意外と知らない!なぜか運動しても太ってしまう、本当の理由

意外と知らない!なぜか運動しても太ってしまう、本当の理由

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この記事を書いた人
パーソナルトレーナー
KUBOTA TRAINING
大学時代、アメリカへ留学中にパーソナルトレーニングの仕事をしていた筋トレ大好き26歳のクボタです。誰でも簡単にモテる身体が作れる筋トレ方法を教えています。現在はpanpan編集部にて、トレーニング仲間と3名体制で専門的かつ初心者にも分かりやすい記事を執筆しています。
ダイエットと言えば運動、運動すれば痩せられる。そう思っていたのに…。運動しても痩せるどころか太っちゃうんですけど!そんな方々必見!意外と知らない!なぜか運動しても太ってしまう、本当の理由を徹底解剖しちゃいます。


正しい運動の方法を理解していない


正しい運動の方法を理解していない

運動をする。と言ってもウォーキングやジョギング、フィットネスに通ったりテニスをしたり…人によって方法は様々。ダイエットには運動が良いと言っても、ただ動けばいいというわけではありません。正しい方法を理解して行うことが大事なんです。

例えばウォーキングを行う際、しっかりと足をあげ、踵から着地してつま先を最後に離す。そんな動作を意識しながら行っていますか?ジョギングを行う際、ペースを意識したり、20分以上の有酸素運動になっていますか?関節を正常に動かすことで、筋肉が積極的に使われていきます。

筋肉が動くことでエネルギーが多く消費されるのです。筋肉があまり動かない運動をしては、せっかく時間だけかけても疲れるだけでカロリーは消費されません。動いているのに痩せない!と思っている方の多くは、「運動していても筋肉があまり動いていないからエネルギーを消費しない」ことが原因なのです。


運動することで食事量が増えている


運動することで食事量が増えている

運動すると凄く疲れますよね。その分、エネルギーもたくさん消費していると思いがちです。でも実際には、運動で消費するカロリーって少ないってご存知でしたか?運動した!という達成感や安心感で、「動いた分食べなきゃ」という義務感や「少しくらい食べても大丈夫」という甘えに陥りがち。

また、運動で消費する多くは「糖質」なので運動後は「糖質」を体が求めます。パンやごはん、甘い飲料水やお菓子を摂りたくなっちゃうんです。その欲求に素直に従っていることも運動しているのに太ってしまう原因として挙げられます。

3キロ走ったとしても消費できているカロリーは精々ごはん1杯分。それなのに「少しなら」と食べてしまっては太るのも当たり前ですよね。まずは、運動してもさほどカロリーは消費されないということを理解しましょう。


ダイエットなど食事の摂り方が原因


既に挙げている通り、運動で消費するカロリーは意外と少ないものです。そこで、少しでも体重を減らそうと、運動と一緒に食事制限をする方がいます。その食事の摂り方が間違っていると、せっかく運動しているのに太ってしまうんです。

例えば、「朝起きれないから朝ごはんを抜いている」、「食事を1食抜く」と言った食事の回数が1日3食ではない人や「食事量を減らすためにお菓子だけにしている」、「ひたすら食事制限をしている」と言った方法を選ぶ方が後を絶ちません。

しっかりと理解すべきなのは、栄養不足は新陳代謝を悪くして日頃の消費カロリーを減らしてしまうということ。食事を極端に減らすと体が危険を感じて逆に脂肪をため込んでしまうのです。一時的に体重は減っても体脂肪率が上がり後々体重が増えてくるのです。しっかり3食食べて栄養を摂ることが運動の成果を上げるために重要なんです。


不規則な生活、睡眠時間が十分でない


睡眠不足がダイエットにとって天敵なのはご存知ですか?睡眠不足は太ってしまう原因をいくつも作ってしまうんです。まず、睡眠不足に陥ることにより食欲を司るホルモンが分泌異常を起こします。食欲を抑制するホルモンが減り、食欲を増加させるホルモンが増える。結果、カロリーの高いものが食べたくなったりします。

さらに睡眠不足は体にとって緊急事態です。正常な状態ではないので、体が危機を感じ、エネルギーの消費を抑えようとします。結果、脂肪を溜め込みやすくなり、カロリーが消費されづらい体になるのです。そして新陳代謝の低下へと繋がります。

睡眠不足の人は睡眠を十分にとった人よりも筋肉量が減るという統計があります。筋肉量が減る=新陳代謝が落ちる。普段のエネルギーの消費すらも落ちてしまうのです。結果、いくら運動をしても脂肪がたまりやすく、エネルギーが消費されない体質になってしまうのです。


ストレスを感じている


よく「ストレス太り」という言葉を聞くと思います。実際に「ストレス太り」という現象は存在するんです!ストレスで肌が荒れたり、胃が痛くなったりと私たちの体はストレスに少なからず影響を受けています。そして、ストレスは太ってしまう原因にもなるのです。

ストレスを感じると、脳はドーパミンという物質を分泌します。この物質は食欲を増加させる働きがあるんです。さらに睡眠不足のときと同様に食欲を抑える物質が分泌異常を起こし、減少してしまうんです。結果、食欲がいつも以上に増し、食事量が増えてしまうということも。

ストレスを感じると睡眠不足に繋がる方も非常に多く、ダブルでホルモンの分泌異常に繋がってしまうなんてケースも…。ダイエットがストレスとなり、結果として食欲が増すケースは多いです。まずは無理のない運動をこころがけましょう。


周りの環境に釣られている


実は面白い調査結果があります。32歳以上を対象に約12,000人を調査し、太った友人や兄弟、パートナーを持つことで自分も肥満になる可能性が約40%~60%も上昇することが分かりました。

普段から行動を共にすることで食事や運動が似る。それにより摂取カロリーや消費カロリーが近くなり、体型が似てきてしまうと言われています。さらに周りが太っていることで、自分はまだ大丈夫。という安心感が生まれていることもあるでしょう。

体重計に普段乗らない人は乗っている人よりも体重の減りが少ないというアメリカの大学の発表があります。日頃の自分自身の管理も重要です。自分は自分、そう思う強い心がないと周りに流され太ってしまうことに。まずは自分の周りを見渡してみましょう。太っている人が身近にいませんか?もしいた場合は、確固たる自分を持って行動しましょう。

いかがでしたか?運動すれば痩せる。なんて思って安心していた方は要注意!私たちの体には太ってしまう要因がたくさんあるんです。そのポイントをしっかり理解して太ってしまう悪循環を断ち切りましょう♪以上、panpan(パンパン)編集部からのお届けでした。

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