する』方法があります。

■梅毒トレポネーマを直接検出する
梅毒トレポネーマを直接検出するには、初期硬結という症状が見られる感染部分(病変部)から漿液(しょうえき)というものを顕微鏡にて目視し確認する方法です。

■脂質高原を用いて検出する
別名ガラス板法、RPR法と呼ばれています。血清と抗原を反応させることで有無を確認します。この方法は診断のみならずどの程度進行しているのか等、治療の際にも目安とするデータが得られるとのことです。

■トレポネーマ抗原(t.p.抗原)を用いる
梅毒の原因のトレポネーマに対する抗体の反応を調べることで、梅毒の感染の有無を確認します。しかしながらこの方法では時期によっては正しいデータが得られませんので、比較的に感染しているかどうかの初期段階でしか通用しない点が特徴です。


梅毒の検査時期は?


梅毒はいつ検査すべきかといいますと、トレポネーマ抗原は感染から3週間~6週間程度経過していないと検査で陽性反応を示しませんので、確実に正しい結果を得られる時期は、不安とされる性交渉から6週間経過後、ということになります。

ちなみに、検査の結果は即日に分かる可能性もありますが最長1ヶ月程度分からない場合もあります。これは症状など様々な要因で変わってきますので、検査の結果が出るまでは決して性交渉はしないようにしましょう。


梅毒の検査結果の見方


続いて病院で検査をした際の診断結果の見方についてまとめます。医師の口頭で詳しく具体的に説明をしてくれる事は確実ですが、自分の目で確認するためにも是非把握しておいてください。

STS検査とTP抗原法を調べた結果、その両者が+か-かによって様々なことが判明します。

・STS(-)、TP抗(-)の場合
梅毒に感染していないと判断されます。これは性交渉から6週間前ですとこのような結果をもたらすこともあり得るので、日をおいてもう一度検査をする場合もあります。

・STS(+)、TP抗原(-)の場合
こちらも梅毒には感染していないと判断されますが、やはり早期の場合は再度改めて検査をする必要が出てきます。

・STS(+)、TP抗原(+)の場合
梅毒に感染していると判断されます。もしくは治療が終わった後に病原菌を持っているというケースでも当てはまります。

・STS検査(-)、TP抗原(+)の場合
上記同様に梅毒に感染していると判断されます。

しがしごく稀に、妊娠している時や腎臓の疾患がある場合において、誤った診断が出ることもあります。時期や自覚症状などから複合して検査結果から梅毒であると診断することが妥当といえるでしょう。


梅毒検査は無料?


梅毒での費用は病院や地域などによっても異なってきます。しかしながら診察時に何かしらの症状が出ている場合や検査結果が即日要請だった際には即保険が適用され3割負担ですみます。ただし、性感染症の検査においては保険適応なのか適応外なのか病院によって異なってくるとのことですので、事前に確認をしておきましょう。

ちなみに保険適応外ですと、
■診察料:3,000円~
■検査代3,000円~5,000円
■薬代3,000円~
が相場となりますのでご確認ください。とりわけ薬代は進行時期によっても異なってきます。この3,000円というのは第一段階であり、第二段階まで進行をしていると、治療期間は2ヶ月程度で最大25000円程かかる可能性もあります。


女性の梅毒検査は婦人科でもできるの?


たまに梅毒や性感染症かもしれないと不安な人、とりわけ女性では婦人科へ行くか悩む方もいます。梅毒かもしれないとお思いの場合は婦人科へ行くことは勿論大丈夫です。

近年では比較的若い女性が梅毒以外にも様々な性感染症を患っている例が多く報告されていますので、各病院も性感染症検査に対しては迅速かつ柔軟に対応してくれる筈です。検査内容は泌尿器科など他の診療科と変わりなく血液検査が主となります。


自宅でもできる「梅毒検査キット」


梅毒の不安があるけれど病院は恐い…という方に朗報です。なんと自宅で梅毒の検査をすることが可能で、自ら採血をし郵送するだけで結果が分かるキットが存在します。

参考:STDチェッカー
※男女共通

価格も3,000円程度なのでリーズナブルです。また、付属のアンケートのような用紙もあるのですが、匿名かつ住所を記載する必要もありませんので、気持ち的に安心できますよね。ランセットという指先をチクリと軽く刺すだけで採血できる機器が付属されていますので、採血とアンケートを回答後に指定の封筒へ入れて郵送するだけとのことです。

検査の結果は受付日から3~5日後の21時には分かるので早期発見も可能です。ただし感染直後ですと陰性になってしまう恐れがありますので注意してください。先にも述べましたように、梅毒は感染から6週間以上経過していなければ確実に陽性と出るとは限らないためです。自宅で検査する場合も6週間程度は空けてから行うようにしましょう。


梅毒だと診断されたら…


もしも自分が梅毒に感染したとしたら…と考えると、とても不安になりますよね。梅毒と聞くとやはり他の性感染症と比べて恐怖心は増すものかと思います。

しかしながら現代では医療が発達しており然るべく治療さえすれば必ず完治する病です。また、死に至るような重要な疾患になるまでに10年近くの期間を経なければなり得ないということですので、それまでに一度でも性病の検査を受けることがあれば必ず発見できる病気ともいます。基本的に薬を服用するだけの治療で済みますので(稀に重症の場合は点滴もします)、痛みなどを伴うということはほぼありません。

第二段階までならば半年程度の通院で完治を見込めますし、発見が早ければ早い程に完治までの時間は短くなります。少しでも怪しいと思われる症状であったり性交渉があった際には必ず検査を行うようにしましょう。上記で紹介しましたように、病院などへ赴かなくても匿名で調べるキットもあります。ただし、自分でキットを使用し陽性だった場合や陰性でも不安が拭えない場合は勇気を出して医療機関を頼ることが重要になってきます。

現代では放置さえしなければ梅毒=死に直結する病では無いということを覚えておきましょう。しかしながら同時に、梅毒=感染率がとても高いということも忘れないでください。

いかがでしょうか?これ以上、感染を拡大させないためにも一人ひとりが梅毒含む性感染症へのリスクをもっと深刻に捉える必要があるでしょう。少しでもおかしいな、と思ったら即病院または自宅でキット使用を推奨します。

以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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